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2015年6月28日 (日)

ゼノブレイドクロス~その32~

今日はプレイせずにブログ書いたりE3のトレーラー見たりしてた。つか、ゼノクロは前回書いたとおり、超久々の満点タイトル。ちなみにゲームでの前回はまさにちょうど1年くらい前のテラリア1.2。その前だと初代ゼルダのリプレイ、乱戦ポケモンスクランブル、ドラクエIXとかですからね。

「満点」ってのは、(もちろん人に寄るでしょうけど)僕の中で特別な点数で、結局のトコロ欠点がないから満点というわけではないんですよね。「非の打ち所がない」だけでは9点止まりどころか、僕の採点だと8点とかになると思う。むしろ、

 非がいくらあっても、それを10点にしたくなる、その「愛と感動」こそが、満点タイトルの必須条件

って感じです。「もうこれは満点しかない!しょうがない!」って思わせてくれることが、何より重要みたいな。

そんな久々の満点ゲームゼノブレイドクロスですが、ぶっちゃけ今日は6/19。順調に行くとコレがアップされるのは1週間以上先になってしまうくらいネタ
※ほぼ全てゼノクロネタ
が溜まっています。何つか長時間掛けて遊ぶタイトルには、「ずっと経験値稼ぎしてた」とか「ずっとトレハンしてた」みたいな、「変化のない時間」が少なからず存在するのですが、

 本作に限っては、驚くほど毎日のように変化が訪れる。

これを一言で「奥が深い」と片付けたくない感じ。ただただ地下10階にテレポートして、一周宝箱を開けて回り、また宿屋に戻ってを繰り返す某ゲームでも、人に寄っては永遠とも言える時間遊び続けることが出来たりもするわけで、

 やっぱ本作の奥深さは、「奥だけでなく広さも凄い」という点だと思う次第。

おおざっぱに過去の節目を書いてみると、
※順不同

・最上級職の最高レベルまでクラスを育てる
・全クラスを最高まで育てる
・ブレイドレベルを最高まで育てる
・コレペディアを完集する
・レベルをカンストさせる
・仲間のレベルもカンストさせる
・データプローブの配置を考え、ミラが3万以上持てつつ、毎回3万以上入ってくるようにする
・世界中を探索しまくって人間で行けるデータプローブポイントを全てアンロックする
・最強レベルのモンスター達が出てくる洞窟でトレハンする
・装備スロットを可能な限り全ての装備で空ける
・スロットに挿すデバイスを吟味し、素材を集める
・素材を買う為の報酬チケットをスコードミッションやクエストで集める
・各地にいる強力なオーバードを倒す
・各地にある「到達難度が高いポイント」に飛べない状態で到達する
・仲間やNPCのキズナを上げる
・会話を進めたり死ぬほどあるクエストを消化する
・オーバークロックギアの構成を試行錯誤する
・アーツの構成を試行錯誤する、強化する
・スキルの構成を試行錯誤する、強化する
・各地のトレジャーを開けて回り、バトルポイントを貯める
・各地にある絶景のスクリーンショットを撮る
・トレハン用装備を超がんばって作る
・ドールに乗れるようになって今まで行けなかったところに行きまくる。
・部位破壊によるドロップアイテムの把握

これらそれぞれに凄く濃密な時間があり、新たな驚きや喜びがあった。一言でレベルをカンストさせると言っても、自分のレベル(強さ)に応じて貰える経験値が減っていくため、その都度「美味しい敵」を探し、見つけなければならなかったし、そしてそれがまた新たな戦術の発見や楽しさに繋がることも多かった。

モンスターによっては特定の攻撃モーション中にロックオンしなければ破壊出来ない部位があるとか、より効率的に倒せる場所を見つけるとか、クエストで集める方がいいとか、チケットで買わなきゃ無理とか、強敵ひとつ倒すのにも試行錯誤が必要だったり、徐々にサイクルのペースが上がっていくのが心地よかったり、、、。

 わからないことや不便なことも山盛りあったけど、それを補って余りある魅力が本作にはあった。世界中からさして大きな評価は得られずとも、

 オレ評価は間違いなく満点だ。

クリアまでプレイするとかそんなことは関係ない。「相性が良い」というのは、つまりは家柄や年齢や国籍で決まるわけじゃないのだ。

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●流琴imaさんのマウントエッジ動画

・ゼノブレイドクロス 「飛べないドール vs マウントエッジ頂上」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26419772

前回は展開上書きそびれてしまったので、今回ご紹介。何回見ても面白いし、みんなのコメントも好意的で心地よい。実際やり遂げた人間がほとんどいないというのも、逆に冷めたコメントを抑える効果としてプラスに働いている気もする。「ここは余裕」とか言うなよって話。実際誰一人いなかったけど。

