娘と一緒にハウルの動く城を見た
まず一番の感想、
面白かった!
どのくらい面白かったかと言えば、
★くらいの作品だと思ってたら、★★★☆くらい面白かった!
つまり、
いい意味で、非常に強く裏切られた。
当時は「キムタクぅ~?」みたいな、なんだかよくわかってもない感じで、タレントを声優にガンガン使いやがって、ってなうがった見方をしてたのもあるけど、
※そうは言ってもキムタクも嫌いじゃないし、むしろよかったとも思ってたはずだけども
何つか、いろいろ良かった。
・マルクルは相変わらず非常にかわいかったし、
※娘と「何が嫌いか」で軽い論争になり、娘は「ポテト」、僕は「じゃがいも」と答えたら、正解が「いも」でニヤリ。
・荒れ地の魔女がコンパクトなおばあちゃんになってからも地味なかわいさと、弱さが光ってたし、
・初見時から相当怖い感じのサリマンが、やっぱり怖い人だったり、
・ハウルのイケメンさにビビッたり、
・カカシのけなげさに胸を打たれたり、
・ソフィーがコロコロ若返りと老化を繰り返してるのをいちいち指摘するのがむしろ楽しかったり、
・「城」が無駄に手が掛かっててナウシカの王蟲を思い出したり、
・戦艦の描写が「ああ宮崎デザインだなぁ」と感慨にふけったり、
・ベーコンエッグを食べるところを見てカリオストロを思い出したり、
・ベーコンの厚さと大きさで「アレ、1000円以上するな」と考える自分が嫌いじゃなかったり、
・犬も地味にいい味出しまくりだったし、
・大塚明夫が美味しすぎる声だったし、
・大泉洋は言われなきゃわからない、でもかなり完成度の高い声だったし、
・無駄に説教臭くなかったのもよかったし、
・思った以上にばあさんの頃のソフィーが多くなかったのも良かったし、
・カルシファーの軽口も最後にはちょっと愛しくなってたりしたし、
・風呂掃除でキレるハウルを覚えてたのがなんだか嬉しかったし、
・場面展開にも思ってた以上にメリハリがあって、
※掃除とか、スイスみたいなとことか、壊れて崩れる崖のとことか、街とか
中だるみしなかったし、
・ハウルの部屋がスゲェ細かく描かれててちょっと(手抜きじゃないことが)嬉しくなったし、
・エンディングテーマも悪くなかったし、
・やっぱり神木くんの演技は最高だったし、
※マルクルの良さとまた別の視点で
とにかく面白かった!
最近は録画はしていてもイマイチテンションが上がらず、見ないで放置してる宮崎映画も多い、、、というか、このハウルもスルー予定だったのだけど、いざ見てみたら全然面白くて、むしろ、
カリオストロ、紅の豚、トトロに次ぐレベルかも?
つまり、
ラピュタ、ナウシカ、千と千尋より上かも?
って思ったほどだったな。まぁ「風なんとか」とか「狩り暮らしのなんとか」とか「なんとかのマロニー」とか「ポニョ太郎の冒険」とか、ろくに見てない作品も多いので、実際見たらまたランキングも変わるのかも知れないけど、
※あと「化物語」みたいなのもあったな、っていうかボケもここまで来ると伝わらないわな。「ものののけ姫」だっけ?全く覚えてないわ。「魔女宅の宅急便」とかもあったな。誰に届けるんだって話。
娘も僕もイイ感じに話を忘れてたのもよかったな。っていうか、
忘れないうちにもう一回見たら、案外逆にアラばかり見えるのかもだけどな。
| 固定リンク
« 休日の使い方 | トップページ | コナミの思い出? »
コメント