今期アニメ 七つの大罪ほか
オススメされて見てみたところ、
かなり良かった!
「七つの大罪」はラノベだか漫画だかが原作の今期の秋アニメ。中世っぽい剣と魔法の世界が舞台で、いわゆるファンタジー系、キャラ立てをしっかりしてる点では「アカメが斬る」にも通じるが、あれと違うのは、
作画がずっとイイ。
というか、キャラデザイン、たぶん作画監督がしっかりしてるのだと思う。見ていて、
悪くないな~
って思うことが多かった。
「キャラ作画がイイ」というとGのレコンギスタにも通じる部分かとも思うし、最近のアニメは、
※「異能バトル」も「甘城ブリパーク」も
結構しっかりと描いているから、特筆した点としては「弱い」と思われるかも知れないけど、
単純に「好み」という点で、「七罪」は一歩リード。
正直オリジナリティがあるとは言えない。具体的に、かつ強引に例を挙げれば、
・主人公は「ケンイチ」みたいだし
・ヒロインは吉崎観音っぽい
・一話の敵役や途中合流の巨大娘は「出来の悪い鳥山明アニメ」みたいだし
・作画の方向性にワンピースの影響も感じたりする。
ただ、それら全てひっくるめると、
結構イイ感じ。
というか主人公が特にイイ。
あまり詳しく書くと、見た時につまらなくなるから、設定的なところから説明を詰めていくけど、、、
「七つの大罪」とは、聖騎士を含む王族に敵対した「7人の大罪人」たちのこと。つってもこの世界での聖騎士は結構腐敗というか、まぁ「悪く」て、実際には大して悪いこともしてないし、もっと言えばその最初の罪すらも単なる「ワナ」「えん罪」だったりする。
王様は幽閉され、とにもかくにもこの世界ではこの伝説の大罪人を捕まえて処刑しろ、みたいな?
一方幽閉された王様を救うためヒロインちゃんはこの7人を集めて協力してもらうために旅に出て、、、みたいな。
ゴローさんから「バトルが派手」と聞いて、正直「どうなの?」と思っていたけど、
非常に良い意味で裏切られた。
つまり、
「いい意味で派手」だった。
もっと言うと、
ある種ドラゴンボール的。
アニメのドラゴンボールは正直イマイチだと思ってるけど、それでもあの原作からの落とし込みにより、それなり以上には見られるものになってた。
七罪のそれは、ある意味「そういうドラゴンボール的」。
過度な期待はダメかも知れないけど、
圧倒的に強いヤツというのは、いつの世も魅力的だったりする。
主人公のキャラはそんな中でも素晴らしく良い。
・見た目はちびっ子。つかショタっぽさすらある。その筋の人狙いか!?とすら思う。
・でも超強い。
・ひょうひょうとしていて常に余裕しゃくしゃく。
・イイ感じにスケベ。でもいやらしさは全然感じさせない。
彼が画面に出てるだけでちょっとテンションが上がる。あとヒロインちゃんも出てるとテンションが上がる、、、つかヒロインの名前は言ってもネタバレになんないか。エリザベスちゃんと言う。彼女も作画がいいので落ち着く。
マスコットキャラのブタのフォークも「嫌味にならない」「邪魔にならない」程度の脇役で、全く持って悪くない。
正直4話目でやや失速してしまったのは否めないけど、1話の「惹き」はかなり強力。一気に見ちゃったのでトータルしてもなおその惹きを引きずってしまっているから、
現時点でのクリス評価は★★★☆とかなり高評価に。
はやく続きが見たい感じだな。っていうか、
主人公だけでも一見の価値有り
というのが「クリス評価7点」の裏付けだな。
あ、一点どうしても僕に合わないというか、嫌いな点があった。
主題歌がいきものがかり。
ダメ。はっきり言って全く作品に合わない。これにしたヤツはライバル会社のスパイなんじゃないかと思った。飛ばすにしても毎回キレ気味になる。思い出しただけでもムカムカしてきたので評価は★★★に下げることにする。
●ガンダムビルドファイターズ(最初のシリーズ)
これも同時にオススメいただいたのだけど、
ごめんなさいこっちはダメでした・・・。
タイトルが表示された時点で、
半分寝てた。
ヒロインも出てこないし、主人公も全く魅力を感じることも出来ず、ガンプラの説明が冗長で、そもそも、序盤で嫌なヤツが出てきた時点で再生ストップ。嫌なヤツはダメなんだよね。
作中のキャラではなく、作ってる人間にイラ立ちが向いちゃうから。
クリス評価はとりあえず0点かな。10分しか見てないけど。
せめて序盤の惹きがもう少しあれば、って感じ。
●寄生獣3話
既に原作漫画で読んだ記憶が薄れつつあるので、正直微妙というか、
あの先生、もっと綺麗に描いて欲しかったな
ってのが正直なところ。原作のイメージ通りと言えば聞こえは良いけど、他キャラ、ミギーも含めレギュラー陣が揃って
僕好みのアレンジ
がされていることを思うと、ちょっと失速しちゃった感じ。惜しい。
●デンキ街の本屋さん4話
ますます仲間内でのラブラブさがヒートアップ。非常に「悪くない」。エロ本Gメンのお姉さんも素晴らしいし、ひおたんのキレもいい。先生の女子力のなさも嫌いじゃない。ソムリエくんの自宅の場所も愉快。つかソムリエくんはモテるよな。どう考えても。思わず2回見ちゃった。
一回ずつのエピソードなので、特に続きが見たいというわけではないのだけど、毎週楽しみだな。
●甘城ブリリアントパーク1話
娘も「録画してあるけど見てない」と言っていたけど、いやいやどうして、
面白くなかった。
最初の10分で停止。お客さんがほとんど来なくなったテーマパークとか、
切なくなると同時に、「1日2000人『しか』来ない」という設定に、大いにイラ立ちが募った。
以前行った「夜の動物園」。わずかな時間ではあるけど、3000人限定って、
かなりの混雑だったよ!?
