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2016年1月17日 (日)

アクシオムヴァージ

英語で書くと「AXIOM VERGE」だと思う。以前ちょっと触れたSteam年末セールで買ったメトロヴァニア。っていうか、

 ほぼメトロイド。

グラフィックは「ファミコンの皮を被ったプレステ3」。たとえばスプライトでチラ付くこともなく巨大なキャラが出たり、たとえば違和感のない二重スクロールで遠景が描かれていたり、主人公に4色以上使われていたり、ボス撃破時のエフェクトが妙に凝っていたり。

メトロイドっぽいマップ構造で、敵もかなりそれっぽいので、「ほぼメトロイド」と称したけど、違うところは当然違う。っていうか、序盤あまりに似すぎてたので、

 「アイテム取ったときのジングルが違うじゃん!」

そりゃ違うでしょうそうでしょう。でもそんなことに違和感を感じるくらい似てたというか、まぁ作者の人がリスペクトしてたんでしょう。

 たったひとりで作り上げたらしいですが。

音楽からデザイン、ドット打ち、プログラムまで5年掛けて一人で作ったらしい。っていうか、

 誰かがバランスに対して一切口出ししない=ひとりよがりな物ができる、、、

 「とは限らない」。

同じく小規模で作られた傑作同人ゲーに「超連射68K」や「洞窟物語」があるように、問題は作り手のバランス感覚。それが優れていれば、、否、中心となる人物のそれが優れていなければ、ゲームは決して面白くはならない。

 その点かなりがんばっている。

作品はまずPS4!でリリースされ、VITAやPCに移植されたという。まぁ実際はPCで作ってPS4から出してみたって感じだろうけども、

 その「家庭用から出す」スタンスに、本人の自信と、信念みたいなものを感じたり。

音楽もなかなかがんばっていて、メトロイドっぽくはないが、十分及第点。っていうかこれもひとりでやったって思うと、「スゲェな、鬼だな」って思うと同時に「友達とか知り合いとか居なかったんだなぁ」とも思ったり。まぁそういうものか。

メトロイドっぽさは満点であるものの、実際には結構違う。具体的に言えば、、、

・丸まらない

・ボムに相当する武器がない

・ミサイルがない>安易に出来る強力な攻撃がない

・体力上限アップアイテムに「5つで1つ分」がある
 ※1つで1つ分もある。ちなみに体力ゲージに切れ目はない

・(今のところ)バリアスーツがない

・サポートロボ「ドローン」が居る
 ※プレイヤーから操作がシフトする。高さ1マスの隙間に入れる。こいつの攻撃でしか倒せない敵がいる。やられても短時間で体力回復。アイテムを取ったりも出来る。

・攻撃力アップアイテムがある

・(今のところ)スクリューアタックがない

・ドリルがある
 ※一部の壁を破壊可能。攻撃手段としてはかなり弱い。

・死んでもセーブポイントに戻されるだけで、「死ぬ直前に手に入れたアイテムも無くならないし、死ぬ直前にボスを倒していれば、倒したことになっている」

・「ヒットラーの復活」にかなり挙動が似ている(が違う)ワイヤーショットがある

・ボスなどで画面が拡大縮小する※巨大感の演出が入る

・ストーリー(全て英語)がかなりしっかりあるらしく、メッセージが多い

・ボスは、メトロイドと比べるとアルゴリズムがわかりやすく、体力が多い
 ※いつまで経っても死なないので、何かおかしいんじゃないかと思い始めるが、それでもしばらーーく攻撃してると倒せるレベル。

・自機が男

 ・・・そんな感じ。

良くできている割に、劇的には面白くないのは、

・ショットなどの効果音がイマイチ
・BGMがメトロイドと比べて大きく劣る
・操作感(360コントローラにも寄る)がやや悪く、着地がしっくりしない
・ミサイルがないので、固い敵を処理するのが面倒
 →現在6種類ほどになったメインショットは、どれもそれなりに特徴的な反面、「弾数無制限ゆえの特筆火力無し」なので、あまり爽快感がない

逆に、画面いっぱいを使った「ドット絵画」的な演出はかなりすばらしく、「贅沢さ」を感じることが出来る。また、ドローンやワイヤーショットなど、メトロイドにはない、でも十分租借推敲された本作オリジナルの強化の出来も良く、いわゆるメトロヴァニアの中では、(もちろん僕が遊んだ物に限られるけど)抜群に「メトロイドしている」。

初日に2時間ほどやって、二日目モチベが途絶えず再開できたことも評価に当たるが、残念ながら、

 袋小路に閉じ込められる状況で、敵が死ぬほど強い、つまり「半詰み」のような状況に陥っている。
※ネット調べて一応の対応策はわかったけど、「それって美しくねぇよな」って答えだったのがとても残念→敵を倒さずにさっと逃げちゃう、みたいな。

もしかしたら「このまま進むと戻ってこられない」みたいな英語でのやりとりがあったのかも知れないが、「YES NO」の選択はなかったし、セーブは基本メトロイド同様、「セーブ時にファイルを選択しない」タイプなので、

 ここを抜ける以外なくなってる。

別に戻れてもよかったんじゃねぇの?って感じが凄くして、同時に「ああひとりで作ってる感じなんだな」とも思った。ぶっちゃけこれは「ミス」の領域だと思ったから。
※最後の最後じゃないみたいだから。

ボリュームはかなりあり、場面のメリハリもテンポも上出来だけど、遊んでいてワクワクしたり、「お、面白ぇ!」となることは今のところなく、クリス評価は★★という感じで、さほどでもない。色数の多さがゲームの面白さに直結するとは言わないが、遊んでる感じだけで言えば「ローグレガシー」「テスラグラッド」「シャンティ」とかの方が楽しかった気がするな~。日本語じゃなくてもいいから、せめて文章がもっと少なければな。長い会話シーンで大幅に萎えちゃうよ。あと、袋小路な。ラストだけでいいだろそれは。

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