ボーダーランズプリシークエル~その1~
届いたのが発売日の翌日。ブログのこともすっかり忘れてプレイ。「あ、」と思って時計を見たら午前3時。
そんなに面白くなかったのに、、、いつの間に!?
ある意味それがボーダーランズらしさか。
シリーズも3作目ともなると、いかにしてマンネリを回避するかということに注力される。1作目と2作目に登場した人物たちで「繋がり」を意識させ、
※まぁ3作目まで買うヤツなんて、それなりに愛着がある連中だろうし、いきなりこれから買うヤツも少ないだろうし。
舞台を月にして「フワッとした」低い重力と、軽い焦燥感を演出する「酸素要素」。まぁある意味水中みたいな操作感に近いと言えば近いけど、SF120%な世界観から「それはない」と月面が採用されたのだろう。
キャラは今回ついにあの口うるさい「クラップトラップ」
※小型のロボット。過去作ではナビゲーター的な役割でイヤと言うほど登場。
が使用可能キャラに昇格し、他が「アサシン♀」「ガンナー♀」と、航空支援の「エンフォーサー♂」。まさかの野郎1人という選択肢。
正直どいつもあんまし魅力的とは言えず、悩みに悩んでガンナーの女の子にした。理由は、エンフォーサーは屋内で絶対的に弱くなるだろうということ、クラップトラップはムカつくから当然スルー。アサシンとガンナーは、
一応FPSだから
という理由で決定。
正直ちょっと後悔してる・・・
なぜなら、
とにかくスキルが分かりづらい。
他のキャラもそうだったのかも知れないけど、説明を読むだけじゃ全然意味がわからない。まぁ割と安価にスキルポイントの振り直しが出来る
※港町に着いたら出来るようになる。
ので、あまり深く考えなくてもいいのかも知れないけど。
ただ、メインスキル自体はなかなか悪くない。クールダウン16秒に対して発動6秒。
※重複しないので「22秒中6秒使える」感じ
その間オートエイムが発動し、攻撃力、攻撃速度やらとリロード速度が爆上げされる。
最初はあんましピンと来なかったのだけど、ついさきほどボスクラスの相手にゼロ距離で使ったら、
威力の強さを実感。
とにかくリロードが超速いので、フルオート連射の銃器に超有効。「なるほどこう使うのか」という感じ。でもそれに付随するスキルはどれも未だによくわからないままなのだけどな。
・・・
とにかく月および宇宙ステーションが舞台なので、
基本、夜。
そこかしこに光源があるので、暗いという印象はないにしても、
さわやかさはゼロ。
荒廃した西部劇のような舞台がパンドラのベースだったのに、今回のは、「レッドファンクションゲリラ」みたいな、ドギツイ色目の人工建造物と息苦しい夜の世界。まぁ今後舞台は移っていくのかも知れないけど、
美しさは全くない。
あと、
水もない。
ボーダーランズシリーズと言えば、「水たまりに入っても一切エフェクトがない」で有名な作品だったが、今回はとうとう「そんなに言うならもう水たまりそのものを無くすよ!」とでも言わんばかりの対応。
2Kオーストラリア、大丈夫か!?
