デス・レース
以前も紹介したが、久々に見たくなってまた借りてきた。ちなみにきっかけは、
スゲェつまんなかった「ワイルドカード」。
すなわちジェイソン・ステイサムのかっこいい映画が見たくなったという話。
以前書いたことは覚えていたが、内容は全く忘れていた。おもむろに書き出す前に読み返してみたところ、
まさに今オレが感じてることと同じ事を、7年前、、、2008年のオレは書いていた。
さすが同一人物だ。
当たり前のことを当たり前に感じる。
こないだワイルドスピードメガマックスの監督コメンタリーを見た際、「美女と車を出して売れるなら、みんなそうする」という言葉があった。正直そのコメントに関しては、
そんなに美女と車が出てる映画そのものがねぇだろ
と思い、同時に、
美女と車が出てたら、ぶっちゃけそれで売れるんじゃねぇの?
とも思った。つまり、
デス・レースとはそういう映画。
美人のナタリー・マルティネスと、マッドマックスもかくやという改造車で殺し合いじみたレースをする。
近未来SFの体だが、あれほど世界は広くなく、刑務所兼サーキットは、コストを抑える意味でもなかなかのアイデア。つっても本作は2000年頃の映画のリメイクだから、その時の発想が良かったとも言えるが。
軽く驚いたのは、本作にワイルドスピードでこれでもかと見たタイリース・ギブソンと、ついさっき見たばかりのターミネーターに出てたジェイソン・クラークが出てたこと。もっと言えばワイルドカードやスカイミッションでジェイソン・ステイサムを見てたから、
メインキャストがみんな顔なじみの如く画面に登場。
ホントに偶然なのだが、ステイサムはともかく、ジェイソン・クラークなんてそんなにたくさん映画に出てるわけじゃないのに、、、なかなか愉快。
メカニックのオヤジがスゲェ美味しい役で、女性所長が死ぬほどイヤなヤツというのも、当時まんまの感想。奥さんが序盤で殺されちゃった分、ヒロインであるナタリーと恋仲になったりはしないが、それでも時間を置くことで二人の仲がより親密になることを予感させるのは悪くない。
監督は(前も書いたが)バイオハザード、三銃士、エイリアンVSプレデターと、デッドオアアライブ、最新作はポンペイのポール・アンダーソン。ぶっちゃけリュック・ベッソンと同じ系譜で、
そこそこお金を掛け、美女と車を出し、奥行きのない薄っぺらだけど楽しい映画を作る人。
面白いのは、彼の奥さんが、まさにリュック・ベッソンの元奥さんでもあったミラ・ジョボビッチという点。
女性の好みが、そのまま作る映画の好みにも共通し、そしてそれがそのまま僕の嗜好にもフィットするという連帯感。
つかスカーレット・ヨハンソンを主役に据えても彼(ポール・アンダーソン)は同じくらい面白い映画を撮りそうな予感。
ちなみにナタリー・マルチネスは本作が銀幕デビューだったが、ついこないだ話題になってた気がする「アンダー・ザ・ドーム」
※スピルバーグのSF?
で上から3番目にクレジットされており、
全然見る気はなかったけど、俄然興味が沸いてきた。
まぁこの数年の間にいろいろと劣化してしまってる可能性は否めないけどもさ。
当時8点という非常に高い点を付けた本作だが、今見ても★★★☆はある良作。先に挙げた作品や、監督が嫌いでなければ、今見ても十分楽しめると思う。っていうか、世間の評価が低い作品のひとつだと思うな~。
※続編は作られたけど「ビデオ映画」?よくわからないし、そもそもポール監督は製作に回っていて監督していない上に、特筆するような美人が出てるという情報もない。
キャスト据え置きで続編出しても良かったけどな。
まぁ一部本作で他界されちゃってたりはしたけども。
・・・
全然関係ないけど、本作のナタリーや、トランスフォーマーのミーガン・フォックスを見てると、黒木メイサも負けてないかもな~と思う。まぁ演技力とかそもそも作品の脚本、監督の力もあるから、「ルックスだけが全て」じゃ当然ないんだけど、上手く仕上げれば全然張り合えるんじゃないの?って思うんだよな。菜々緒だっけ?最近ブイブイ言わせてる子より、全然オーラがあると思うしな。
あ、念のために言うけど、ナタリーをイメージ検索してもろくな写真はないぜ?この子は本作劇中で、「ステイサムのひざの上に座ったところ」が最高に最高だったからな。
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