ホントに2000人来てないテーマパークの人が見たらどう思うんだろって思った。
それで見る気が完全にゼロになった。
録画も全て削除。クリス評価はとりあえず0点。
●アカメ17話まで
面白いわけじゃないんだけど、ここまで来たら最後まで看取りたいという気持ちで見てる感じ。作画もかなり質が下がってきてて、何というか、
ある意味人気(ひとけ)のないテーマパークに来てるかのよう・・・
どんどん死んじゃう流れは、下手したら原作無視で、
最後にはアカメも死んじゃうのでは?
なんて懸念すら沸いてきてしまう。やっぱ僕は基本ハッピーな話が好きなんだよな。
その点七罪は人があんま死なないからいい。っていうか今後死んじゃうのかも知れないけど。
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バハムートは昨夜が4話。録画してあるので近日中に見る予定。これはこれで楽しみだけど、それ以上にあのエンディングソングが最高に好き。
CD買っちゃおうかしらってくらい。
nori君には「普通」って言われたけど、僕のハートにはズッキュン来たな。<いつの人だって話だけど。
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コメント
七つの大罪はオススメした甲斐ありましたね。やっぱり私も主人公のキャラに惚れたクチです。一話の騎士もどきが実は聖騎士ではない、いや十分人間離れしてるっしょ!ところがどっこい!という熱い展開が良し。原作はマンガらしいですが、アニメでゆっくり先を楽しみにしながら見続けたいお話です。
ビルドガンダムは、あれで嫌なヤツと言われと、他のアニメもオススメしにくくなります…。が、主人公機すら毎度半壊しながら戦うバトルはマジにガンダムもの随一です。
あえて追加でロボものオススメすると、フルCGのシドニアの騎士。
テレビアニメもここまで来たか…と。
クリスさんが如何にも嫌がりそうなイヤなヤツやアホなヤツが出てくるのがアレですが、CGとSFロボの相性の良さは言わずもがな、もてもての主人公を取り巻くヒロイン陣も、CGなのにちゃんと可愛らしいのは大したもの。戦闘はスターウォーズ的、日常パートはハードSFながら、シンプルで分かりやすい。
クリスさんにヒットする確率は極めて低いと承知しつつも、挙げさせていただきました。七罪との共通点はやっぱり強くて男気のあるヤツはかっこいい!ってとこかと。寄生獣最新話のシンイチしかり。
あ、Gレコは挫折しました。一体この主人公は誰の為に何の為に、積極的に戦っているんでしょう…。
投稿: ゴロー | 2014年11月 7日 (金) 20時10分
お返事はテンションで書いてしまうクリスです。大変遅れて申し訳ない。もう読んでらっしゃらないかな。ゴローさんばんわです。
アニメの感想に関しては、既にネタとしていくつか書いていますので、ザックリになってしまいますが、最近はやっぱりいろんな楽しい物があるから、どうしても失速→即離脱って感じになりがちですよね。面白ければもちろんその限りではないんですが、最初いくら面白くても
※七つの大罪とか
よどみが感じられると一気に醒めてしまったり、特に僕らの世代だと「クラスの話題に乗り遅れる」みたいなこともありませんからね(^^;。見続ける理由付けが弱くなってしまう。
そんな中、シドニアはかなりがんばってたと思いますね。原作のしばりがあるから、あまり無茶は出来ないんですが、それでもCGの良さ、コストを集中するポイントをはき違えてない感じが凄くよかったと思います。
全編お金掛けまくりは、よほどのコンテンツでなければ難しいわけですし、艦長コスプレの遊び心や、色調を統一したコストダウン、ポリゴンモデル販売のモデルケースや、ある程度すっきりとした1クールの終了など、ホントバランス良く仕上げてあったと思います。
まぁクナトを許すナガテの感性と、イザナちゃんをユニセックスにした意味不明ってのは、最後の最後まで引きずってしまいましたけど。
ご紹介戴いてホントよかったです(^^。またリスクにめげず教えて下さいませ。
ちなみに僕は好き嫌いを明確に言いすぎるきらいがありますが、その分リップサービスはほとんどしないというか、
僕がイイと言ったモノは本心からイイと言ってますので、
変な言い回しですけど、ご安心戴いて大丈夫です(^^。
※オープニングも今になってちょっと好きになってきましたし。
スターウォーズのEP5の例えは、ちとピンと来なかったり。4は4でほぼ完結してましたし、4の完成時には5はまだ構想レベルで実現の可能性はゼロだったように思いますし。
※でなければ夜逃げするようにルーカスがバカンスに行ってないと思いますし<こっちがウワサなのかも知れませんが。
低予算の話が出ましたが、「やっぱりな」という気持ちと、「ここまで来たか」という二つの気持ちが沸きました。あまりに色調が地味な事や、キャラに感じる手抜き感(ピンクの髪の子とか)、尺が短いことも含めて。でも同時に、ここまで計算に時間が掛かりそうな多数のオブジェクトを表示させる技術の進歩も感じましたね。地デジになって「ディティールの意味」が出てきたことも無関係じゃないんでしょうけど、低コストでもここまでのことが出来る=未来はどうなるんだろうって思いました。ポリゴンピクチャーズにどこか大口のスポンサーが付いて、力のある監督が思う存分大作を作ったら、、みたいな夢も膨らみますよね。
いつ始まるのかもわかりませんが、始まったら見なきゃなって感じです>シーズン2。
投稿: クリス | 2014年12月 6日 (土) 21時19分