プレステプラスPS3のヤツ
5月2日くらいに僕の契約した3ヶ月が終了する。まぁブラッドボーンもクリア出来たし、
※オンラインはほとんど、、、というかパッチ以外は一切使ってないけど。つかパッチにプレステプラスはいらないけど。
7日にフリープレイに加わる「ブラザーズ」もPCで堪能してクリアしているので、他のラインナップがよほど強力でない限り、一旦はスルーの体勢。
ただ、スルーすると、それはつまり今までダウンロードしていたフリープレイタイトルが遊べなくなるということなわけで、
せっかく時間を掛けてダウンロード&インストールしたことだし、
PS3の2本を、とりあえず程度でもいいから遊んでおくことにした。
つか一ヶ月近く前に配信されたタイトルの感想を今書くのもどうかとは思うけど、しょうがないそういうタイミングになってしまったんだもの。っていうか、僕の予想では、
同じようにプラスの会員になってはいても、この2本をプレイしてない方も少なからずいるのではないか、
と予想するのだがどうだろうか。っていうかそのくらい「魅力薄」というか「やるのにかなりのテンションアップがいる」タイトルだった気がする。軽く触れておく。
●神様と運命革命のパラドクス
日本一ソフトウェアの作ったギャルゲーテイストを含んだシレンライク。今日(4/27)もSteamでたまたま特集してたけど、「ローグライク」という呼称は、現状あまりにも広義になりすぎてる気がする。何つか、「遊ぶたびにマップが変わればハイローグライク」とか、「死んだらなくなる物がありますよ?たとえばお金とか、例えばレベルとか。でもどっちか一方でもそれはローグライクだし、もちろん両方でもそうです」みたいな、
もはやシレン(含むトルネコ)レベルの濃度のローグライクは、それほど多くない。
リアルタイムではないターン制で、空腹があり、ダンジョンは下層への一方通行で、もちろん死んだらいろいろなくなるけど序盤は救済があり、、、みたいな。
本作もまぁ大筋に置いてその「シレンライク」なゲームだったわけだけど、
はっきり言う、
メッセージが超ウゼェ!
何つか最初はまともに読んでたけど、途中からバカらしくなるくらい頻度が増え、長さが増し、内容は希薄なまま。フルボイスだったのかも知れないけど、
いかんせん毎回のようにチビキャラがリアクションを取る「黄金の太陽仕様」。
みなさんは覚えてます?GBAの「黄金の太陽」。面白そうな風体にまんまと騙された、会話のテンポが最低なタイトル。ある意味ヴァルキリープロファイルレベルに「僕が嫌いな」タイトル。ええ騙されたというのはまさにそういうことなわけです。
遊んだ人が期待していた内容と大きく乖離していたら、それはつまりは騙されたことになるのです。
ウソをついた人が騙すつもりが無い、単なる勘違いだったとしても、騙された、ウソをつかれたと、受け手が感じてしまったら、それはウソなのです。そう言う経験に一切身に覚えがないという人は、それほど多くはないでしょう。
つまり神様と運命革命のパラドクスも同様。
何つか、ギャルゲーっぽく仕上げるんなら、会話をサクサク読めるように、もっとスンゲェ、今の2000億倍くらい努力して貰いたい。会話だけのエロゲーギャルゲーが嫌いじゃない自分だ言うのもなんだけど、
まったく、一ミリも会話が楽しくない。
ええもちろん単なる僕の好みだとは思いますよ。楽しくて仕方ない人からしたら、僕の感想はもはや単なる悪口にしか聞こえないでしょう。
でも僕が楽しくないのは事実。
毎回チビキャラがリアクションを取るのも事実だし、
・マップが無駄に立体的で敵と自分の位置関係がわかりづらいのも事実だし、
・シレンタイプなのに上下左右の移動が斜め俯瞰ゆえに異常にやりづらくなっているのも事実だし、
・個々のアイテムの説明を見ることが出来ない時があるのもストレスだし、
・マップの構造がそもそもクソつまんねぇのも事実だし、
・序盤の説明がウゼぇのも、マップグラフィックがPCエンジン並なのも、他のキャラが全くソソらないのも、町になんでモンスターがいるかわからないのも、、、
僕にとっての事実。
つまり、人に寄っては100点かも知れないけど、
クリスにとっては0点のソフトだったって話。
久々、ホント黄金の太陽以来だわ、こんな会話シーンがクサってたのは。
●ガトリングギア
