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2015年3月24日 (火)

Windows8.1テキスト内検索

XPの検索では出来ていた「ファイル内検索」が、8.1ではまんまと出来なくなっている。何つかこうまで露骨な改悪がまかり通ってると、ため息も出ないというのが正直なところなのだけど、、、。

ここまで読んで「え?出来るけど?」という人は、おもむろに「▲▲」で僕のブログのテキストを保存したフォルダを検索してみるといい。「▲▲」は特に僕が自己満足したネタの末尾に付けるブックマークのようなものだが、もしかしてもしかしたら「僕のブログのテキストを保存したフォルダ」をお持ちでないかも知れない。そういう希有な方の場合は、ご自身で一旦「内容にその記述があるテキスト」を用意して、検索してみて欲しい。まぁほとんどの人がそんな必要に迫られることなく「僕のフォルダ」を持っているとは思うが。

で、エクスプローラ右上の検索ボックスにキーワードを入れると、通常ならば入れてるそばから検索が実行されていくのだけど、

 ぶっちゃけ全部のファイルがヒットする。

アホウか、と言いたくなるが、とにかくそうなる。もちろん普通の単語なら普通に「選別」されはする
※全部がヒットするわけじゃない
のだが、それでも、

 「超絶美人」で検索すると、「超絶」と「美人」が両方入ったファイル「も」ヒットしたりする。

オレが欲しい検索結果は「超絶美人」がスカーレット・ヨハンソンであるか、ケイト・ベッキンセールであるかだったのだが、これではカタ無しだ。

だがまだ選別されるだけマシである。ただ、検索速度に関しても、XPの時のように「2回目はかなり早い」ということがない。一回目も二回目も同様に遅い。おーい、、、ホワチャ!ドンシンフィーゥ・・・。スベるのは恐れない。

数列とかも当然のように無理だったりする。たとえば「236」で検索を掛けてみたところ、その文字列が含まれるファイルもヒットはするのだが、「全く数列がないファイル」や「どこをどう探しても(テキスト内で検索をしても)全くその数列がないファイル」がヒットしたりする。

 8.1まで代を重ねてきてこのていたらく。ある意味びっくりする。そりゃXPを継続して使いたい人も多いだろうよ、と思う。

結論から言うと、都合10箇所くらいサイトを渡り歩いて、無事正解にたどり着くことが出来たので、それを書いておく。ちなみにエクスプローラを含むWindowsのオフィシャルアプリ以外で、フリーウェアをダウンロードし、検索を掛ける、という手法も、ちょっと前「7」導入時にしたようなしないようなだが、あれはあれで毎回検索するフォルダを指定しなければならない上に、「カスタム検索」で何度かクリックやら入力やらを経てようやっと、という手順だったので、まぁオススメは出来ない。つか、

 今回の方法も、XPの時と比べれば、やや面倒ではあるのだが、、、。

検索ボックスを使うのは同じ。フォルダを開いた状態で、

 入力するキーワードの前に「~=」を付けるだけ。

小さくてわかりづらいという人のために無駄に詳しく説明すると、「~」というのは全角で言う「~」であり、ひらがなが表記されているキーボードで言えば、「へ」をSHIFTを押しながら入力し、半角に変換したものだ。「=」は普通にイコールね。
※余談だけどATOKで「イコール」を変換すると記号は「=」しか出ないのだけど、最初から「SHIFT押しながら"ほ"を押して表示される"="」を変換すると、≠とか≒とかも変換候補に出すことが出来たりする。

で、

 ~=▲▲

と検索ボックスに入力すると、、、

 ついに成功!

これで「☆」の評価だったコンテンツの検索やら「△※ともちんの意」の検索やらも可能になった。
※ともちんに関しては他に△を含む文字列が相当数あるので、実質出来てはいないのだがな。

 つかよく調べたよな、こんな裏技。

キー配置的には「~」と「=」は横並びなので、慣れればそんなに入力は大変じゃない。ちなみに僕がそれを教えていただいたサイトでは、「""」でくくるとか「/」を付けるとか、いろいろ試行錯誤をしてらっしゃったようだけど、

 そんなことしなくても普通にヒットするように作れよマイクロソフト

ってスゲェ思った。特に前まで出来てたことなんだからさ。

ちなみに「7」で同じコトをしても、検索は出来ない。つかなんで?っていうかなんで8.1では出来るようになったの?って感じだ。

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こういうパソコン豆知識みたいな話は、ホント知ってる人には常識で、息をするように、カレーを食べるように、常日頃から使い倒してる人もいるとは思うのだけど、先日のHOMEの話同様、知らない人は一生知らないことだと思うんだよね。「ネットリテラシー」「コンピュータリテラシー」のスキルが高い低い以前に、

 探そうと思わない

「疑問リテラシー」というか「捜索リテラシー」というか。そりゃ探さなきゃいつまでも見つかるわけはないのだけど、それで別に困ってないってのも現実なんだよな。回り道がいつもの道でその道しか知らなかったら、近道を探そうとは思わないと思うし。
※つか人は案外近道を知った後でも、それまで使っていた道を使ってしまったりする生き物だとも思うし。ちょっと不思議だけど僕がそうだから。

伊集院がラジオで「思い出したいけど思い出せないことわざを調べる方法が知りたい」って話をしてた。もうどんな例えだったか僕自身が思い出せないけど、確かに「調べ方がわからない」ことって結構あるよな、と思う。

たぶん偉い先生とか、大手電機メーカーの開発者とかは、きっとそういう「調べ方がわからないことを調べる方法」についても研究してたりするんだと思うんだけど、もし仮に結構現実的な方法や機械、アプリが発明されたとしても、案外人はその存在に気付かなかったり、「たとえ気付いても使わなかったり、使って正解が出てもそんなに嬉しくなかったりする」生き物なのかも知れないな、とちょっと思った。何て言うか、「人は絶対自分のせいにはしない」ってのと通じる感覚なんだけど、一旦わからなかったこと
※人名とか100%の正解があることじゃないよ。念のため。
って、本当に完全に消失しちゃってることもあったりすると思うんだよね。伊集院のことわざとか特にそうで、正解を聞いてもスッキリ出来ないというか、既にその時点で、今の自分が「正解を湾曲させてたりする」ことがあると思う。

なんてわがままな、と思うかも知れないけど、

 ホント人間ってわがままな生き物だから。

正解とは全然違う答えだったとしても、自分がしっくり来ればそれはそれが最も求められていた答えなわけで、、、まぁ難しいわな。

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