かき氷の話~その5~
まだする気か、と言われそうだが、ぶっちゃけさしたるコメントもないし、注目してるゲームもないしで、ネタの一助になればこちらとしては好都合だったりするのだ。
読んでる人はいないかもだけどな!
今回は、実家に行って、妹とその子供達3人、母上の計5人に食べて貰ったのだけど、やはり数をこなせばこなすほど、いろんなことが見えてくる=発見があって面白い。まぁアマチュアっぽいと言えばそれまでだけど。
・レモン+ヨーグルト+ミルク
ブルガリアのむヨーグルトで作ったのだけど、やはり平行して2杯作ると、
作ってるそばから溶けていく。
特にブルガリアの「粘性の低いヨーグルト」は、溶けを助長する感じで、食べる前から2割溶けてるかき氷とか、、、
ダメだろ
と普通に思った。
味自体は、小六の姪にはとても好評で、自宅で作る「ガリガリの氷」はもちろんのこと、店で食べるかき氷でも、ここまでおいしいのはなかった気がするというコメント。
ただ、結構アホウなので、あまり重みはない。
小二の甥っ子は、そもそもが飽きっぽいというか、集中力がなさ過ぎて、一杯食べるまで間が持たない感じ。「超美味しい!」と言いながらもスプーンが止まってるようなヤツなのだ。
妹もおいしいとは言ってくれてはいたものの、
それではダメなんだよな
と思ったり。「食べた瞬間に」これは売れると感じさせないと難しいかな、と。だって、他のかき氷だって、「まぁこんなもんでしょ」ってかき氷が大半で、屋台とかのなんて、
「おいしいわけない」というところから立脚してる分、ハードルもめちゃ低い。
「おいしいから食べてみて!」と、ハードルを上げてなお「だね!」と言って貰うためには、一口目から「おいしい!」がこぼれないとダメなのだ。
ただポイントになったのは、中二の姪。宇治が好きというので、初めてこないだスーパーで買った「サクラ印」というヤツを開けてみたのだが、
量が全然わからない。
練乳のような粘度で、値段はともかくどのくらい掛ければいいのかがわからない。苦さと甘さのバランスもわからず、そもそも「おいしい宇治ってどんな宇治」って感じだったのだけど、
「薄い」
というのはこぼれたコメント。
底に練乳を敷いて、上からそれなりに掛けたつもりでも全然薄かった。あと、
ヨーグルトを掛けてないのでほとんど溶けない
つまり食べるのに時間が掛かる。
僕の娘には「ルナの味わいコクのむヨーグルト180mlスーパー100円程度」より、「明治ブルガリアのむヨーグルト900ml240円程度」の方がおいしいとは言われたが、
コクのむヨーグルトの方が、圧倒的に粘性が高く、溶けにくい
量の問題もあるかなぁ、好みの問題もあるだろうなぁと思いながらも、
食べたことないかき氷を食べさせたいからがんばってる
わけで、ヨーグルトなしは、選択肢として弱いかなぁと思ったりなんだよな。値段じゃねぇ!みたいな。つか、
ヨーグルト抜きでも同じ値段にしたいくらい。
※それならヨーグルト入りを頼むかも、みたいな。
で、母上にも宇治を食べて貰ったのだけど、母上はミルクを抜きに、と「宇治だけ」で作ることになった結果、
甘さがなさ過ぎる。隣の和菓子屋と比べて、「氷のふわふわ感」「宇治の味」は同じくらいだけど、みぞれのシロップが掛かってる分違う。
なるほど。確かに一口貰っても全然甘みが足りない。「宇治蜜」ではあっても、これはどうやらみぞれ前提のものだったのかも知れない。
AMAZONで「キャプテン 宇治」検索し、ヒットしたもののコメントには、前述のように肯定否定が行ったり来たりだったのだけど、ひとつ学んだのは、
キャプテンの宇治は、どうやらみぞれがかなり入ってかき氷用にストレートで使えるものらしい
ということ。スーパーのものは、つまりは「くず餅」みたいな他の物にタラして使う用途も視野に入れている分、「甘すぎない」着地を目指していたのかな、と。そうそう、
キャプテンをベースにして、最後にサクラ印のヤツを上から垂らすといいかもな、とも。
あと、細かな点として、
最初から器を冷凍しておく
ことで、より氷を溶けにくくすることは出来るだろうな、と。逆に氷に使う水に関しては、
ぶっちゃけおいしい水でもそうじゃない水でも、誰も何も言わない
ということがわかった。どれがどれというわけではないのだけど、
「ふわふわさ」の前に「水の善し悪し」は小事でしかなかった。
これならここにコストを割く必要は無さそうだな、みたいな。
あと、そうは言っても器の善し悪しはあるとも。自宅だったので、それなりに「それっぽい器」があったのだけど、やっぱりその方がおいしそうに見える。最後に氷を乗せるのは僕の美学なので、いわゆる「メニューに載ってるようなきらびやかさ」はないけど、その方が氷の美味しさをアピール出来ると思うし、実際最後まで「メリハリ付けて」食べて貰いたいんだよな。
まず氷、そしてシロップとうまく混ぜて、、、からのヨーグルト!徐々に溶けてきて最後はミルクとのハーモニーで思わずすすってゴールイン!
