映画2本「ハルク」「エンドオブホワイトハウス」
休日立て続け映画(DVD)キャンペーン第二回。前回3本だったけど、ぶっちゃけ、
ほとんど連続で見てる。
頭が痛くなければ問題ない。
●エンドオブホワイトハウス
意外と評判が悪くないみたいだったので、「ホワイトハウスダウン(以下WHD)の影に隠れた佳作」だったのかも、と思って借りてきた。ある程度お金も掛けてるみたいだったし、あまりにクソってことはないでしょうよ、と。
「あまりに」ではないが、まぁクソだった。
クリス評価は★☆。とにかく、
頭が悪いヤツが多い。特に大統領役のアーロン・エッカート。
※バットマン、ペイチェック、ザ・コア、世界侵略LA決戦と結構見てる。
元から彼はそれほどオーラのある俳優ではなかったけど、ジェイミー・フォックス(WHD)相手では分が悪すぎた。決断が常に裏目に出るというか、
アメリカ合衆国大統領として、ベストなチョイスがこれなのか!?
って感じ何度もあり、つまりは、
そんなセリフを言わせる脚本に、そもそも難がある。
スグ側まで正体不明機が飛んできて、あまつさえあっさりF22が2機ともやられるとか、、、
F22に謝れ!
ホワイトハウス周辺の警備、対策、武装も全てザルで、
こうしないと落とせないジャン!?
と言わんばかりの「脆弱さ」。つか大統領含め全員防弾チョッキを着てないって、
それで普通なの?
しょっちゅうPオクから出入りするのもスゲェ違和感があったし、超強い試作兵器があるっつってんのにヘリ6機突っ込ませて5機やられてるし、
そもそも1門しかない速射砲相手になんで6機のヘリがあっさり負けるのか。
「そういう演出だからです(ドヤ)」
「顔に布をかぶせられ、どれが大統領かテロリストかわかりません!」
だったら足撃てばいいだろうよ。手でもいいわ。スナイパーだろうが。それもスゲェ遠くから狙撃するわけじゃねぇし、みんなトロトロゆっくり歩いてるんだろうがっ!
首謀者を狙撃するチャンスがあって、かつそいつが国防長官を狙ってるシチュエーションなのに、
他のヤツを撃つ主人公の懐の広さ。
大統領が撃たれて瀕死の重傷なのに、肩貸して歩いてのんびり連れ出す「いたわりの無さ」。既に安全が確認されてるのに、救護班が、「大統領がホワイトハウスから顔を出すまで近寄ってすら来ない」上に、「来たヤツらは全員兵士で、担架のひとつも持ってきてない」。
曲がりなりにも大統領だろうよ!?
主人公には子供がいない設定なのか、恋人とやや冷え気味な展開だけで話が動き始めたのは悪くないし、モーガン・フリーマンのりりしいシーンや、そもそも主人公ジェラルド・バトラーがなかなかにかっこよかった。
※あまり顔の印象は強くなかったけど、出演作だけ見たら「サラマンダー」「トゥームレイダー2」「タイムライン」「ベオウルフ」とボチボチ見てた。
ただまぁ話にひねりが全くなく、首謀者の死に様も全然普通。
※役者的には見たことないアジア系の人だった。ただ、ラストの回し蹴りは、「テコンドーかよ!」と思わず突っ込んでしまうほどのキレがあり、調べてみたら、
まんまと(テコンドーで)オリンピック出場資格持ち
死に方はしょぼかったけど、次々と人質を殺していく「所作の早さ」は、「ためらいが全く無い」感じで、良かった。「セガールっぽい」と言えば伝わるかも。
ともかく、
「こういう映画」が好きな人なら、見てもいいとは思うけど、これとWHDのどちらか一本しか生涯見ることを許されてない、というのなら、
関係者以外WHDにしとけ、って感じ。
もっとずっと話が面白いと思ったし、もっとずっと「納得できる」展開だと思った分、落差が激しかったな。全く惜しくないひどさだった。っていうか、
WHDよりこっちを評価する人とは、絶対わかり合えないと思った。
あと、DVDのタイトルバックにもあるアメリカの国旗がはためきながら落ちていくところ、
CGっぽ過ぎだろ。
ちょっと気持ち悪かったわ。
●ハルク
インクレディブルではない、「前作」の方の無印ハルク。最近のアベンジャーズの活躍を見て、以前借りた覚えはあったけど、まぁ前の話だし、とまた借りてきて見た。
いろんな感想はあるが、あえて一番を言うなら、
ハルクの目がつぶらすぎてまぶしい!
アベンジャーズの時みたいに「制御不能!」感が全然なく、かなり人間味を残して、自制心も強い。
話自体は「生い立ち」の物語を丁寧に描いているということと、ヒロインジェニファー・コネリーがとっても美人なのは好印象だったけど、時代なのかCGやカット割りに難があり
※1画面を分割して見せるところが異常に多すぎてむしろウザイ。
悪玉の死に様なんて、むしろ笑うしかないレベル。
※ラスボスじゃない「小悪党」のジョシュ・ルーカスの方。つかジョシュ・ルーカス自身はステルスでも大好きな俳優なはずなのに、声優の演じ方次第でこうも「情けなく」なるんだなぁとむしろ感心した。
基本は「マーヴルヒーローズ」の一人なので、無下に人を殺したりせず、むしろ、
数百メートルくらい放り投げた戦車から、無事人が這い出してくるシーンとか、、、
「そこまでフォローしなきゃダメなのか、監督大変だな」
って思ったくらい。普通っていうか100%死んでるでしょって感じなのに。
シーンにもメリハリがあり、市街地戦だけじゃなく、土漠(グランドキャニオンみたいなところ)と砂漠、研究所やらなんやらで、割と飽きさせない。っていうかさっきも書いたけど、
ジェニファー・コネリーが美人過ぎる。
※全然余談だけど僕と同い年なんだよね。
ナタリー・ポートマンと同系統の顔立ちだと思うけど、本作の彼女のが圧倒的に「美人」に見える感じ。ただ、
好きか嫌いかで言えば、そんなに好きではないし、
魅力的か否かで言っても、それほど魅力は感じない。
前回書いた美人たち(グレイス・ケリーとかメラニー・ロランとか)の方が、「かわいさ、美しさで見とれる」感じ。
でも演技と美人指数はまた別だしな。
少なくとも主人公エリック・バナよりは全然良かったと思う。
・・・
ハルクと言えば「跳躍力が40km」ってのが僕の記憶にあったのだけど、
※ねつ造かも
映画見ていて、そのくらい跳んでそう
って思った。インクレディブルの方とアベンジャーズの方、どちらも俳優が違うけど、
ジェニファー・コネリー、リヴ・タイラー、スカーレット・ヨハンソンと、
どの作品でも彼女が超絶美人ばかりというのも、ある意味凄い話。続編の方がつまらなかったって記憶もないので、
※まぁ「強い偽物」が出るおきまりのパターンとは言えるだろうけど。
また今度借りてこようと思う。
つかこんなに書くつもりじゃなかったけど、結構書くことあったな2作とも。ハルクの今見た評価は★★☆。ちょっと甘め。「善人顔」のハルクと、美人のジェニファーになんだかホッコリしちゃった感じ。まぁエリック・バナはスタートレックに出てた時もそうだけど、「表情が浅い」から、完全に「彼が一番」ってわけじゃないんだけどな>3人の中で。
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