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2015年11月15日 (日)

ビッグゲーム

サミュエルLジャクソン主演の大統領救出モノ。アヴェンジャーズ2を借りるとき、「ついでに、、、」と借りてきたモノの一つ。大げさなタイトルと、「それっぽいパッケージ」、置いてある本数などを元に借りてきたわけだが、

 実際は全然クソ。

何がダメってとにかく、大統領の救出を助ける子供が、

 ブサイク。

フィンランドの現地で狩人を営む集落は、13歳の誕生日に森で一昼夜を過ごし、獲物を狩って村に戻る風習がある。しかし彼は体も小さく、力も弱い。

 そして顔も悪い。

特筆して演技が下手ということはないが、「誰かの2世」なんじゃないかと勘ぐりたくなるほど魅力がなく、パッケージにあるような「大統領を守るハンターの子供」ってな雰囲気は微塵もない。何つか、

 二人のヘタレががんばってがんばる

そんな感じ。

ヒール側のSPは
※ネタバレだけどどうせ見ないだろうから。
なかなかかっこよく、力強いが、それとて見覚えはなく、監督含めサミュエル以外誰一人知らない、「一点突破」な作品だった。

展開もかなりもっさりで、そこかしこにイライラが募る。ツタヤの小冊子で見開き特集されていたのは、

 単に他に紹介する作品がなかったから

と結論づけた。

クリス評価は★。良かったのはクライマックスの「一矢」くらいかな~。全体的にダメだった。

以下ネタバレ

一番ダメだったのが「ヘリと子供の山道が追いかけっこしてるシーン」。山の中を子供がどうがんばっても、時速10kmがいいところだろうに、普通に追いついてしまう。ヘリが子供を振り落とそうとするのにわざわざ落ちても大丈夫な高さにまで高度を下げる。どう考えてもチャンスなのに大統領は飛び降りない。子供が落ちたのにヘリは一向に高度を上げない。冷蔵庫の扉が自由に開閉出来るのに大統領は中に入ったままだった。凄まじい衝撃が走ったに違いないのにかすり傷しかない。引き戸なのに水に落ちても大して浸水しない。冷蔵庫の電源である発電機をヘリが一緒に運ばない。

 ここまでダメなシーンをよく入れる気になったな、と正気を疑うレベル。

最後の最後黒幕的なヤツが無事なのも気に入らないし、フィンランドの片田舎とは言え、アメリカの国旗のマークを知らないというのもどうかと思ったし、普通に英語がしゃべれるのにわざわざ現地の言葉を序盤使ってたのも意味が分からないし、

 せめて子供がもっとイケメンだったら、、、

50円でも借りる価値はない作品かな。あくまで僕にとっては、だけど。これ見るくらいなら何十回見たかわからないクリフハンガーや、バーチカルリミットを見直した方がずっとマシって感じ。

ちなみにアヴェンジャーズ2も見たけど、

 途中で寝ちゃった。

やっぱ夜中の1時から見始めるもんじゃないと思った。つか一回見たことがある映画だったってのもあるけど、映画館で見たときのような高揚感は全くなく、全編何となく流れてった感じかな。今回は吹き替えで見たけど、ジェレミー・レナーの声に違和感が拭えず、「2度目、DVD、吹き替え」の評価は★★くらい。本作に限らず、アメコミ系のヤツは2回目なかなか楽しめないな。リーブのスーパーマンくらいかも。

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