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2015年9月10日 (木)

映画3本「オクトパス」「コンスタンティン」「裏窓」

充実させようと休みの前後に立て続けに見てみた感じ。

●オクトパス

まとめて借りてきたDVDのうちの一枚。つまりはタコのクリーチャーホラー、、、というかどっちかと言えばサスペンス?

 何つか、、、最後までがんばって見ましたって感じの内容。

面白いか面白くないかで言えば、、、

 もちろん面白くない。

クリスの評価で言えば、、、

 ☆(1/10)くらい

でも、まぁ、、、0点じゃないかなって感じ。

38年前にアメリカに沈没させられたソ連の潜水艦が運んでいた毒?みたいなもので、その海域のタコが巨大化して、いくつもの船やら潜水艦やらを襲っていた、、、のも知らずに、

 大物テロリストを潜水艦で搬送する途中で襲われる展開。

ジャック・ライアンみたいなアナリスト?的な?

 でも異常にヘタレで、こいつのせいで周りのみんなが死んでいくという最悪の疫病神が主人公。

びっくりするくらいかっこわるい主人公で、ほんと近年稀に見るイラだちを覚える展開。
タコは結構出し惜しみされていて、、、まぁ出てきてからも安っぽいCGなので、別段出なくてもよかったかなって感じではあったけど、ところどころで「がんばって作ろうとしてる感じ」が伝わる分、メカシャークvsメガシャークよりは好意的に見れる。

あと、ヒロインが結構魅力的。乳首とかは出ないものの、下着姿は頻繁に披露してくれて、結構明るく、特筆出来ないレベルではあるものの、なかなかカワイイ。

 この子が☆1分。

すなわち、この子がいなかったら0点の内容で、もしも僕のこの感想を読んで借りてこようと思うとしたら、

 特筆しないレベルのカワイイ女の子の下着姿が出てくる安っぽいCGのタコと、横糸のテロリストとの攻防にイライラしっぱなしの映画が見たい人。

そういう人になら、手放しでオススメ出来る。つか「E級(5段階の最下層)」クリーチャーが大好きで、順番に借りていったらあとこれくらいしか残ってない、という人にもオススメ。あ、でも、

 ピラニア2より好き。なぜなら女の子がかわいかったから。

ただグロで死にまくる映画よりずっとよかったと思う。シャークナイトより好き。っていうか、そんなに悪くなかったかも。黒人の副館長みたいな人もイイ感じだったし、

 主人公が最低最悪のヘタレであること以外は、結構がんばってたかも知れない。

評価はやっぱ★(2/10)に上げる。もちろんだからと言ってオススメではないが。

●コンスタンティン

テレビ録画。キアヌのホラーサスペンス。見る前はどんな映画なのか全然知らなかった(忘れていた)のだけど、

 まさかの「神と悪魔の戦い的なヤツ」だったとは。

サタンとかガブリエルとかが出てきて、天国とか地獄とかが普通にある世界。クリスチャンであるかないかで映画の印象がガラリと変わる気もするし、「不埒」な作品とする人もいそうな気がしないでもないが、

 まぁ概ね普通。

ヒロインは「ハムナプトラ」のヒロインだった人。結構印象深い顔で、下着姿のサービスカットがあったけど、特筆するほど美人ということはない。ただ、

 ラストで、キアヌが顔を近づけたとき「キス・・・」と「その気になってスルーされた」時の表情、

 超最高。

この映画はまさに「この顔」を見るために見てきたんだな、と思うほど「いい表情(かお)」を見せてくれて、ある意味「ツーリスト」ラストシーンのアンジーのそれにも匹敵するレベル。

常々僕の映画(特に洋画)の見方、評価の比重が、女優に大きく影響を受けている点は、僕のレビューを読んでる人ならわかってもらえてると思うけど、

 この女優に関する加点要素はないが、この表情に関しては☆1分加点出来る。

もし録画してる人がいたら、
※別に借りてきてもいいんだけども。
がんばって最初から見て、
※そうしないとその表情の重みが全く伝わらないから。
この彼女の「スルーなのーーーーーー!?」がにじみ出てる顔を見て欲しいと思った。

あと、ガブリエル役の女性ティルダ・スウィントンという人、当時でも既に44歳と結構な年齢ではあったものの、身長180cmと高いヒールの靴で、

 スゲェ存在感。

ユマ・サーマンに「オーラの衣」
※別に出展があるわけじゃないよ?>オーラの衣
を着せたような迫力があって、なかなか良かった。僕は見てないけど「ナルニア」で「白の魔女」というこれまた「女性ラスボス」的役周りをしてたらしく、

