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2016年1月24日 (日)

マレフィセント

勧められて借りて見たDVD。アンジェリーナ・ジョリーが魔女の風体でデカデカと映ってるパッケージの印象はあるけど、見たことはない、見る気もないという人も少なくないと思うけど、、、

 なんつか判断のし辛い作品だった。

まずネタバレ無しでの情報を箇条書きしてみるとすると、、、

・ハッピーエンド

・剣と魔法の世界のファンタジー

・元々は「眠れる森の美女」

・監督は「アリスインワンダーランド」「アバター」「オズはじまりの戦い」のプロダクションデザイナーだったロバート・ストロンバーグという人で、他のコレと言った実績はない。

・3D版もあった

こんな感じ。あらすじは、

隣り合う人間と妖精の世界。ある日人間の王が妖精の世界に攻め込むが、妖精の女王に返り討ちに遭ってしまう。王は女王を打ち倒した者に王を譲ると言い、幼い頃女王と永遠の愛を誓った若者が欲に駆られ、女王を裏切り、翼をもぎ、王になる。女王は怒り、憎み、王の娘に呪いを掛ける。「16歳になった時、機織り機のトゲに刺さって永遠の眠りにつく。この呪いは真実の愛を持つ者のキスでしか解けない」と。

とりあえずディズニー映画が好きな人は既に見ていると思うし、好きじゃない人はよほどの勧められ方をしないかぎりDVDを借りたりしないと思うけど、

 前半と終盤でかなり評価の変わる作品ではあった。

前半はオズ同様かなり、かな~り眠い仕上がりで、序盤の「少女時代の2人」こそかわいく魅力もあったが、中盤までのやりとりは正直かなり微妙。

ただ、ラストは、想像を大きく超える派手な戦闘シーンと、
※この場面はまさに一見の価値有り。どのくらい派手かと言えば、「ロードオブザリングより派手かも」なレベルで、とても見応えがあり、かっこよかった。
ややアクロバティックながらもハッピーエンドに締めてくれたことで、結構盛り返した。

クリス評価は★★というところかな。

以下ボチボチネタバレも絡めていく。

とにかくディズニー映画ということで、いろんな作品のエッセンスがかなり高濃度でブレンドされており、

・飛行シーンはアバターまんま

・妖精の世界の世界観もアバターまんま。っていうかまんま過ぎるくらいまんまで、「アバターの特技監督か?」と思うレベルだったが、まさにそれに類する監督だった。

・善人と悪人の描き方が分かりやすい。「善玉は白」「悪玉は黒」って感じ。

・女王の側近になるカラスがとてもいい味。っていうか最初この人が「運命の人」になるかと思った。

・「真実の愛のキス候補」に出てきた王子さまがあまりにもポッと出感あり過ぎで、もしこのままこの人とオーロラがラブラブになったらどうしようかと思った。

・オーロラの赤ちゃんの頃がかわいすぎて思わずニヤけまくる。そこでの女王の「みにくい子」というコメントもちょっとニヤリ。無理すんなって!って感じ(^^。

・声優に関する不満はゼロ。オーロラは上戸彩だったけど、彼女は別に声優でも許せるレベル。

・女王マレフィセントのほお骨が怖い。刺さるレベル。つか特殊メイクだよな?

・正直オーロラ成長までの16年間を振り返ると、彼女の父、つまりマレフィセントを裏切った人間の王が不憫でならない。もともと性格に難があったと言ってしまえばそれまでだけど、ずっとマレフィセントの影におびえ、愛する娘とも会えず、
※人間寄りの妖精3人に預け、育てて貰うことにした。城にいたら危ないだろうという理由で。
奥さんとも不仲になり、

 真実の愛を反古にするってのは、(ディズニー界では)これほどまで重い罪になるのだなぁ

という感じ。

一方マレフィセントの方は、

全く頼りにならない妖精3人を陰で支えるようにオーロラを見守り、どんどんどんどんオーロラのことが大好きでたまらなくなってしまう。つまりは育ての親。その「デレ」ていく様がとても心地よく、かつ慈愛どころか幸せに充ちていて、

 同じ16年でも、裏切られた方がずっと幸せという話。

しかしここまで不幸を背負わせておいて、最後の最後まで報われないというのは、まぁ悪いヤツと言ってしまえばそれまでだけど、最初はそうじゃなかったんだし、なんつか、

 王がダークサイドに墜ちるきっかけがなかった分、ちょっとかわいそうだった。

王は別に誰かに裏切られるとか、恋人を殺されるとかじゃなく、ただいきなり王様になりたいって感じで、恋人を裏切っちゃうわけだからね。それでいいのかよって感じ。多少ナレーションでフォローはされてたけど、ぶっちゃけ全く物足りなかったし、

 最後は、「美女と野獣」のガストンよろしく城から転落死エンド。

報われなさ過ぎる。途中多少なり悪逆非道の演出は入るものの、最初から悪いヤツとして描いてくれてれば多少は気が楽になったのにって感じ。

それに関して、オーロラが実の父親を殺されても、ハッピーラッキーな表情でマレフィに付いていく展開もちょっと行きすぎかな、と思った。つかそれはそれでいいのだけど、もう少し「娘からも憎まれるだけの理由」が欲しいって感じ。「お父様は悪魔に魂を売ってしまわれたのね」みたいなの全然なかったからね。

クライマックスの演出=ドラゴンは、

 久々に見たガチのドラゴン

って感じで、ドラゴン好きにはたまらないレベル。あのレベルの映像を見せられると、ゲームのドラゴンはまだまだチャチでしょぼいなと思わざるを得ない。例えて言うなら、PS2とPS4の違いくらい、PS4レベルから進化したドラゴンを見せてくれた。

正直オズっぽい妖精たち、アバターっぽい飛行演出と世界観、ディズニーらしいステロタイプな展開と、最新SFXで味付けした今風ファンタジー。僕が手放しで勧められるほどの作品ではなかったけど、ドラゴン、赤ちゃんの頃のオーロラ、強引だけどハッピーエンドなどは悪くなかったかな。3Dっぽい演出が多くて鼻についたけどな。

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