アカメが斬る
「アカメが斬る」はタカヒロさんがシナリオを書いている少年漫画のアニメ化(アニメの方は「シナリオ監修」という肩書き。想像だけど、漫画からアニメ化する際に手を入れたシナリオに問題がないかチェックするという役所だと思う。だって別に「シナリオ」の人がいなかったから)。
ちなみになんでこれを見る気になったのかというと、地味に経緯がある。
1.Vitaの体験版でプレイした「彼女はオレからはなれない」が意外と面白かった
2.思わず昔録画した「真剣で私に恋しなさい」の動画を見てテンションが高ぶる
3.勢いで久々にギャルゲーを買おうかと、この2作や「クリミナルガールズVita」の値段などを調べる(ちなみにマジ恋は続編である「S」の方)。高いと言えば高いし、買えると言えば買える。
※今月のスマブラはスルー決定だけど、来月のモンハンはまだ思案中。だってそれ買うとボーダーランズの新作と合わせて2本一ヶ月に買うことになっちゃうから。
4.しばしYoutubeで動画を見て心を落ち着ける。
5.その最中、一瞬で気持ちを持って行かれる「CM」に遭遇。「こりゃどう見ても京アニだろ」と僕が言うが早いか、後ろでスマホをいじってた娘が、
「なぎさん!?」
と食いついてくる。「やなぎなぎ」や「supercell」の大ファンである娘には、CMのバックで流れている声にすら超反応なのだ。っていうか思えば僕もCMバックの尾崎豊に超反応したことがあったっけな、と思う。
●Z会「クロスロード」120秒CM
https://www.youtube.com/watch?v=AfbNS_GKhPw
6.調べてみたらそれは「クロスロード」という「Z会」という通信制の塾のCMで、主題歌もクロスロード、監督新海誠、アニメは田中将賀だった。
7.もう一段調べてみると、田中将賀はとらドラの作監でもあり、京アニが直接手を下した作品ではなかったが、氏のウィキペを読んでシミジミ、
この肩書き、カッケーなぁと感心する。
8.そして「人から入る」ってやっぱあるよなぁと思い、ふと、
そう言えばタカヒロさんって今何か作ってるのかな
とみなとそふとの公式を覗くと、、、
9.件の作品と、PCの新シリーズ(つってももう発売は2年くらい前。つか一度はブログでも取り上げてる可能性はあるけどスッカリ忘れている。当然やったことはない)の情報が。
10.とりあえずPCゲーの方は「シナリオがタカヒロではなくさかき傘」である点でモチベダウン。さかき傘さんはつよきすのノベライズでかなり僕好みの展開を披露してくれた人であり、つよきす3学期のライターでもあるが、
初代つよきすの熱烈なファンである僕には、どこか「ファン目線」なニオイが払拭出来なかった人
でもある。
11.となればシナリオも担当している「アカメが斬る」の方がむしろ僕好みである可能性が高い。
・・・検索して視聴した次第。
つかここまでのエピソードをここまで詳細に書く必要性が果たしてあったのかとは思うが、
人に歴史有り
そう言いたかったのだよワトソンくん。
さて、そんなアカメだが、
世界観は中世ファンタジー。モンスターもいるし、剣と魔法の世界という雰囲気
正直この世界観で「今」売れるアニメ、フックするアニメが作れるのか、とも思ったが、
そこはタカヒロさん、さすがの仕上がり。
もうただのアニメなのに、
見ているだけでギャルゲーをやっているような錯覚に陥る作り
最初こそ面倒なキャラ紹介がウザさを禁じ得なかったが、
※現時点で2話まで見終わっている
1話後半からイイ感じのパターンに入り、
これが「必殺仕事人のパロディ?」であることに気付いてからはむしろリラックスして見ることが出来た。
正直殺しを題材にした作品なので、いつものタカヒロ作品のようなラブラブなコメディ展開ばかりは期待できないが、それでも女性陣が、、、
・ゴリラ女
・天然メガネ巨乳
・ロリツイン
・隻眼銀髪ショート
ときて、
いつもの黒神ロングに、プラス本作はアカメ=赤目
なんなら漫画→アニメときてVita版ギャルゲーからの18禁エロゲーという前代未聞のメディアミックス展開すらあり得そうなくらい、
役者が揃ってる。
※ちなみに男性陣も「リーゼントゲイ」に「鉄板の変態」がいて、しっかり脇を固めている。つか、これだけの人数が短時間に「入ってくる」のは、既にこちら側に「受け入れる準備」が整っている証でもあるだろうな。
とりあえず世界観は手強いけど、評価は★★☆とそれほど悪くない。
特筆して好きになるにはちと暗すぎ&黒すぎな部分があるけど、とりあえずもう少し見てみてもいいかなというところではあるかな。つか現在もまだ放送中らしいのだけど、いかんせん放送してるチャンネルが少なすぎだよな。BS除くと2チャンネルくらいだものな。
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