アヴェンジャーズ エイジオブウルトロン
思ったより面白かったーーー!!
見る前は6点くらいかな~と思ってたけど、実際は★★★☆(7点)って感じ。飛び抜けて感激するようなところはないまでも、見て後悔ってことは全然ない。個人的には、
キャプテンアメリカ2の下にアイアンマン3があって、その下に来るくらい面白かった。
※ソー2は見てない。「アヴェンジャーズシリーズ」で。X-MEN入れると、ウルヴァリンには届かないけど、ファーストと良い勝負って感じ。
物忘れが激しいので、内容に関して覚えてるところが断片的にはなってしまうのだけど、とりあえずネタバレに入る時は言うので、基本ネタバレなしの感想を箇条書きに。
・本編が始まる前の予告で、本作のものが流れたのは、
アホウか!
と思った。ただ、見終わる頃には、「その予告の内容」を一ミリも覚えてなかったので、大局には影響なかったが。
・予告で面白そうだったのは、「ミッションインポッシブル」「ジュラシックワールド」「進撃の巨人」。つかどれも面白そうだった。スターウォーズのはほぼ見たことがあるヤツだったけど、
12月18日を胸にしっかりと刻まなきゃな、とは思った。
MIは紅一点のポーラ・パットンだけが降板で、ジェレミー・レナーとサイモン・ペグは続投。まぁ彼女も悪くはなかったけど、ヒロインは常に若くて綺麗な子が求められたりもするからな、とも思ったり。
普通に超面白そう。
ジュラシックワールドは、俳優に見知った顔がなかったものの、オーソドックスな「スピルバーグ(サバイバル)ホラー」という感じで、見て後悔する感じはない。っていうか、流れはしなかったけど、「ターミネータージェニシス」も面白そうで、
この夏は結構イイ感じに映画に行こうかな、と思わせる予告だったな。
進撃の巨人は、2回に分けられてるから、ぶっちゃけこれはDVDでいいかな、とも思ったけどさ。で、本編の感想、、、
●派手でお金をしこたま掛けてる感じ
コマ数が24コマなのか、動きが激しいシーンはコマ飛びしてるような印象を受けてしまったりもしたけど、冗長さを感じる、間延びしたシーンは一切皆無で、とにかく矢継ぎ早にシーンが展開しまくる感じ。SFX、VFXのクオリティは、もはや「いかにたくさんのポリゴンを見せるか」みたいな、PS2時代のハード競争の様相を呈していて、情報量が過多になるあまり、何がなんだかわからないという、
トランスフォーマー状態
になったり。あと今回敵の親玉が、
まさにトランスフォーマー顔
だったので、それを良しとするかどうかは好みの分水嶺かも。っていうか、
アヴェンジャーズっぽくなかったと言えばなかったかも>ヒールが
●バートン(ジェレミー・レナー)が空気じゃなくなってた
前作ではぶっちゃけお荷物というか、あんまし活躍の場がなかった彼だけど、今回はしっかり大活躍。というか、単純に出番が多くて、彼のやさしい眼差しもしっかり撮られていて、ファンとしては許せる出来。つか、
前作のバランスで言えば、スタークと、ソー、キャップ、ハルクの4人がメインで、ナターシャとバートンはほぼおまけ、他のメンツにそこそこ見せ場ってバランスだったけど、
本作は、かなり均等。っていうか、
ちょっとだけネタバレに聞こえるかもだけど、、、
僕が見た印象での主役は、、、
ズバリ、ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)
彼女の視点が多かったってのもあるけど、単純にスタークたちは4人で食い合う感じになっちゃって、漁夫の利的にスーちゃんが目立った感じになった。
彼女が大好きなので、全く問題はなかったがな。
っていうかそれも好印象の一因って感じ。ちなみに彼女は今回後半でおっぱいを寄せて上げているので、いつもよりカップが大きめに見えた。これに関しては、
意見が分かれるところだと思う。
●ヒールもよかった
今回のヒール「ウルトロン」が、どういう経緯で出てきたどういうキャラなのかは伏せておくが、前回の「弱い宇宙人」よりも全然強くて、
ただ、言葉遣いが「雑魚っぽい」感じだったのはどうかと思うけど、
雑魚たちも含めて「前作より納得できるキャラ」だった。地味にデザインも嫌いじゃなかったし>特に兵隊達。っていうか、ややネタバレかも知れないけど、
ヒーロー対ヒーローのシーンがかなり多くて、迫力も見応えもあった。
別にムリしてポッと出のヒールに全ての戦闘をおっかぶせる必要などないわけで、要所要所さえしっかりしてたら、
あとはヒーロー達で撮れ高稼ぐから、
って感じではあったな。
●ジャービス美味しい!