こう行きたい。おいしいかき氷はこうありたい!っていうか、
かわぐちのはぶっちゃけちょっと多すぎた気もした。
お値段据え置きでも、もう少しだけ、あと1割少なくてもよかったかな、と。高い分量くれるのは嬉しい気もするけど、、、まぁここは難しいところかも。
・・・
その後、自店のパートさんでひとりだけ食べさせてない人がいたので、あとのむヨーグルトの残りが一人分くらいしかなくなったので、せっかくだしということで持って行って食べて貰った。
ミルク、氷、ヨーグルト、氷、シロップ、氷
の組み合わせ。1個の氷の6割ほど使った感じだったけど、
かなり褒めて貰った。
「普通にお金出して食べてもいいレベル」。ただ、この人はちょっと「相手が言って欲しい言葉を言う」傾向があるので、あまり鵜呑みには出来ない。嬉しかったけど、、、鵜呑みには出来ない感じ。まぁシロップとかの味付けが上手く出来たっぽいってのはあったけど。
で、ヨーグルトが終わってしまった反面、氷が少し残っていてもったいなかったので、もう一人のパートさんに、今度はレモン+ミルク
氷、レモン、氷、ミルク
のシンプルなものを食べさせたところ、、、
「あたしゃこっちのが好き」
ええーーー!そりゃまぁ好みではあるけど、ヨーグルトを売りにしたい自分としては、ツライコメント。まぁレモンのすっぱさがより好みにフィットしたって事かも知れないし、そもそも、
ふわふわ氷に対する感銘の強い人だったし。
その点自分のがスレてたというか、「お店の氷ならみんなふわふわじゃね?」ってところがあったからな。
・・・
やはりこのままではかわぐちの氷には追いつけない。何か出来ることはないかと考えたのは、、、
ジャム(マーマレード)を買うか!?
シロップだって1000円前後するわけで、食べ物を粗末にするのはよくないけど、
人生最速ペースで練乳一本を使い切ったりもしたわけで、
でもって、結構な人に喜んで貰ったりもしたわけで。
だったら1000円前後でジャムを買うのも悪くないかな、と思ったり。どっちみちかみさんは「絶対」高いジャムを買ったりはしない。そもそも使い切らずに捨てるのを極端に嫌う人なので、
※その分倹約してくれているということではあるけど、味に対するこだわりというか意識が低いわけでもある
自分で買って、自分で捨てる分には問題ないだろうと。
っていうかやっぱ「味わいコクのむヨーグルト」に合うのは、シロップではなくマーマレードだったかなぁとも思うんだよね。
思わずAMAZONで検索。
おいしそう、、、だけど、「苦いのがいい」のか「甘いのがいい」のかがわからない。
いちごジャムは総じて「甘い」か「甘さ控えめ」のどちらかで、ヨーグルトやミルクと掛け合わせるなら、「甘さ控えめ」が大人にも子供にも行けそうという気はするが、
マーマレードの「苦い」はともすれば「苦すぎる」という人もいるようで、、、。
でも「皮」あってのマーマレードだし、そもそも「オレンジ」がいいのか他の夏みかんとかのがいいのかもよくわからないんだよな。
さすがにシロップと比べたら消費は少ないだろうけど、開き直って「朝は食パン生活」を考えるなら、試しに買ってみるのも悪くない気がする。つか、今日褒めて貰ったパートさんにも言ったけど、
おいしい水で、目新しいヨーグルトと、値段が高くて評判もいい巨峰シロップに、ふわふわ氷で「自家製なのに」そこそこおいしいかき氷が出来れば、
そりゃあおいしく感じて当然
あとは濃さのバランスだけだって話。ただそこで「あと一歩」がんばることが、300円で売れないかき氷と、500円でも売れるかき氷の分水嶺になる気もするんだよな。
ともかく、
自分ではもう下痢になるレベルに食べ過ぎているので、第三者の感想および、試行錯誤が重要だなって感じ。あと、
マンゴーやるんなら、牛乳とのブレンドは避けられないかな、とも。
つか「おいしい」の道にゴールなんてないんだよな。もっとも、
どんな美味しいものでも、飽きるときゃ飽きるけどな。
←あんま美味そうじゃないけど、グレープも撮ってみた。やっぱヨーグルトはブルガリアの方が見た目が綺麗なんだよな、、、。あとミルクを周りに「巻き」忘れた。
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