●マウントエッジの思い出

「天昇の滝」の時には逐一僕のプレイと照らし合わせながら書いたけど、当然こっちにもそう言った思い出はある。特に印象に残ったところの話に触れる。
※時刻は氏の動画のもの。

・開始直後

実を言うと「初期ドールのまま」でも行けるんじゃね?と最初ナメてチャレンジしてたのだけど、一番最初の変形壁ジャンプすら出来ず、早々にウェルスを購入。ぶっちゃけ氏の機体がレベル30の物なのか、50の物なのかわからなかったけど、まぁとりあえず高い方でいいや、とレベル50の機体で挑戦しなおしたら、

 全然「変形壁ジャンプ性能」が違っててビックリ。

他の機体ではとても登れないと思う。いやマジで。

・07:45

念のために言うけど、ここで触れてるところ以外は余裕だったってことでは、

 断じてないから。

氏がテイク8とかの時点で、こちとら余裕のテイク20とかになってるから。

 でもこのポイントはそんなレベルじゃなかった・・・

達成動画を何十回見たかわからないくらい見まくったけど、どうしても、

「変形壁ジャンプから、空中で変形解除後即変形で方向を急転換して、空中ジャンプ!」

というキャプションの意味がわからず、
※後日「ジャンプの余力があるウチは、何度も空中で変形を繰り返し、飛距離を伸ばすことが出来る」というテクニックがあることを知ったが、この時はそれもわからなかった。

 もう泣きそうなくらい泣いた。

そして、

 死にそうなくらい死んだ。

1時間は余裕で苦戦したポイント。「母さん、僕も土に帰る日が来たよ、、、」。つぶやいたね。「ミラの大地は、こんな僕も暖かく包み込んでくれると思う。だって母さんの生まれた星だもん、、、」みたいな?オマエいくつだよ?つか誰だよ?

結局、空中での2段ジャンプ制御みたいなことは全く一向に最後まで出来ず、

 完全に再現性のない、奇跡的なジャンプでクリアした。

具体的に言えば、序盤右斜め上2時の方向に大きな変形壁ジャンプが成功し、
※理由やポイントは全く分からない
そこから変形ロボジャンプで、

 余裕で届いた。

氏のプレイでは崖手前ギリのところに着地しているけど、

 普通にその右の足場に着地した。

諦めようとした矢先だったのでホント嬉しかったけど、イマイチスッキリは出来なかったな。つか、「ここで止めてもまだ序盤、、、だよね?」みたいな自問自答もしてた気がする。さっきの母さんとの思い出は「全てウソ」だけど、こっちはホント。

ちなみにその後のポイントでは、氏は右から登ろうとして結構苦戦しているのだけど、

 真ん中に変形壁大ジャンプポイントがあって、割と簡単に登れた。

・09:50

氏が連続して変形を繰り返すのを見て、ニコニコのコメントでは「荒ぶるってる」と言われていたが、これは自力で探してみて意味が分かった。

 変形大ジャンプのポイントを探している

どこにそれがあるか、見た目では判断出来ないので、
※ちなみにポリゴンとポリゴンの継ぎ目、みたいなことだとは思うのだけど、その2枚のポリゴンがツライチだったりするので、実質見た目では見つけられないのだ
とにかく自機の挙動を見ながらしらみつぶしにチェックしていくしかないのだ。

 しかしここも僕は1時間以上掛かった。つか2時間以上掛かったかも知れない。

とにもかくにも登れない。挙動の制御がままならず、氏は全然落ちないけど僕は容易にひょいひょい落ちる。

 全然変な方向に簡単にズバーーーンとバイクが飛んでいく。それもしょっちゅう。3回中2回くらいの頻度で!

ここで何回、「空飛んでから来ようかな」と思ったか知れない。

 何回もだ!

目に見える足場があまりにも遠く、どうマネしようにも動画のような挙動にならない。

 そして最終的には、、、

「ここまで来て頂上まで登れないように作ってあるわけがない」と考え、氏には悪いけど、「あの登り方が正攻法だとは僕には考えられない」と推理し、だったら、、、と、

 逆から行った。

まんまと、というかそこには「こっちが順路じゃね?」と思える岩がいくつもあり、「10:58」で氏が着地した足場の一段下の足場に着地。

ちなみにその足場から上に登るところも、ほんのちょっとだけひねりがあり、

 レバーを入れない垂直ジャンプでなら、普通に届くポイントがある

レバーを入れちゃうと絶対届かない。つまり、「変形壁ジャンプ」で登ろうとすると絶対登れない構造になってた。まぁあくまで僕が登ったルートでは、だけどさ。そして、、、

・11:11

ここだ。頂上は目の前に見えている。ここさえ超えれば、あとはそれほど難所じゃないと思う、、、っていうか思いたい。これが最後の難関だと思いたい!思いたいってば!思わせてくれ!