ペッパーが居ない分、スタークの尻ぬぐいを任されるべき立ち位置のジャービス(AI)だったけど、結果として、かなり美味しい役回りで、
ニヤリとしてしまった(^^
つかジャービスって「しゃべることが出来る愛犬」みたいなとこあるよな。
●新参二人もイイ!
かなりのイケメンと、かなりの美少女で、能力もほぼチートだったけど、どちらの能力も絵的なインパクトが強くて、
※特に弟?の方
思わず笑ってしまったほど。
全編通して暗いところも多かったけど、一部では丁寧に笑いを拾ってくれてるところもあって、事前の印象を思えば全然あっさり系だった。っていうか、
このメンツでシリアスは土台ムリだしな。
ネタバレというか、「当然そうなる」と思ってるだろうから書くけど、一旦仲間割れ的な展開のあとは、やっぱり団結してみんなでがんばろう、ってなるじゃん?
普通にイイ。
「そうなるとわかっていても」やっぱりグッと来ちゃうというか、ワクワクが止まらない感じになる。
話そのものは薄くて、特筆するような展開はないのだけど、、、あらすじとしては、
スタークがスゲェAIを作って、そいつが「悪いのはアヴェンジャーズだ」みたいな反逆をして、みんなで協力してそいつらを倒そう
それだけの話。だから逆に、、、というか前作もそうだったけど、
いかにスーパーヒーローたちをかっこよく見せるか
にウェイトが置かれてたわけで、
その意味で、前作より、「より上手く出来てた」って感じだったんだよな。
●スタッフロール後には「アヴェンジャーズは戻ってくる」のメッセージだけ。見なくても平気。映像は、大理石のような彫像のシーンのあと、1でちょっと出てきた宇宙の悪いヤツが、「次回はオレの出番!」みたいなこと言うだけ。これはネタバレというより、「席を立つタイミング」を言ってるだけだから。
---------以下ネタバレ。
つってもそんなに書くことはないんだよね。とにかく話が薄っぺらで、派手なシーンをてんこ盛りにしただけの内容だったから。なので、一番のポイントは勢いコレになってしまう↓
ブルース(ハルク)とナターシャが恋仲なのかよっ!
でもキスシーンがあったから許す!あと、
ペッパー出番ゼロかよ!!
これは完全に不満。そりゃ彼女は超かわいいからギャラも伸すし、特別出演枠で取れないのもわからなくもないけど、
※ナタリー・ポートマンも出てこなかったけど。
だったらファルコンせっかく出したんだから、もう少し活躍させてやってもいいだろうよ!
と言いたくなった。何つかジェットパック付けてるのがワンシーンだけって、もったいなすぎだろ、と。つか彼は友情出演(ギャラほぼなし)だったのかな。
フューリー(サミュエルLジャクソン)はそれほど役柄的に重要じゃなかったというか、前作の反省からか、とにかくメインの8人、スターク、ソー、キャップ、ハルク、ナターシャ、バートンと双子の新人をしっかり撮ろうと、しっかり見せようとしてるのがよく分かって、結果デモンストレーションのようなカットが多数を占めてしまった感はあったけど、
別にそれでいいよって感じ。
見る人が見たら、本作の「薄さ」にゲンナリするのかも知れないけど、僕的には双子の能力もよかったし、スーちゃんはしっかり美人に仕上がってたし、アイアンマンのパワードスーツはかなりかっこよかったし、名前知らないけど、最後の方に出てきた「赤い人」も超盛り上がったし、街を浮かせるシーンのVFXは圧巻の一言だったし、ハルクは相変わらずチート性能でよかったし、キャップのまじめさは健在だったし、ああでもバートンに新ワザっぽいのが欲しかったな~。あと「もう一声」スーちゃんのサービスカットがあってもよかった気がしないでもなかったというか、
もっとあってもよかっただろ!
と声高に叫びたい感じではあったな。ともかく、
普通に満足でしたわ。
あ、でもホントなら日本語で見たかったな。3D=日本語吹き替えで、2D=字幕=レイトショーという状況だったので、やむなく字幕を見たけど、一部声とキャプションがズレてるというか、フォローされてないところがあったから、
プラス1000円出せる人は、吹き替えのが良かったのかも。
※レイトショーがないので1800円+300円で2100円。メガネ持参でも。
DVDが出たらまたもう一回見たいくらいの内容ではあったな。あと今思い出したけど、
ラスボス、合体してデカイメカになるかと思った。つかそれやったらそれこそトランスフォー何とかになっちゃうよな。
つか映画の感想としては随分長い物になったな。
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