 ある意味女版リーアム・ニーソンみたいな人かも

ってちょっと思ったな。

映画の内容に関しては、「ホラー(グロ):サスペンス」が7:3くらいの話で、クリス評価は(さっきの表情含め)★★ってところだったけどな。

●裏窓

「裏窓って、、、あの?」。そう。「あの」裏窓。アルフレッド・ヒッチコックの代表作とも言えるサスペンス。一生の間に「見ておいた方がイイかな」という古典のウチの一つ。
※他はローマの休日、スタンドバイミーだったけど、まだ他にもあるかも。

 ☆ネタバレしてるので「見てないけど今後見る予定」の人は読まない方がイイ☆

他の2作が(オクトパスとかじゃないよ?ローマンバイミーだよ?つか何ソレ)とても「いい意味で僕を裏切ってくれた」ので、本作にもかなり過剰なまでの期待が乗っかってしまっていたのだけど、、、

 まぁ普通にちょっと面白い古い映画

だったかな、と。

フリーのカメラマンのジェフは事故で足にギプスをはめ、部屋から一歩も出られない状況。窓から見える隣人達だけが彼の楽しみだったが、ある日その中のひとりの行動に違和感を感じる。恋人と共に彼の奥さんが殺されたのではないかと推測を立て、「覗き」で調査を進めるが、、、。

みたいな話。個性的な住人達にはほとんどセリフらしいセリフはないが、キャラクターは立っていて見ているこちらも一緒に覗いているような気にさせる。舞台はほぼ完全に主人公ジェフの部屋からの視点に限られており、コストを掛けずに最後まで引っ張った演出はさすが。ただ、終始緊張感に充ちてるわけではなく、時には美人の恋人リサとの色っぽいキスシーンがあり、時にはおばちゃん家政婦との下世話な世間話ありと、飽きさせない努力、エンターテイメントとしての映画を感じさせる。その辺りはローマの休日にも通じるところだったし、「古いけど語り継がれてる」だけのことはあると思った。

ただ、あまりにもあからさまに主人公達が「ヤツは怪しい」と決めつけて行動し続けたため、

 むしろこの人は無実なんじゃないの?

と中盤以降「いつどんでん返しが!?」みたいな気持ちで埋め尽くされてしまい、

 結果それなの?まぁ緊張感はあったけども。

というオチになってしまったのが、個人的には残念。ただ、

 リサ=グレイス・ケリーのかわいさは異常。

伊達にジッタリン・ジンの「プレゼント」で「グレイスケリーの映画の券」ってフレーズが出るだけのことはある。今の目で見ても、全然超美人。今イチオシのスカーレット・ヨハンソンや、若いときのオーラはスゴ過ぎだったジェシカ・アルバ、いわゆる美人顔のナタリー・ポートマン、一作目のかわいさは異常過ぎだったエマ・ワトソン、クロエ・グレースモレッツ、アンジーはまぁ、、、ムラがあるかな。アイアムナンバー4、魔法使いの弟子、ウォームボディーズで超可愛かったテレサ・パーマー、グランド・イリュージョンで美しすぎる警官メラニー・ロラン、、、美女かわいこちゃんには目がない僕が見ても、

 グレイス・ケリーのかわいさは異常。

つかこの子は人気絶頂期に「君主」と結婚して引退してるらしく、

 画像検索しても出てくる写真が全て「最高の時の顔」ばかり。

ちょっとズルいな、と思いつつも、

 マリリン・モンローより全然好き。

ズバリ、オードリー・ヘップバーンのかわいさのために「ローマの休日」を見る価値があるのと同様に、グレイス・ケリーを見るために「裏窓」を見る価値があるとすら言える。

話は言うほどでもなかったが、彼女のキスシーンは、

 それだけで★★分くらいあったな。

映画トータルでは★★★☆ってところ。相手役のジェームズ・スティワートに関しては、ローマの休日のグレゴリー・ペックの方が8倍くらいかっこよかった感じかな。あと、全体的にエスプリの効いた会話が多い「感じ」なんだけど、9割方拾えない自分がもどかしかった。

 それにしてもグレイス・ケリーはかわいかった!

ちなみに1954年の作品。今から61年も前の作品なんだよな。映画館でこれを見た人の多くは、もう死んじゃってるかも知れないくらい前の映画を、今でも普通に楽しめるってのは、それだけでも凄いことだと思うよな。あと、

 当時の美人が今でも美人として通じるんだな、と。

もしかしたらクレオパトラや楊貴妃とかも、

 普通に超美人だったのかもね。

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