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2016年4月19日 (火)

巨大な感じ

主にゲームの話なのだけど、昔を思うと随分「デカキャラ」がインフレしてきてて、かつ、それでも「で、でけぇ!」って感じることが少なくなってきたなって話。

今やってるダークソウルとかでも、「巨人」みたいな敵が結構出てくる。もちろん、

 3mくらいの巨人もいるが、本作にあってはむしろそれぐらいが標準。

何つか、15mとか、「四つん這いで10m」とかクラスの敵が普通に出てくる。もちろんこちらは普通の人間サイズ
※身長175くらい?
なので、そんな連中と戦う時には、

 足首から下しか見えない

とか、

 (四つん這いの)手首しか(攻撃が)当たらない

何て状態になる。でもやっぱそれほど「で、でけぇ!」感はない。たぶん「そういうもの」だと頭が理解してしまっているから。

みなさんの記憶の中で、何が一番大きいと感じたんでしょう。ファミコン黎明期の頃から、一番最初期に「デカキャラ」と認識されたのは、たぶん「ゼビウスのアンドアジェネシス」。実際ヤツはデカかったし、4面まで行かないと戦えないクライマックス感、
※慣れると余裕とかそう言うのはひとまず置いておいて。
アーケード版は特に地上スクロールとは別に「空中に浮いてる演出」もあり、存在感が異質だった。まぁファミコンは「背景の一部、むしろ地上物?」みたいになっちゃったけども。

以降シューティング隆盛期には、これでもかとデカキャラがリリースされる。グラディウスのビッグコアや、ファミコンでもスターソルジャーのボスなんかは「1画面いっぱい!」みたいな触れ込みだった気がする。筐体の大きさに隠れがちだけど、ダライアスのボスも結構な大きさがあった。でもやっぱ時代が動いたのを感じたのは、

 R-TYPE3面の巨大戦艦。

ここで初めて「画面に入らない大きさのボス」が登場した気がする。つっても今の目から見たら「背景のデザインが一つの戦艦風になってるだけ」なのだけど、それでも当時は相応のインパクトがあった。

キャラに関しては、カプコンのCPシステムで大魔界村やストライダー飛竜に登場したキャラも印象に残っている。それまでのデカキャラの多くが「動かない、攻撃だけ激しい」モノだったのに対し、CPシステムのそれは多関節で文字通り動きまくる巨大なキャラだった。ファミコン移植系と温度差が結構出てきたのもこの頃か。

順序が多少ごっちゃになるけど、スペースハリヤーは紛れもなく巨大だった。自分が普通の人間サイズということもあるけど、遠くに出てきた一面のボスが、そのまま近づいてきてこちらの「背中側」まで移動する瞬間の「圧倒的な大きさ」は、ムービング筐体の鮮烈さも相まって、「ス、ス、スゲェ!」って感じだったな。音楽もよくて、ありゃ「デカかった」。

家庭用でデカさを感じたと言えば、MOTHER2の終盤演出。過去ブログでも書いてると思うけど、敵を大きくするのとは真逆の発想で、自分のキャラが米粒くらいの大きさになった状態で登場した、64×64ドット程度?ヘタしたら32×32ドット程度の恐竜は、

 スゲェデケェ!!

って思ったもんだ。最近だとPCのゲームでやった「ヨトゥン」でも同じように、カメラがパンして自分が小さくなる演出があったけど、やっぱ「最初にやったヤツが偉い」って感じ。

適当に思い出すまま書いていくけど、

PSO、ファンタシースターオンラインのボスも結構な巨大感を感じることが出来たな。フィールドが広くて、ひとまずボスのところまで移動するわけだけど、

 結構な距離移動してどんどん近く、そして大きくなっていく感覚。

こいつも実質足下というか根本しか見えなくなっちゃうのだけど、距離があるところから始まってるから全貌がわかる。そういう演出はやっぱ必要だよな、と。

僕はファイナルファイトが出た時たまたまさほどアーケードゲームにのめり込んでいなかったので、「あのキャラが大きい」という感覚はなかったのだけど、確かにそれまでのベルトスクロールアクションと言えば、熱血硬派くにお君やベアナックル、ゴールデンアックスなど、それほど大きいとは言えないキャラが多かった。

その流れでストIIがリリースされた当初も、「デカキャラ同士の対戦」みたいな謳い文句で雑誌に紹介されてた頃もあったと思う。あんまピンと来なかったけど。っていうか、

 2D格闘だったら、やっぱり龍虎の拳を置いて他にはない

あれはもう無駄にデカイというか、デカイ以外取り柄がないというか(言っちゃった)、ゲームとしてどうこうではない威圧的な大きさがあった。あ、ある意味アーケード版のパンチアウトにも通じる感覚だったかも。でもってその感覚はネオジオのクロスソードとかにも多少通じる感覚だったかも。

あとデカいニュアンスで多少のブレはあるけど、オーバーライドの溜め攻撃や、忍者コマンドーの爆裂究極拳もデカさというか、「判定のデカさ」があった気がする。っていうか、そうだ!その起源は、

 ファミコンディスク版ザナックの「7番」最強状態か!

