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2015年10月10日 (土)

サウンドシェイプ

幾何学的でシンプルの極みみたいな雰囲気と、いかにも「物理演算でござい」という動きが、

 全く食指をそそらない

9月期のプレステ+タイトル。ハードはたぶんPSP以外の3つに対応で、ぶっちゃけロースペックでも全然動く感じ。
※初代PSでも動きそう

名前からすると、Rezみたいな「音で気持ちよくなってもらうアクションゲーム」という感じで、「まず効果音ありき」という印象を受けるが、

 実際開いてみたら、、、

 あらまビックリ!

 マリオメーカーライクな2Dサイドビュージャンプアクションコンストラクション。

なるほど9月にこれをぶつけてきたのが10月7日になってようやっと理解出来た感じ。
マリメカの為にWiiUを買おうか迷ってるPS4ユーザーが、おもむろにこれを遊んでしまった場合、

 ああマリメカもこんななんだろうな、と。

 面とか作るの面倒だし、今更2Dサイドビューのジャンプアクションなんて、さして面白いものでもないな、と。

 たぶんグラフィックとかWiiUだから、ましてや初代のドット絵とかなんでしょ?こっちのがまだマシでしょ?タブン、、、

 そんな感想が引き出されるのを「期待&見越した上での」プラス入り。

確かに、チュートリアルは丁寧だし、ブロック単位ではない、配置の自由度。リスタートの早さに、無限の残機は気楽そのものだし、効果音もまぁ悪くはない。

 だがしかし!

 このゲームには致命的な欠点がある。

 スーパーマリオメーカーにはなくて、サウンドシェイプにだけある欠点、

 それは、、、

 「面白くない!」

見た目も全く楽しげじゃなく、アナログでクイックな操作はミスを誘発しまくる(←これが一番悪いとすら言えるほど動かしにくい)。配置がファジーであること、角度や大きさが自由に変えられることが、逆に、

 何をしていいかイメージを濁らせる上に、精度を上げづらくさせる

いろんなことが出来る点ではリトルビッグプラネットにも通じるが、あっちのがずっとファンシーでキャッチーだったし、

 効果音を絡めて音楽を作らせようという意図は、いわゆるライトユーザーに対してあまりにハードルが高すぎる高尚な目的。

かと言ってコアユーザーに対しては、この見た目がプラスに働くとは到底思えず、

 全然面を作る気にならない。

そして、

 出来合いの面も全く面白くない

その上、

 基本アイコンで全てやっつけようとしてる「Windows8仕様」なので、つまりはわかりにくいし、

 再スタートは頻繁にある反面、一つの面が無駄に長すぎてダレる
※マリメカの中間地点ゼロとは真逆過ぎる失敗

自機には愛着を持ちようがないただの「○」にオーラがまとわりついてるだけのヤツだし、敵や障害物も、ロコロコのようなかわいげもない。

誰がどう遊べば、これを「マリメカ以上」とジャッジするのか、全くわからない。

 つまり!

これを遊ばせることで、「マリメカも同様に全く面白くない」だから「WiiUを買う必要は全くないよ!」と見事に思わせる、

 「負の」素晴らしい出来。

ただでさえつまらないのに、他社のゲームまで巻き込んで評価を下げようとするその心根が最低なので、クリス評価は、

 久々マイナス2億点。

パーツの回転、拡大をなくして(もしくは2段階90度単位にして)、
配置をブロック単位にして、
キャラをロコロコにして、
BGMをロコロコ以上かわいいものにして、
サウンド関連のエッセンスはあくまでおまけにして、
各面のボリュームをグッと抑えて、
最初から遊べる面を今の20倍くらいにして(現状は1面しか遊べない)、
オンラインの投稿、プレイをもっとわかりやすく楽しげにかつ洗練させて、
タイトルを「ロコロコメーカー」にして、
操作性を今の数十倍洗練させて、
アイコンだけじゃない日本語表示をもっと丁寧にやって、

 ※まだきっとたくさんの改善点があるとは思うが、

ようやっとマリメカと比較対象になりうる。「2点か3点になりうる」。

しかしSONYも姑息。マリメカ発売に合わせてこれをぶつけようと言い出したヤツは、マジで罪人だと思うわ。やるんならマジメにやれよ。

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