ヘラクレスほか
休日エクスヴィアスの行動ポイントが溜まらないので、映画デーとした。DVDを借りたり録画された映画を見たり。
今日は昨日の続きだ。
※一昨日かも
●ヘラクレス
予告がとてもファンタジックで、かつかっこよかったので、ギリシャ神話物はあんま面白くない定説を覆してくれるかと期待して見たのだけど、、、
まぁ~ひどいもんだった。
ドウェイン・ジョンソンは嫌いじゃないし、ヤツが出ることで半自動的に「脳筋」映画にしてくれることも悪いコトじゃない、むしろそれを期待して見る向きもあったのだけど、
あの予告はヒドイ。
まるで次から次へとモンスターたちをバンバン倒して行く映画かと思いきや、
あれは単なる絵空事で、実際は空想上のモンスターの一体も出てこない。
ただの軍国主義&傭兵物語。
ヘラクレスは確かに正義感があるが、別段とんでもない魔力を授かってるわけでもないし、ただ力持ちなだけ。まぁそれがヘラクレスだと言われてしまえばそれまでだが、
もっとこう、超人的なヤツを期待してた。
一番へなっとしたのは、ヘラクレスが手塩に掛けて育て上げた農民上がりの兵隊連中。クライマックスで「実は悪者だった王様」にあっさり付いていく感じ?王がやられたら「ヘーラクレス!ヘーラクレス!」あがめる感じ?
オマエラ何モンだよ?って感じ。
娘も孫も殺しかねない王様も大概だけど、特にコレと言った見せ場のないまま「自分がそう思えば英雄」みたいなのもどうかと思った。
この映画でイイのは予告だけ。
本編は、
ぶっちゃけ0点の映画だったな。
ちなみに見てて一つだけ気になったのが、ヘラクレス側の仲間で、終盤袂を分かち、最後また戻ってくる人。
※どんなネタバレも平気。だって絶対みんな見ないから。
絶対どっかで見たことあるって思ってたら、ジョニデ×アンジーの「ツーリスト」で最後、「替え玉」役を務めた人だった。
こういうのわかると凄くスッキリするな。ルーファス・シーウェルって人だけど。あとはデスレースのメカニックだったイアン・マクシェーンとか、結構見覚えのある人が出てた。
まぁ映画はひどかったけど。
なんかレッドクリフをつまんなくしたような映画だったな。
●007ダイアナザーデイ
久々に見たくなって借りてきたけど、昔見たような「面白かった印象」はさほどでもなかったな。ただ、3人?のヒロインとのラブシーンはなかなか。特にマニー・ペニーのは全然覚えてなかった分ニヤリ。
※イヤらしい意味ではないよ?
ダニエルに変わってからは見られなくなったベタな秘密兵器や、ラブラブなラストシーン、冒頭掴みのアクションシーンなど、ある意味「古き良き007」がしっかりあって、BGMもメインテーマがしょっちゅう掛かるし、「ボンド、ジェームズ・ボンド」のセリフもバッチリ。
思ったほど面白く感じられなかったのは、やっぱ見たことある記憶がまだ残ってたからかな、と。
ハル・ベリーもよかったけど、もう一人のヒロインもよかったし、やっぱヒロインが良い映画はいいなとシミジミ思ったな。
一応クリス評価★★☆。
●スネークフライト
タイトルから中身がこれ以上ないくらい想像出来る作品だが、サミュエルLジャクソンが主役だけあって、クソみたいなローコストサバイバルホラーではない。
殺人現場を見てしまった証人を無事、犯人がいるロサンゼルスに護送する飛行機に、フェロモンで凶暴化した毒蛇が数百匹。ある意味まどろっこしいとも言えるが、ともかく見せたいのは「逃げ場のない飛行機で大量の毒蛇に次から次へ殺されていく一般人」なわけで、細かな設定やオチはさほど重要でもなかったが、
存外綺麗にまとめてくれてある。
つか2007年頃の本作は、既に一度見たことがあったらしく、
※ブログも始まってるから検索すればヒットするかも
ところどころ記憶にある場面があったが、
序盤に殺されるオッパイの恋人役が、テイラー・キッチュだったとは。
銀幕デビュー作とは言わないまでも、ウルヴァリンより前の作品で、ホントのチョイ役だったけど、濃い顔は間違いないって感じで、調べて正解。
あとはコレと言って知った顔がなく、話的には特に巨大な「ボスクラスのヘビ」がいなかったのが物足りなかったくらいかな。CGの出来はかなり良く、「それっぽい」けど、こういう作品で見せ場とも言うべき「殺され方」に関しては、「スパイダーパニック」や、同じくサミュエルの「ディープブルー」とかの方が、完成度が高く面白かった気がする。
どうしても題材的にグロくなってしまうのは否めないけど、ラストは180度打って変わった爽やかなもの。ここでも個人的には多少のブラックを残してくれた方がニヤリと出来て好きだったりもしたけど、話的には無難に★★って感じの佳作だったかな。
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