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2014年11月11日 (火)

シドニアの騎士

知らない人にはピンと来ないと思うのだけど、まぁアニメの話。以前noriくんが「友達はシドニアの騎士がいいって、、、」とLINEで連絡をくれたのだけど、

 その時点では「シドニアの騎士が何なのか」がわからず、

結局ほったらかしにしてしまっていた。アニメなのかな?マンガかな?映画って可能性もあるぞ!?まぁラノベの可能性は低いでしょうけど、、、的な。

で、つい昨日、ゴローさんもまた「シドニアの騎士を見なきゃアンタの部屋にコロニー落とすぜ!?」と脅してきたので、とりあえず1話だけ見てみた。ちなみに今日はこのネタ、それも1話だけの感想なので、内容的にはそう大したことはない。

作ってるのはポリゴン何とかというスタジオ。でもまぁ絵的にはボンズとかIGとかの、
今風の「ジャパニメーションっぽいCG」のヤツ。

最初にクリス評価を書くとするなら、

 上ったり(いい評価)下ったり(イマイチなところ)しつつ、、、★★★。

あらすじは、、、
※毎回のことながらあらすじ書くのって難しい。みんなも一度書いてみるといいと思う。文字数制限がなくても結構書けないよ!?っていうか本作は特に書きづらい・・。

地球とは別の場所、、、。コロニーには性別やエネルギー補給(食事)を超越した新人類と、地下に住む旧人類が住んでいて、100年も前に襲ってきたエイリアンに対するロボットの操縦訓練を続けていた。地下で旧型のロボットシミュレーターでハイスコアをたたき出していた主人公は、保護者である祖父が他界し、食べ物を求めて地上に。そこで他の訓練生たちと対エイリアンのチームに編入することになるのだが、、、。

 スゲェシリメツレツ。ちなみにネットで探したお手本のあらすじは、、、
※僕はこれを一切見る前に書いてます。

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太陽系が奇居子(ガウナ)と呼ばれる謎の生命体によって破壊されてから1000年後の世界。地球脱出に成功した人類の一部は、種の存続を賭けて繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する播種船を建造、奇居子から逃れつつ植民可能な惑星を探していた。

播種船の一つシドニアの最下層部で誰にも知られずに生活していた谷風長道は、共に暮らしていた祖父の死から3年後のある日、尽きてしまった食料探しのため、祖父の遺言を破り上層部へと向かうが、そこで拘束され、自身に船員として登録記録がなく祖父も15年以上前に死亡扱いになっていたと知らされる。谷風は事情を知るシドニア艦長小林の庇護の下、人型兵器衛人の操縦士訓練生として抜擢され、星白閑や科戸瀬イザナら同期の仲間と共に正規操縦士を目指すことになったが、そこに100年ぶりとなる奇居子が襲来する。

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上手いな~。っていうか固有名詞をバンバン書くのは、

 見てる側から忘れてる自分には無理だな。

でもまぁそういう話。結構重め。でも!

 始まってすぐにサービスカットっ!

テンションは大きく上がった(50%くらい。あと一回でスーパーハイテンション!)

メカのデザインは比較的シンプルながら、マーキングや汚れ、キズなどを加えたトゥーンレンダリングのポリゴンのため、ヴァルヴレイヴのようなキラキラした感じはなく、デザインのシンプルさから、マクロスフロンティアほどの贅沢さもない。ただ、

 要所要所で大量のオブジェクトを表示するシーンがあり、

これがとてもイイ感じに戦闘シーンのメリハリになっている。というか、

 冒頭これがあったから見る気になった(掴みが良かった)。

たとえて言うなら「オネアミスの翼」のロケット発射シーンのような、
※あれほど凄くはないけど。
演算にどのくらい時間掛かってるんだろうというようなシーン。
※当然手描きじゃないだろうから。

あと、非常にニッチな例えだけど、メカの演出はメガCDの「シルフィード」にスゲェ似てると感じさせた。
https://www.youtube.com/watch?v=H6LDawkDvYc

ディティールは全然本作のが凄いのだけど、何つか「根底に流れてるモノ」みたいなのが、「かっこいいと作り手が感じているモノ」みたいなものが似てる感じ。そしてそれは、

 そのまま僕にも訴求した。

ちなみに「だったら何がダメなのか」って話なのだけど、

 キャラの表情がダメ。

フルCGだからってわけじゃないと思うのだけど、「009」にも同じような手触りというか、そもそも「感情がない人間として描かれているわけではないはずの人」が、あまりに感嘆に欠けるリアクションをされると、

 あ、え?

って感じにおいてけぼり感に苛まれる。なんつか、

 熱くあるべきとは言わないけど、もちっとリアクションしてくれないと、、、

という感じになる。

同じフルCGでも、アドベントチルドレンにはそういった感じは抱かなかったわけで、その点どうにもマイナス感が出てしまう。僕の好みと言ってしまえばそれまでかも知れないけど、今思えばIGやボンズが「嫌いだった」のは、こういう「感情表現を抑えてたから」だったことすら思い出された。

 それを補えるメカ演出やエロがあるから6点の評価に繋がったのだけど。

オープニングとエンディングの曲は、(好きな人には悪いけど)僕には「箸にも棒にも」という感じ、神撃のバハムートのEDが「異常に好き」だっただけで、まぁ、

 普通飛ばすでしょ

というレベル。つっても他のほとんどの作品が「箸棒」なので、加点もされないかわりに、減点もされないけど。

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オススメ出来るかと言われたら、「ロボットモノと、IGの009が好きなら」間違いなくオススメ出来る。逆に、両方嫌いなら間違いなくオススメ出来ない。今日日ロボットモノが嫌いな男子は少ないと思うので、実質「トゥーンシェードの表情が弱いポリゴン人形」の好き嫌いが、本作の評価に直結してる気がする。
※あくまで僕の評価ね。

メカや戦闘、あと「重そうだけどわかりやすい」話は、ガンダム系と比べ遥かに間口が広いと思った。「対エイリアン」はマクロスやトップをねらえ以外でも枚挙にいとまがないだろうし、相手が人間じゃないというだけでもちょっと安心感がある。

表情がマイナスでも、ちょっとしたエロシーンはとっても嬉しいし(そこまでぶっちゃけるべきかどうかはともかく)、何より、

 一話のラストの「惹き」の上手さは、かなりのレベルだった。

あれで二話が見たくならないという人は、相当なもんだよな、と。

ゴローさんには、ガンダムビルドファイターズでけちょんけちょんなことを書いてしまったので、よっぽど「もうクリスに言うことはない」って思われちゃったかも知れないけど、

 好きなら好きと、嫌いなら嫌いと正直に言う(言われる)覚悟

を持って、これをオススメいただけたのは、ホントに感謝です(^^。ありがとうです。

まだ一話しか見てないけど、すでに結構な数出ているので、続きを見るのが楽しみ。でも今は結構ゲームが熱いから、、、って感じですかね。

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コメント

そいえば確かに最初は人物が露骨にCGモデルな表情だった!
先は長いけど4話には、作る側、見る側慣れるのか違和感なくなります。これは先のコメントの公約守れると思います。

多少リップサービスもあるかな?と勘ぐりつつ、受けたようでホッとしました。
ゲームのお時間が空いたときに是非続きをご覧いただきたいです。
それと効果音は、なぜか映画トランスフォーマー手がけたところらしく、小ワザが効いてます。アニメでも効果音は大切なのだと気づかされましたよ。
エンディング曲は確かに飛ばしていいかも…ただオープニング曲はスルメであります。歌詞が実は熱いのです。

投稿: ゴロー | 2014年11月14日 (金) 13時00分

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