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2015年10月 5日 (月)

久々に思い出したソフト

2年くらい前の深夜の馬鹿力を聞いていたら、今度XBOXONEで出るフォルツァモータースポーツの新作は、プレイヤーのクセとかを学習して、そいつで戦わせたり出来る、みたいな話をしていた。

そのまま聞いていたら今度は、昔あった「自分で戦い方を決められるソフト」の話になり、「カルネージハートのことかな?」と思いつつ聞いていたら、それにも触れつつ、麻雀の「自己学習型AI」を乗せたタイトルの話に転がった。

ラジオの話はここまでなのだけど、ここでふと僕の脳裏に、

 カルネージハートより前に、カルネージハートっぽいタイトルがあったはず

という、非常に曖昧な、記憶の底をあさる感覚が去来する。

 何だっけ?

パネルのようなパーツを組み合わせて、「敵が近くにいたら攻撃、いなかったら直進、壁にぶつかったら旋回、、、」みたいな。

 何だっけ?

ここでスッとタイトルが出る人は、年齢的にも僕と同世代だと思うし、なかなかやるなぁと思う。

 そう、そのタイトルは「ブリーダー」という。

だが、ブリーダーを思い出しても、そこから先がない。ハードもわからないし、画面の雰囲気も全く思い出せない。

 ここまで情報が記憶から掘り起こせないゲームがあること自体に、ちょっと嬉しくなったりもする。

記憶というのは、こうも曖昧で、薄れていくものなのだなぁと思ったりする。

ただ、ブリーダーというタイトル自体には自信があったので、そのままネットで「ブリーダー ゲーム」で調べてみると、

 ファミコンディスク版「ブリーダー」がヒット

「ディスクだったのか!」というのが正直な僕の第一声。
※正確には声に出してないけど。心の声第一声。

てっきりスーファミか、下手したらPCエンジンかな、と思っていたのが、ディスクシステム!

 この感覚、絶対伝わらないと思うけど、凄く不思議な感じ。

ある意味「逆デジャブ」みたいな、見たことがあるものを見たことがないと感じてしまうような、、、。

でも画面写真を見たら、結構鮮明に思い出した。ろくにプログラム(というほど複雑なものじゃない。せいぜい数枚程度のパネルを組み合わせるだけだったから)を組めず、かつ対戦する相手もいない。
※ある意味高尚なゲーム性は、友人達の理解を得づらい物だった。さすがにこの当時は一緒にゲームを遊ぶ友達も多かったけど。

 でも、「これは凄いゲームなんじゃないか?」ってなことを考えながら、「惜しいな」って思ってた。

でも、カルネージハートが出て、今後は真逆の感想を僕は抱くことになった。

 わかりにくい。そして面倒。

つまり、いろんなことが出来るというのは、同時に何かを犠牲にしなければならないということ。もっと言えば、みんな、そして僕の欲しい、遊びたい、楽しいと思うことは、常に変動していて、その日その時その瞬間面白いものが面白いのであって、それが1年後2年後10年後では全く意味が変わってくる。

マリオメーカーを遊んでいて思ったことだけど、

 僕はこんなにもマリオが嫌いに(というか楽しめなく)なったんだなぁ

って、ちょっと感慨深かったんだよね。もちろん逆に昔は全く良さがわからなかった「ゴルゴ13」に、今めちゃ惹かれていたりするし、
※当時だって読めば楽しめたんだろうけど、読む気にさせないオーラがあったんだよな。
 新しいルパンに、微妙な居心地の悪さを感じたりもする。

ブリーダーは今やってもたぶん楽しめないんだろうなって思うけど、
※ちなみに会社は非常にマイナーですぐつぶれちゃったところだったと記憶。調べたら「ソフトプロ」だって。知らんわ。

 その方向性で、今の自分が楽しめる「カタチ」ってのは、きっとあるんだろうな、とは思った。

難しくなくて、わかりやすくて、結果にメリハリがあって、納得が出来て、画面がそこそこは綺麗で、
※もちろんドット絵でも可。
レスポンスが良くて、オンラインの対戦とかも簡単で、、、

 っていうかむしろ出てないことが不思議なくらいだな。

当時の僕が感じたように、結局友達の理解が得られず、一人で遊ぶだけになっちゃうのかもね。

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