本作はこれまでの「2K」の本社ではなく、オーストラリアのチームが作ってるらしく、
※スタッフが違うかどうかはわからないけど
これまでの作品と比べ、
イマイチバランスが僕向きじゃない。
具体的に言えば、
序盤ですぐ死んだ。それも簡単に。
キャラもなかなか強く出来ず、
※武器の自販機が出るのもかなり先。前述の港町で初めて登場。プレイ開始6時間後くらい。
最初のボスで心が折れ掛けたり・・・
デッドリフト(DEADLIFT)という最初のボス、せっかくなので攻略法を書いておく。というか、
全く攻略出来てねぇじゃん・・・法を書いておく。
ヤツはモンハンで言うと森丘の6みたいに、縦に長いマップで戦うことになる。そこら中にあるジャンプ台を使って上下に移動し、なかなか顔を出さないボスを探しに行って、
電気の床にやられるパターン。
ヤツは「オレは平気」なトラップスイッチを入れることで、その床を強力に帯電させることが出来る。普通に汗ばんだ裸足で戦ってる自キャラがその床に降りると、
一気にシールドと体力がゼロまで削られる。つまり死ぬ。
最初から帯電してるわけではないし、階段や最下層は帯電しないので、基本はそこから狙撃を狙いたいが、
無限沸きの雑魚も結構ウゼぇ。
出入り口にはゲートがあるわけではなく、一方通行でもないが、
戻りすぎるとボスの体力全快に。こちらの弾薬、普通に据え置き。
弾薬を買いに戻るのも煩わしいところだけど、とにかく狙撃一本だと、結構弾切れになる。そこら中に弾薬ボックスはあるが、
拾いに行くとやられる<思いこみ
ので、最初はとにかくヤツが見えるところに出てくるまでジッと耐える。シールドが減ったら入り口の壁の後ろ(それより下がると体力リセットなので慎重に)で回復し、ヤツのシールドがゆっくり回復していくのを見ながら「ガマン比べ」。
まぁこの時はスキルとか全然忘れてたからな。
顔が大きく、ヘッドショット自体はやりやすいが、前述の床トラップの仕組み
※ボスがスイッチを入れるという流れ
に気付くまで、結構折れた。
今回も一旦ゲームを抜けるとボスを含め雑魚も復活する。
※名前が「UNDEADLIFT」になってたけど。
こちらのレベルも初見時より上がっていたので、よほど余裕になってるかと期待したが、
それでも死んだ。でもそこでようやっと「床システム」を理解し、階段から撃つことを学び、スキルで一気に撃ちきって倒した。
※初見討伐時にめちゃ長期戦でピシピシ撃って倒したのがウソのよう。まぁ最後は接近戦になってたけど。
とにかく、本作はこれまで以上に「FPSっぽい」気がした。
こちらはあまり強くなれず、攻略法を見つけないと倒せない。そして簡単に死ぬ。
ボーダーランズが好きな人って、そういう人じゃないと僕は思うんだがな。
FPSっぽいのが遊びたいけど、下手だからレベルとか武器とかの救済がないと無理、って人が遊ぶゲームだと思ってたがな。
なんか、テクモが作ったメトロイドみたいな?
ただまぁ何とか、どうにかこうにか、苦労に苦労を重ねて最初の町に到着し、ここで一息ついた。念願の武器自販機が何より嬉しく、狭い中にいろんな人や物が凝縮してる感じも嫌いじゃない。スロットもあり、相変わらず爆弾も吐いてくる。
※今のところオレンジ(ユニーク)がひとつもないから、スゲェ欲しいんだけど、、、。
腰を据えてお金を貯め、ゆっくりじっくり強くなっていこうという感じかな。
・・・
僕のは360版なので、自力でHDDにインストールする手順を踏む。ホーム画面のゲームの絵が表示されてる枠にカーソルを合わせ、Xボタンで表示されるメニューの中の「ゲームを取り込む」でAボタン。すぐさまインストールが始まる。12分くらいらしいが、飯を食べに行ったので正確にはわからない。読み込みはパソコン版と比べて特に遅いということはないが、
720pは1080pより表示が甘い感じはする。
細かい文字が読みづらいのは、僕が老眼ってだけじゃない気がした。
パッケージに同梱されてたコードは、とりあえず入力したけど、
何がどう変わったのかわからない。
あと、11月2日までの期間限定イベント「血まみれの収穫祭」も、
どこをどうやっても始まらない。
ネット見ても「特に準備は必要ない」とか「ネットに繋がった状態で遊べば始まる」みたいに書いてあるだけで、
全然始まらないし、土日で終わるイベントだからメーカーに問い合わせの電話をすることも出来ない。
軽く「クソが!死ねよ」と思うが、たぶんそう大した物は貰えないと自分に言い聞かせる。ただ、「ボーダーランズ、ボーダーランズ2のプレイ特典」ってのは気になった。遊べるようになるんだろうか<そんな甘い話はないだろういくらなんでも。
・・・代理店のテイクツーインタラクティブが日曜もやってるというので電話してみたら、、、
20秒10円の電話なのに、結構待たされたので、途中で一旦切っちゃった。でもってちょっと置いて電話したら、「回線が混み合ってる」と繋がらなくなった。
※その後10分おきに10回以上電話をするも、結局繋がらず。担当がふてくされて帰ったか!?