 ・・・でも登れないから、思ったところで何も変わらない。

実を言うと氏が動画で「道が見えた」って言ってるポイントは、僕にもちょっと見えた。
結果着地することになる左側の足場はややポリゴンが凹んでいて、そこに飛ぶための中央の岩にも、他と角度が違う狭いエリアがあったため、ここで変形急旋回ジャンプをかませば登れる、、、ハズ!という「道」だったのだと思う。

 でもその最初のジャンプがとにかく異常に難しい。

氏はくるくる余裕で回転してるけど、僕がやろうとすると、かなりの高確率、

 狭いので10回中10回くらいの確率で、右に左にズバーーーンと飛んで行ってしまう。

当然リカバリーなど出来るわけもなく、ハイ、ロード。

2時間以上停滞しまくって、結局左から落ちたときには、下にある足場をテクスチャとポリゴンの角で把握し、着地からの「歩きとジャンプでリカバリー」すら出来るほどになった。つか、

 簡単に書いてるけど、そのリカバリーだって決して全然ちっともお手軽容易じゃないよ?

右の狭い足場から左の足場に通常ジャンプ。左の足場の一番上(超狭い)に微調整して移動し、そこから右へ変形ダッシュジャンプからの変形ロボジャンプ。で、さっき書いた「氏が着地した足場の一つ下の足場」に届くという話。

途中あまりにも出来なさすぎて、あとゲーム内の時間が夕方にさしかかり、思わず、

 ミーバースに「涙で夕陽がにじんでらぁ」って写真付きで書き込んだほど。

それほどまでにここが、この最後の難関が登れなかった。

そして僕はまた考えた。つか最初から考えろよ、って話だけど、

 結局氏のようなプレイが出来ないなら、自分で自分の道を切り開くしかない。

作り手の考えそうなことを、作り手になった気持ちで「崩していく」。思考回路を「バラしていく」。僕ならどうするか。僕なら正解をどこに持って行くか。右か左か上か、、、

 下か。

そう、僕の正解は「下に」あった。少しでもジャンプの高さを稼ぎたいポイントで、みんなそれを上へ上へ求める。だがそれがワナだった。
※つかそれでも行けてしまう氏のような強者がいるのもまたこのゲームのさじ加減の素晴らしいところではあるのだけど、

 苦しんで飛んでいた一段下の足場から、その足場の中間に、斜めの傾斜が付いた「ポリゴンの溝」が見えた。

 「こ、これかっ!!!??」

数回のチャレンジのあと、

 僕の操作するウェルスは、見事に空高くジャンプした。気持ち的には3回半くらいひねり入れてジャンプしてた(ように見えた)。

 左側ギリではない、ステージ真ん中に気持ちよく着地。

氏ではないが、僕はこの時心の中で、

 「勝利だ!」

と叫んでた。そして最後のポイントへ。

・13:00

氏は右からのルートでまさに一発成功するかのごとくスムーズに塔の外壁を巡り、見事な着地を見せていたが、、、

 僕はあえて、左側のルートを模索することにした。

この期に及んでなんだよって感じではあるけど、さきほどのジャンプにしても中盤の偶然にしても、

 マネしようとしても出来ないことはある。

結局自分には自分の道があるはずだと思い、

 左側から割と普通に登って、ピークに到達した。

いやはやホントに嬉しかったね。つか、登ってるときはあんなに辛くて嫌だったのに、

 また来ようかな、、、

そんな風に思ってる自分に素直にビックリする。

ちなみにここからは手前にある浮島に余裕で着地出来る。ここには4つのトレジャーと、いくつかのフィールドアイテムがあるが、秘境とか絶景というわけではない。あと、遠くにある浮島にはさすがに届かないので、この登山はここで終わりを迎えるのだが、、、

 意外と他のポイントでも登ってみたくなってる僕が居た。

Mlwa77sdm6uzglxc←せっかくだったので朝までまってもう一枚。個人的に一番好きな写真。すごく晴れ晴れとしてる。天気も心も。



●各地を巡る

ホントは人間のままでも到達出来たかも知れないが、とりあえず各地にはまだ僕が起動しきれてなかったデータプローブポイントがある。それを次々に起動していった。

夜光の森の北部213ポイントは、神鳥の寝床から東側の海へ伸びる赤い枝の出口から、稜線を伝って南下していけば、普通に眼下かなり下の方に見える。上手く調整して着地するだけの簡単なお仕事なのだが、