あの画面内全てを網羅するんじゃないかというレベルの巨大な高速リングレーザー攻撃は、紛れもなく巨大だった。っていうか、あれ持った状態で死ぬと結構ガチで凹むというか、凹むというか、凹むんだよな。

ポリゴン系は、後にも先にもあれだけだったんじゃないかという、「写真集を出した」バーチャファイター。何つか当たり前と言えば当たり前なのかも知れないけど、キャラに結構「寄れる」感じ?画面内のほとんどがキャラで覆い尽くされる「大きさ」は、ゲームの未来が確実に来た気にさせたな。

傾注したタイトルなのにここまで忘れてたけど、ゼノブレイドクロスも大概デカいモンスターや建造物があった。何つか、文字通り見上げるくらい高い恐竜のインパクトは、最初期のトレーラーから散見され、胸が膨らんだ。っていうか、

 やっぱ巨大な物を、脳が認識するレベルの巨大感を味わわせてくれるのは、素直にワクワクする。

ワンダと巨像はやってないからわからないけど、モンハンでも初めてラオシャンロンとか見た時はスゲェテンションが上がったし、単純に倒した時のテンションにも直結した。つかそれ言い出したら、初代で初めて「イャンクック」に会ったときも、結構デカいって思ったけどな。つかこれは単純なデカさって言うより、

 「超怖い」という先入観が錯覚させてたかも知れない。

怖い敵は大きく見えるもんだと思うし。っていうかモンハンは携帯機にメインストリームがシフトして以来、特に巨大感を感じることは出来なくなっちゃった気はするけどな。フロンティアとかトライじゃなくて、普通にPS4専用にチューンされた最新ナンバリング作品とかがやりてぇわ。絶対大きい子がいそうだもの。

・・・

今の世の中ポリゴンだろうとプリレンダリングムービーだろうと、いくらでも大きいヤツを出したり、テクスチャをいじって「普通の人間サイズ」のディティールを潰しちゃう=ポリゴンを節約することが出来るんだから、

 ホントにあり得ないと思ってるレベルの物だって、動かすことは出来るハズ。

例えて言うなら、ゼノブレイドクロスの「白鯨」
※ニューロサンゼルスが元々くっついてた脱出船
とか、ボーダーランズの中盤に出てきた「何とかバケットエクスカベーター」みたいな建機とか。つか、バケットホイールエクスカベーターか、あのクラスの「動く物」とかが出てきてもいいと思うんだよな。っていうか、

 そのレベルでも驚かないかも知れないとこまで来ちゃってる気もするけど。

※ちなみにバケットホイールエクスカベーターは、地上最大の自走式掘削機。全長240mで、お値段130億円なんだそうな。つかソレ考えるとマクロスの全長1.2kmって死ぬほどデカイ気がしてくるな。

 BHEが5台並んでマクロス1台分か。

ちょっと笑っちゃうけども。

ゲームではないけど、ルパンに出てきた「アルバトロス」もかなりデカい感じがしたし、コナンに出てきたギガントも大概だったな。あれは「デカイ」にカテゴライズしてもいい。

・・・

以前伊集院がラジオで言ってたけど、要は印象の問題なんだよな。

 スリッパの大きさのゴキブリが出てきたら、そりゃスゲェデカイって話。

身長15mの巨人が出てきても、例えばその建物の天井が30mくらいあれば、「そりゃ出てくるでしょうよ」ということにもなりかねない。イスや机が大きな世界があるなら、そこに棲む人は当然巨人だろうし、いろんなものが大きくなるのも理解してしまう。

「印象を壊すレベル」が重要なのであって、そう言う意味で言えば、

 (地球防衛軍の)ソラスの成体は結構デカかった気がする。

最初にソラスが出た時も結構大きかったけど、成体のソラスは文字通り「山」みたいで、近づいてみると「岩肌」みたいな感じの障害物に攻撃してる感じだったからな。

「印象」って話になると、結局スーマリでギガクッパが画面いっぱいでもさほどその大きさを感じなくなっちゃってる。何つか「スーマリ64」で最初の面のボスで出てきた「巨大ボム兵」で、「スーマリの世界観の中の大きい」は一回リセットされちゃった感じなんだよな。あいつはそこそこ大きかったけど、みたいな。

でもなんか大事なというか、ホントに大きかったヤツを忘れてる気がするんだよな~。「あれは確かに大きかった!」みたいな。

 そう言えばグラIIのボスモアイはデカかったな。

何か「もうヤケクソかよ」ってちょっと思ったわ。もちろんイイ意味で。

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