昔の映画をいくつか見た
エクスヴィアスの経験値稼ぎを精神的に加速させるための手段として、一度見た映画を流しながらプレイするというのが、ことのほか有効、かつ愉快だったので、その際に見た作品の話を少しする。言っても既に見たことがあり、ブログでもとりあげた過去がある作品なので、それほど書くことは多くない。
ちなみに評価は現時点、この瞬間でのもの。決して当時の評価が揺らいだり変わったりするわけではない。
●スターウォーズエピソードI
評価☆。アナキンはかわいいし、魅力的なのだけど、この作品のあと道を踏み外してしまったという情報があまりに大きく、なんだろ、素直に楽しめない感じ。「リアルダースベイダー」と言えば聞こえはいいが、本人にしてみればそんな簡単には済ませられまい。
以前見ていた時に気づかず、今回ムムっ?と思った点は、
意外とダースモールがしゃべる。
何だろ、印象的には一言もしゃべらなかったような気がしたけど、、、。まぁ饒舌ではなくそれこそ2、3言って程度だけど。
あと、元老院の元議長が、テレンス・スタンプに似てるけどたぶん違う人なんだろうな~とか、サミュエル・L・ジャクソンの劇中での名前がどうしても思い出せず、最終的にスゲェ時間を掛けて、
※2時間くらい
「メイ、、、」が付く気がする!!
まで持って行ったにも関わらず、最後まで引き出せなかった。正解は、
メイス・ウィンドウ
そこまで行ったなら出てくれよ、と思ったわ。
ナタリー・ポートマンは本作が一番カワイイ。正直スタイルはまだあどけなさすら感じさせるし、劇中での意図として「若作りメイク」をしていたのもわかるが、それを差し引いても普通に超かわいい。デイジー・リドリーがその「かっこよさやフォース」で惹きつけたのとは全く違う、キュートな女の子として必要十分に価値があるなと思った。つか、
評価は★☆あるわ。ナタリーの分だけで★1つ分あるわ。
個人的に好きなのは、アナキンのポッドレース出場を巡ってリーアム翁にけんか腰になるところ。
メチャカワイイ!
あとは、、、やっぱダースモールのデザインはかっこいいな、と。カイロ・レンより全然こっちのが好き。「マスク」をかぶせる必要があったから、カイロは「ああ」しなきゃならなかったのはわかるけど、一作だけで居なくなっちゃったのがスゲェもったいないと思うわ。手の多い将軍とか、ドゥークー伯爵とか、全然だもんな。
●天空の城ラピュタ
正直当時からそれほど大好きな作品じゃなかった。確かに冒険物として良くできてるとは思うのだけど、何回見てもピンと来ないというか、「どこをどうがんばってもカリオストロを超えるようには見えない」感じがした。
ただ、今回マジメに最初から最後まで見た上での評価は、以前より向上して、
★★★☆!
とかなり高い。理由は、物語の展開やメリハリではなく、個々のキャラクター、特にパズーとシータの関係の良さに凄くグッと来たから。
これは年齢的なことが大きいとは思うけど、とにかく、
羨ましい!
タイガーモス号の上の見張り台で、二人一緒に毛布にくるまるところ、
一切のためらいがないシータと、やましさゼロのパズーの表情のステキすぎる関係!
自分がおっさんになったと感じることは多々あるけど、何だろ、当時はここまで「いいな~」って思わなかったんだよな。ドーラの息子の一人が、「いいな~」って言うのも、
120%同意。
なんだろねこの感じ。今後二人は絶対結婚して、幸せになるのがわかる。些細なケンカをしても、きっとパズーがシータをなだめて、頭を「いい子いい子」してもらって「わかった・・・」とか言ってハグしちゃう。そうに決まってる。
住み慣れた家を捨ててシータを助けに行くことを決断するパズーもかっこいいし、その男らしさにドーラも惚れたからこそ、全力で手助けする。
パズーはかっこいいんだよな!
シータのかわいさだけが取りざたされてた気がするけど、とにかくパズーはかっこいい。コナンも相当「同ベクトルのかっこよさ」があったけど、「ルックスがまずパズーのが上」。あと感情が見える。コナンはイマイチ何考えてるかわからなかったというか、単純にアニメーターや原画のクオリティの違いなのかも知れないけど、、、。
田中真弓の声優も最高にいいし、シータの声優もよかった(よく知らないけど)。当時より全然楽しめて、
思わず「天空の城ラピュタ 海外の評価」
http://chouyakuc.blog134.fc2.com/blog-entry-74.html
で検索して、外人にもウケるでしょ!?って思った通りのコメントにニヤニヤしてしまったほど。
ただ、
ではなんで当時この作品がそれほどフックしなかったのか、逆にこの作品のダメなところ、カリオストロに劣るところはどこなのか考えてみたところ、
結構時間が掛かったけど、僕が出した答えは、、、
善玉が悪玉を押す場面がほとんどない。
親方がケンカするところはイーブンな感じだし、前半はとにかく逃げるだけ。ゴリアテとの戦闘も防戦&逃げの一手&最後は負けちゃうし、ラピュタでの経緯に関しても
「パズーががんばるのは助けることだけ」
それはそれで悪くはないんだけど、
※元々攻撃的なキャラじゃないし。
それでももう少し溜飲が下がるポイントが欲しかったと思った。人を殺さなくてもいいから、「勝つ」感じが欲しかった。
まぁ「バルス!」のシーンではちょっと泣いちゃったりもしたんだけども。
あとムスカの声優というか、声がちょっと変な感じがしたけど、それはそう大したことじゃないわな。「目が、目が~」がなんであんなに盛り上がったのかよくわからんわ。あと最後死ぬところを撮らなかったのも。一応エンディングでラピュタは「宇宙の彼方ではなく、地球の上空にフラフラしてる」的演出があり、ムスカは未だあの中に居て、、、ってことにすれば続編も作れなくはない感じではあったけど、、、。
ねぇよな?
思ったより書くことがあったので、ネタ不足だし続きは別ネタにする。セコイ!
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