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2016年7月25日 (月)

DTVで見た映画

比較的短めの感想になってしまったタイトルをいくつかまとめて。

●ジャッジドレッド

最近リストインしたタイトルらしく、
※公開は2012年
結構人気があったようなので、まったく興味がなかったが見てみたところ、、、

 ビックリするくらいつまらなかった。

R15指定かなんかで、「お!?もしかしてエロが!?」と期待するもまんまと裏切られ、要は血なまぐさいスプラッタ演出が多いというだけの話だった。

あらすじ的には近未来の警察的役割であるジャッジの中のドレッドさんが、悪いヤツらを懲らしめる話。

多少新鮮なのは、その舞台になるのが一つのビルだってことと、パートナーの新米ジャッジが結構ユニセックスなカワイコちゃんであること
※日本人受けする顔立ちかな

 そして、主人公の素顔が一切出てこないこと。

最初から最後まで一度も出てこない。出るのはライダーマンよろしく「顔の下の方」だけ。

 まさか主人公が、ドクターボーンズ(スタートレックの)だったとは。

本気でビックリした。見終わってからウィキペ見て知ったのだけど、

 そりゃまぁあの甘い顔でこの役は難しいわ。

ヒロインちゃんは、特にコレと言ったタイトルには出て無くて、監督も知らない人。あともう一つビックリしたのは、

 ヒロインちