« テラリア1.24~その7~ | トップページ | テラリア1.24~その8~ »

2015年8月27日 (木)

かき氷の話~その2~

こないだ少し触れたので「その2」にしてみた。

ドウシシャというところの電動かき氷器を、娘の誕生日ということで購入し、「自分なりの正解」を求めていろいろ考えたりチャレンジしたりするのが殊の外愉快。

ぶっちゃけかき氷の季節は過ぎつつあるものの、たとえば「そば」を打ちたくなる定年後がいたり、たとえば脱サラしてラーメン屋をやりたくなる中年がいたりするように、かき氷というのは、

 かなりお手軽に、その筋の気分を味わうことが出来る。

設備投資は1万円程度。もちろん店を開けるわけではないが、刹那的な娯楽としては十分有りなんじゃないかと思っている。

ちなみに現在購入している物(&手当てした物)は、、、

・かき氷器
・美味しい水
・キャプテンブランドの「加糖レモン」「巨峰」シロップ
・加糖練乳(コンデンスミルク)チューブタイプ
・井村屋の缶入りあんこ
・宇治シロップ
・ブルガリアのむヨーグルト※お目当ての「味わいコクヨーグルト」がなかったので
・カルピス
・リアルゴールド

最後のはどうなんだって感じだけど、とりあえず娘と試してみようという話で買ってみた。

最初にろくすっぽ説明書を読まなかったため、水を多すぎる量で凍らせてしまい、あわや壊れそうなくらいキツキツでセットしてしまったが、なんとか今のところは無事。みんなも焦って「水を入れすぎない」ように!マジで。

で、11時間掛けて凍らせ、
※もっと早くに凍っていた可能性はあるが。
早速スタート。このかき氷器は電動ではあるが、速度は決して早くはない。また、刃の調整は、

 四六時中やってなければダメかも、、、なレベル

もちろん「荒くても平気」ならば問題はないが、「ギリギリフワフワ」を狙う場合は、出るか出ないか境目を攻めることになる。ちなみに一度設定しても、ネジはかなり緩いので、動かしている間にガンガン緩む。あと氷が少なくなってくると、当然抑えのバネの力も弱まるので、刃の調整も「ゆるめ」にしないと出てこなくなる。

出来た氷は、ぶっちゃけいくら美味しい水で作ったと言っても、

 氷は氷。

雪食べて美味しいと思わないのと同じで、さほどハートに来るものでもなかった。

あと、細かいのは良いのだけど、豆知識で、

 最初に器に少しシロップを入れてから氷を入れる

なんてのがすり込まれてしまっていたため、

 シロップは入れすぎるは、ガンガン溶けまくるはで、

「これじゃダメだったんじゃないの?」な感じに。

それでもまぁすりまくっていれば量も増え、氷が優勢になってくる。っていうか、

 セットしたカップの氷ひとつで、かき氷1つ分とは言っていたけど、器の大きさに大きく依存する感じ。

屋台のカップみたいに底が深ければ良かったのかなぁとも。

ともかく、そうして作った第一号の娘の感想は、

 「美味しい。でも濃い」

うーむ。難しい。ちなみにシロップは「加糖」ではあるものの、いわゆるレモンジュースやレモンスカッシュに使われるレベルのものなので、普通に酸味があって美味しかった。

 まぁ色気はないがな。

ということで、次はミルクを追加。

 かなりまろやかで深みのある味にはなった。

が、娘曰く、

 「ウチ練乳、ぶっちゃけ好きじゃないんだよね」

ガックシ。でも問題はバランスであり、完成形だろう。っていうかこの日はまだヨーグルト他のアイテムを投入してなかったので、これで終了。

 そして2回目。

氷が出来るそばからガンガン試していく感じは、悪くない。っていうか本気で楽しむなら、やはり追加のカップも買っておくべきだったかなぁとも思うのだが、

 リアルゴールドは、やっぱり薄くなる

美味しくないわけではないのだけど、「リアルゴールド氷」としてアイデンティティを明確に確立するには、

 リアルゴールド感が足りない

つまり、紙コップの自販機が使うような、「濃縮リアルゴールド」と「氷」をブレンドしないと、本当の、まさに、

 リアルなゴールド感のある氷にはならない。

ただ、最初に氷を作る段階で「リアルゴールドを凍らせてそれをする」のは、僕的にはNG。なぜなら、

 それやっちゃうとかき氷器を洗わなきゃならなくなるから。

普通の氷でやる分には、かき氷器を洗う手間がない。これは、

 僕みたいな不精者には著しく大きなメリット。

製氷器はすぐセットしちゃうし、食べる皿とスプーン以外は洗わなくても良いのだ。つか洗い物はかみさんまかせにしちゃうけど。
※かき氷器はさすがに洗ってくれないだろうし。

