この鉛筆を、、、
面接官「この鉛筆を、手を触れずに折って下さい」というお題。まぁ取るに足らないネットのネタスレだけど、
こういうのマジメに考えるの大好き。
スレでは、「芯を折りました。折って確かめてみて下さい」ってのが盛り上がってたけど、やっぱし「芯ではなく鉛筆を折って」と言われたら詰んでしまう。
みんなも考えてみて。
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僕が考えたのは3つほど。どれも正解とはほど遠いかも知れないけど、正直面接に受かる、印象を良くするための答えというのは、
相手の心を掴む答え
であって、へりくつや、言葉の隙を付くものではない。だから、「口はいいのか」とか「足はいいのか」とか訊いてから折るようでは、
まずそこでダメ
そんなことを思いつつ、、、
・1つ目
息で吹いて地面に落とし、「鉛筆の削ってある方」を足で踏んで、「浮いた反対側」に時前のカギを差し込み、
踏む。
落とすところに美しさはないけど、そこから先は手際よくやれば結構スマートかな、と。
・2つ目
鉛筆を手に取り、入り口のドアまで持って行って下に置き、扉を閉めて折る。最初に「手を触れずに折る」事に対して、折る以外の行為なら触れても良いと「自分で判断する」ことをプラスに捉えて貰えるかマイナスに捉えられてしまうかがキモ。
個人的には「手に触れた時点で」注意されなければ、ドアのトコロまで持って行って、
「本当に折ってもよろしいですか?
と訊くのがスマート。僕ならこの子を合格にする。
・3つ目
個人的に一番「コレは最高だな」と思った答え。
ポケットから2本のペンチを取り出して、両手で使って折る。
まさかペンチを持っているとは思わない面接官に対し、100%手を触れず、気持ちよく折れる。
それだけの準備をしてくる「ある意味常軌を逸した周到さ」が美しい。
確率的にこれをこなせる人は「0」だとは思うけど、もしいたとしたら、
「君はなぜポケットにペンチを2本用意してきたのかね?」
と尋ねずにはいられまい。そこでウィットの効いた答えが出来れば、間違いなく彼は合格出来るだろう。
「備えあれば憂い無しと思いまして・・・」
どうだろうか。
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まぁ他の人に折って貰うとか、足の指を使うとか、アゴとか口とかを使うというのは、正直あまり美しくないし、この質問の答えとしてはNOだと思う。かといって、もちろん「折れません」と胸を張って言うのが正解なわけもなく、いかに短時間で、いかにユニークな(他の人が思い浮かべられない)答えをひねり出せるかがポイントだと思うんだよね。「ペンチを2本お借りできますか?」を訊いちゃうのは超ダサイけど、「万力とバットを・・・」なら印象も変わる。
宇宙兄弟のムッタだったらなんて答えるのか、、、。ちょっと興味深い。
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