昔の映画をいくつか見た~その2~
前回に引き続き、見たことがある映画をまた見た話。
●ポセイドン
ステルスのジョシュ・ルーカスと、いろいろ出てるカート・ラッセル主演、監督は打率がかなり高いヴォルフガング・ペーターゼンの「ポセイドン・アドベンチャー焼き直し作品」。つか、ウィキペ見てこれだけ打率が高いなら、見てない他の作品
※仮面の情事、ザ・シークレットサービス、トロイ、第5惑星
とか見てもいいかなと思った。つかまたエアフォースワンが見たくなったから今度借りてこよう。今日借りてこようかな。
一言で言えば「脱出版タイタニック」。超豪華客船ポセイドン号が、予測出来ない大波で転覆してしまい、そこから脱出するサバイバルアクション。お金が掛かってる感が高く、最初に見た当時の感想では「人物の掘り下げがタルい」とやや酷評だったが、
いやいやどうして、全然楽しめた。
まずこの手のサバイバル物で最も、、、というかかなり僕が気にすることの一つとして、
早く起これ!
ということがある。何つかあんま丁寧すぎるキャラ描写とかいらないのである。本作でも取ってつけたような「市長」「ギャンブラー」「妻に捨てられた」みたいなエッセンスを入れているが、
それすらホントは要らない。
もう最初からぶっ飛ばして災害を起こして、あとはがんばって対処してくれた方がずっといいのだけど、
本作はかなりそれが早い。
「大波」の存在も、他の作品だったら「なぜそんな大波が」とか「どうして予測出来なかった」みたいな話を掘り下げるところが、
「予測も出来ません」の一言でスルー。その潔さたるや、ヨシ!
あとはなかなか派手な絵作りで最後までテンポよく楽しませてくれる。「早送りしたいな」と思うシーンは皆無で、その点でも素晴らしい。あと、ややネタバレになってしまうが、
嫌なヤツが、一瞬で死ぬのも凄くイイ。
こういう脱出モノ(エイリアンもそうだけど)というと、大抵どっかで反乱分子というか、ヒールが悪さをして展開をジャマしたりするのだけど、
そいつ、すぐ死ぬから!
その痛快さがまた僕好み。
キャスティングは、デイアフタートゥモローで恋人の役だった子が「サービスカット担当」で谷間をこれでもかと見せつけてくれる他、
妻に裏切られ、自殺しようとしてた老人ネルソンが、
なんと!
ビックリ!
気づけて嬉しい!
スタンドバイミーの「大人になったときの主人公」リチャード・ドレイファスだったこと。見た瞬間に既視感が走り、「うーん、、、!!わかった!!」って感じ。特に年齢を隔ててた分、印象は全然違うのだけど、いやいやどうして、わかってよかった。ちなみに彼はジョージ・ルーカスの出世作でもあるアメリカン・グラフィティで主演をしており、機会があったら覗いてみようかな、と思った。年齢のギャップを楽しめそうだし。
ポセイドン★★★
二度目のが楽しめる映画というのも珍しい。っていうかたぶんまた見たくなると思う。
そうそうもう一つ気になったこととして、子役で出たコナーくんが、どっかで絶対見たことあると思って、今調べたら、、、
なんと!
これもビックリ!
スタートレックで幼少期のジムをやってた子だった!
※車を崖から投げ?捨てる子
やるな~。当時13歳か12歳。かっこええ!
●ハムナプトラ2
かみさんの誕生日か何かで買ったDVDだが、本人は見ていないという、、、。つか今思うと僕自身なぜこれを買ったのかよくわからないが。
ブレンダン・フレイザーとレイチェル・ワイズ主演の「インディジョーンズ二匹目のドジョウ映画」。監督のスティーブン・ソマーズは、他にヴァン・ヘルシング、GIジョー、オッドトーマスなどを撮っていて、
※ただしハムナプトラ3は別の監督
実に監督作品9作のうち7作を見てた。
ということで、「ザ・グリード」も今度借りてくる映画に追加。
些細なことではあるけど、過去見た映画を振り返るネタを機に、他に見たい映画が出てくるのは、割と嬉しかったりする。何にもとっかかり無しで借りてくるより絶対打率が上がるもんね。
で、そんなハムナプトラ2なのだけど、
ぶっちゃけ普通。
話を覚えていたわけじゃないのだけど、、、
・ドウェイン・ジョンソンのCGスコーピオンキングが相変わらずヒドイ
・ヒロイン対決、相手のアナクスナムン役のパトリシア・ヴェラスケスが、かみさんの妹に似てるな~って思った。あそこまでオーラはないけど。
・イムホテップのアーノルド・ヴォスルーは、印象深かったけど意外と見てる作品は多くない。僕の好きな「エージェント・コーディ」の印象が強かったかな
・レイチェル・ワイズとブレンダン・フレイザーのキスシーンがとても多い。これはこれで全然OKなのだけど、レイチェルはキアヌと「コンスタンティン」の中で、
キスしたい、、けどスカされる
という絶妙に最高な表情を魅せてくれていたので、今回のキスシーンてんこ盛りになんだかホッとしたり。見られる人はぜひ比較して欲しい。彼女のイイ感じな魅力が伝わるはず。つか彼女はチェーンリアクションでもキアヌの共演してたんだな。それ書いたかも知れないけど。ちなみにダニエル・クレイグの奥さん。これも書いたかも知れないけど。
・クライマックスでレイチェルが助け、アナクスナムンは助けないシーン、あれなんてホント「インディ3」の丸パクリだよな~って思った。
・善玉の兵士を率いるイケメンが、平井堅ソックリ。っていうか本人だと言われても「だと思った」って言うレベル。
現時点での評価は★☆くらいかな~。派手な見た目の割にこれも防戦メインでラピュタに似たストレスが拭えない。敵方を強くすると絵的な派手さは上がるけど、同時に溜飲が下がるところがないんだよな。ヒロイン二人の格闘シーンは「クローサー夕陽天使」を思わせるなかなかの眼福だったけども。
昔の映画をいくつか見た~その3~
一気に書いているがネタ不足なのでバラしてアップ。セコイな~。セコイ!っていうかエクスヴィアスネタが続くよりずっと良いかな、とも思うけど。あと、シビルウォーを見に行こうかと思ったけど、映画館が狭くて躊躇してる感じ。大スクリーンで見ないと絶対損した気になるからな。
死ぬほど余談だけど、レイチェル・ワイズの新作「ユース」の主役、マイケル・ケイン
※キングスマンの所長とかインターステラーの教授とか
が、
そりゃ確かに「キングスマン」もやるわな、と。秘密諜報部員もやるよね、と。ショーン・コネリーと2ショット撮っても様になるわけだよ、とね。
映画の話は調べていくとホント芋づる式のいろんなことがわかって楽しい。
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