そんなこんなで、次回はヨーグルトとあんこ、宇治を絡めて攻めてみたいというところ。

レモンのシロップは、ネットでも再三言われていたように、

 モーレツにたれやすい。

箸を使って「伝わるように」入れようとしても全然伝わらずにこぼれてしまうくらいたれやすいので、今考えているのは、

 弁当とかに付ける「ソースの入れ物」

醤油用の「鯛型」ではなく、「信玄餅」みたいなのに入ってる角形のボトルタイプ。アレで吸って掛ければ、案外量とかもブレを減らせるし、知り合いに食べさせるのもたやすそうかな、と。

一応目安としてシロップは「50ml」くらいらしいので、その分を、

 ブレンドしてみるというのも一つの手。

ヨーグルトとレモンとミルクをブレンドしたものを掛けてしまうパターン。

でもそれだと味のメリハリがなくなってしまいそうで、やっぱ別々なのかなぁとも思ったり。

断面的には、一番下が薄くなりすぎないように、

ミルク→氷→固める→レモン→氷→固める→ヨーグルト

この順でいいかなぁとも思ったり。「酸味があるものから甘い物」の方が食べやすいし、

 最後に「ミルク感」が残ってると
※市販の「白くま」とかで
ちょっと嬉しい気持ちになる。っていうか本音は、

 ラストはミルク金時

という贅沢な布陣もありや、とも思うが、さすがにゆで小豆とレモンヨーグルトが「ハモる」とは思いにくい。まぁそれ言ったらミルクもそう思われてしかるべきなのだけど、

 こっちは結構マッチング。

試してみるのもいいのかも。

氷を固めないとシロップでガンガン崩れるのだけど、いわゆるかき氷屋の氷が「固められていたかどうか」は現時点ではわからない。まぁ屋台の氷はすって掛けてるだけだけど。

あと重要なのはやっぱり、「器」。かき氷を入れるのに最適な器とスプーン
※もしくはスプーンストロー
とかがないと、「雰囲気」は出ない。「雰囲気が出ない」とどうなるかというと、

 プロっぽくない。

 悪い意味で「ご家庭の味」っぽい。

それじゃあダメなんだよね。ぶっちゃけ僕が目指してるのは、「かわぐちのかき氷に似せてる美味しいかき氷」であって、普通のかき氷では全然満足出来ない。何なら、

 全く別のフレーバーだけど、実は超美味い。買うことも出来ないし、もうこれは自分で作るしかねぇな!な!

というものを目指したっていいとすら思っているのだ。

カクテルだってきっとそうしていろんな味を作ってきたのだと思うし、シャカシャカする回数とかも試行錯誤されてきてるハズ。「缶詰のフルーツとかで作ったらどうか」とか、牛乳凍らせてシロップ掛けるのはどうか」とか、いろんな可能性がある。

パートさんや娘の友人に食べさせてみて、

 「これは、、、美味しい!」

って言わせたいんだよな。何とかして。

追記:「ミルクを底に敷いて、氷→固めるの上に、レモン2対のむヨーグルト8の割合で混ぜたものを50ccくらい
※ベビー用の容器みたいなのに適当に入れただけ。ホントに50ccかはわからない
掛け、また上から氷」にしたものを食べてみたところ、

 美味い、、、が普通。レモン感が薄すぎる感じ。

混ぜることに関しては「混ぜずに別々に掛けるほどの差がを感じなかった」感じ。ジャムやマーマレードのような「塊で濃い」わけじゃないので、シロップならこれでもよかったかな、と。

氷は1個をほぼ使い切り、分量的には全く満足。ラストでミルク感が追っかけてきた点も悪くなかったし、特に全体的な濃さもバッチリだったので、容器で分量を量って入れることに関しては、

 これでよかったって感じ

だったかな。

っていうか、カルピス、ミルク、金時、宇治、レモン、ヨーグルト、(まだ開けてないけど)巨峰と、期しせずしてなかなかのフレーバーが揃っているのがちょっと愉快。それほど大量に食べ続けるもんでもないけど、

 悪くない感じはする。

ただ、一点致命的な欠点として、

 見た目が白い
※器も真っ白の陶器だったのでなおさら

やっぱり彩りとして細く赤いジャムのラインみたいなのは、あってもよかったなぁと思ったな。
※ストロベリーソースみたいなの、安く簡単に手に入らないのかな。

|

« テラリア1.24~その7~ | トップページ | テラリア1.24~その8~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« テラリア1.24~その7~ | トップページ | テラリア1.24~その8~ »