まぁそんなもんか。そもそもホントにそのイベントやってたのか怪しいもんだな。代理店も把握してないんだから。
--------
以下感想箇条書き
・ジャンプが高く、フワッとした感じなのは月面だから。でも、僕みたいに頻繁に操作ミスをするプレイヤーには、
自販機の前でジャンプするのがかなりウザい。
既に両手両足両耳で足りないくらい操作ミスをして「フワーん」してる。たぶんずっと慣れないと思う。
・一方でそのジャンプ中にBを押すことで「ドスンっ」と着地して敵にダメージを与える「スラム」はちょっと楽しい。敵も頻繁に使ってくる=ウザい攻撃ではありつつも、乱戦時やフィニッシュに使うことでちょっとしたメリハリになるし、それで倒した数で「2」から導入されたトークンも貰える。
→トークンは「射撃ダメージ0.7%UP」とかのパラメータ微増に割り振るチケット。狙って集めなくてもそこそこ溜まるけど、狙えばその分プレイのメリハリになる。
・ハンサムジャックのストーリーとすら言える本作は、序盤から彼のトーク全開。ムカつくと言えばムカつくけど、慣れるとそれほどでもなく、ある意味「ボーダーランズらしい」とも言える。「1と2を繋ぐストーリー」ということは、2で死ぬ彼が本作で死ぬことはあり得ないのだけど、
まぁいつ死んでくれても構わないよ
という感じではあるな。
・操作はほとんど変わらない。前述のスラム以外、特筆すべきは、「武器比較時に画面上に表示されてないXボタンを使う」ことくらいか。つか前作もそうだったか。しゃがみが最初からトグル(押しっぱなしじゃなく一回押したら座りっぱなし)になったのはありがたい。
・ウェイポイントが少ない。これまでにわずか2つしか出てきてない。ボリュームがありそうにも思えないし、その点でも「アクション寄り」を感じさせる。
・1作目のレギュラーはまだ出てきてない、、、かな。ローランド、ガンザーカー、あと誰だっけ?出てきたのを忘れてるだけかも。
・これまでにない武器種として「レーザー」がレギュラー入り。
※かわりにエイリアン武器がなくなったかも。
電池のような弾薬だけど、使い勝手が悪く、DPSも低く、すぐさま売却。使える武器が「なさそう」なカテゴリーだな。
・持ち物は初期値12個。相変わらずだったのかも知れないけど、超少ない。20個くらいは持ててもよかったのでは?って思った。まぁ多少は増やせるのだろうけど。っていうか今の町で倉庫とかあんのかな。
・序盤で「ファイアダメージ無効」というシールドを手に入れたけど、さすがに溶岩につっこんでも無事ってことはないと思う。でもなぜか捨てられずに持ってる。
・2同様「リコイル(反動軽減度)」のパラメータは表示されてない。でもやっぱ重要だと思う。
・・・
序盤はかなりローテンションだったけど、ようやっとスタートラインまで到達し、ホッと一息。赤箱マラソンは前述のデッドリフトを倒したあとに2個あるだけで、中身もそう大した物は入ってなかったので、現時点では全くやれそうなところはない。今作はシールド以外に「O2(酸素)タンク」も装備品にあるので、ちょっとだけ楽しみが増えた感じ。
現時点での評価は★★と低め。少なくとも1や2には遠く及ばない。でもせっかく買ったから遊びます。モンハンに未練がないわけでもないんだけどさ。誰か買った人いる?
| 固定リンク
コメント