 むしろその稜線の先にある「赤い剣先」
※テレシアがいるところとは別のピーク
にどうしても行けなかったことが悔しかった。

360度全ての方向から登れるところを探したけど、
※当然ちょっと下からも探した
結局登れず、「いかにも登れそうな段差があるんだけどな~」止まり。氏ならば到達出来るんだろうか。っていうかやっぱり、

 最初にやり遂げた人は凄い

そう思わずには居られない。今回ココ以外でも何カ所も自力で登れないか試したポイントがあるのだけど、

 結局ひとつも登り切れなかった。

というか、

・原初の荒野 110のデータプローブ※ルーフロックの上だと思われる
・忘却の渓谷 320のデータプローブ※浮島だと思われる
・黒鋼の大陸 507のデータプローブ※絶壁の島に囲まれてるところ

この三つ以外は全て到達出来た。忘却の渓谷中央にある「周囲はロボで落ちたら即破壊」になる奈落で囲まれたポイントなんて、

 ダッシュ変形ジャンプを完全に自分のものにしている僕らには、朝飯前、何なら前日の晩飯より前だぜ?なお手軽さ。

当然メカニカルLV5の能力はアンロックしてあるので、「たどり着いたけど起動出来ないじゃん・・・ケンジのウソつき・・・」と体育座りすることもない。

原初の最北にあるポイントなんかは、人間でも到達したけど、結局その時はLV5をアンロック出来なかったから、今回腹いせとばかりにロボで行って気持ちよく解錠!

 マップの大半が「見えるように」なった。

つかさっきも書いたけど、浮島とルーフロックはともかく、「黒鋼の島」は絶対周囲から登れそうだと思ってホント結構(2時間以上)粘って探しまくったんだけど、結局見つけることが出来なかった。上から飛び降りるのかなぁと思ったりもして、ハスタラがいる回廊の方へ行っても、

 全然遠いんですけど!

って感じだったし、、、あ、そう言えば途中のジャラール要塞だかで、結構高レベルのエイリアンたちに集中砲火くらって、

 うわ、ロボ壊れたか!?

と思ったけど、ギリ降りててホッとした。
※その後死んだけど。

雑魚に殺されたのは随分とひさしぶりだったな。まぁそのあと周囲を皆殺しにしながら進軍して、そこそこ高レベルのマシーンオーバードもそのまま倒してやったけどな。

 当然人間で、だけど。

つか未だにロボでの戦闘はしたことがない。難癖付けられたら

 1.逃げる※バイク形態は逃げ足が超早いのだ

 2.降りて倒す

この2択。このままラスボスまでこれで行けるのか?とは思うけど。

でもいざロボに乗れるようになると、普通に人間の速度で移動するのがホントおっくうになるというか、自転車に乗れるようになったら「徒歩5分」すら乗っていきたくなるような?徒歩10分も車で1分で行きたくなるような感じはある。

 だからこそ世界が狭くなってしまって、細かなところを見ずに過ごしてしまうのだけど、

 僕はもう十分過ぎるほど「等身大の世界」を楽しんだからな!

後悔も未練もない。

●宿題

正直「行きたくても行けないところ」が、実質先ほどの3箇所しかなくなってしまったので、あとは(渋々ではありつつも)ロボの戦闘へと踏み込んでいくしかないかなぁという感じ。

ちなみにのらりくらりとプレイしていた途中で、3つ目のトレジャーセンサーXXを作っており、報酬チケット集めに関しては、正直一区切りしてる感は否めない。つか、

 老いた飛膜をくれる相手、今の状態なら戦闘出来るんだろうか。

だったら話は別だとも思うのだけど、、、。

そうそう、ワールドエネミーのテレシアブルームってヤツも一回だけ戦って、RP143だかだった。最後「思考読み」ってのになって、結局時間いっぱいそれが解除されないまま終わっちゃったけど、死ななきゃいいわなって思ったな。

あとは今ちょっとプレイして思い出した、残り二つのシークレットオーダー。クリア出来るのかどうかはまだよく調べてないけど、もしクリア出来るなら、そのまま勢いで各地にあるLV5トレジャーを全部開けたい。

そうすればもしかしたらあと1つ2つ貯蔵プローブが見つかるかも知れないし、見つかればミラニウムの所持上限を6万に出来るかも、、、。つかまぁ6万になったからって「一度に空けられるスロットが2個になる」だけの話で、時間を掛ければ何のことはないメリットなんだけどな。

つか射撃のリーチを伸ばさないと、飛膜くれるやつ、倒せないだろうな~。

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