何かと勘違いしてたのか、もっと純国産のカスタマイズしまくりなロボットアクションゲームをイメージしてたのだけど、
何のことはないレネゲードやヘイロースパルタンアサルトのクローン。
つまり、左スティックで移動し、右スティックで無限に撃てるがリーチの短いマシンガンのジオメトリウォーズ操作が基本。
あとは、R1で威力が強くリーチの長いキャノンと、L1でターゲットを出して、その状態で左スティックで着弾点を決め、L1を離して撃ち出すミサイル、△ボタンで発動するメガクラッシュ的なヤツの計4つの武装。
キャノンとミサイルは撃てる弾数が限られているが、時間で回復する。
※割と短時間で回復する。それぞれ2秒で1発くらいかな。
メガクラッシュは画面内の雑魚と弾を一掃しつつ、一瞬無敵になる超強力なものだが、1ミッション中に1発しか撃てず、補給の方法もなく、使うとクリアスコアが減る。
ミッションは3機でクリア出来なきゃやり直し。残機が残ってたらスコアが増える。次のミッションに移れば残機とメガクラッシュは回復する。
ゲーム内で大量に手に入るギアみたいなアイテムは、たぶんただのスコアで、それとは別にたまに出てくる個数限定の金塊を集めて、前述のメガクラッシュ以外の3つの武装および、耐久力を強化することが出来る。金塊は稼げない仕様なので、もし取り損ねたら、またそのマップをクリアして取り損ねた分を取るくらいしか集めようがない。あとは先へ先へ進んで手に入れるだけ。
つまり、本作はかなり洋ゲーテイストの強い俯瞰2Dシューティング、ということになる。
で、テンポもそれほど良いとは言えず、敵も割と細々したヤツや戦車タイプが多く、特に派手な展開を見ることもなく、淡々と
※ゲームオーバーにならなかったので。ミドルの難度で。
進めて行ったのだけど、
プロローグが終わって、かなりおなかいっぱいに。
プロローグと言えども3つくらいマップがあって、最後のマップにはボス戦というか、総攻撃みたいなそこそこ派手な戦闘があって、それでも何とかクリアして、先に進めたら、
意外とマップが爽やかな緑で、むしろこっちが1面のがよかったんじゃないの?
って感じに。例えて言うなら、
トム・ソーヤに出てくるような木陰と小川があるようなマップ。
※本当です。
そこを、つまりは「アサルト」みたいな感じで敵を倒しつつ進んでいく感じ。いや、アサルトとは全く似てないのだけど、ゲームのテンポがまぁそれっぽいみたいな。
グラフィックは2D俯瞰モノである前提になってはしまうが、そこそこキレイで、「ギリPS3レベル」。特に派手な展開があるわけでなくても、複数の攻撃を使い分けつつ、使い回しのないキレイなマップを進軍していくプレイそのものは悪くなく、
取り立てて面白くなくても、ダラダラと遊んでしまう程度の魅力はあった。
ぶっちゃけこのままなら評価は★☆くらいのものなのだけど、
クリスの評価は★★☆とする。
何が★分も加点させたか。それは、
ミッション1のボスが、殊の外かっこよかった!
※↓この動画の2分20秒くらいに出てくるヤツ
https://www.youtube.com/watch?v=eUAwlCpMlbo
でもって、
ミッション2のボス戦でついにやられた!でも再戦1回目で倒せた!
2のボスはともかく、1のボスは、「ウォーカーマシン」のようなデザインと、ポリゴンの良さをフルに発揮した気持ちの良い動き、それほど超巨大というわけじゃなくても、
建機心をくすぐる、かなりデリシャスなビジュアル。
ダラダラと遊べてしまう分、ボリュームが足りないかとも思ったけど、何のことはないミッション1をクリアした時点で「いい加減もう止めよう」と思えるくらいは長かったし、ミッション2までクリア出来るとは思ってなかったってくらいの内容だった。つか、プロローグから1、2とマップや攻撃がどんどん良くなってきてるというのも、
★★☆の理由。
正直最初は大して良いイメージは持てないかも知れないけど、「こういうゲームが嫌いじゃなければ」続けて遊んでいくと結構楽しい感じになっていくかも知れない。
ミッションは全部で5(+プロローグ)。つまりまだ半分もクリアしてないのだけど、
もう十分過ぎるくらいおなかいっぱいなので、
たぶん続きはプレイしないだろうな。評価が低くなくても、そういうゲームはあるのだ。
| 固定リンク
コメント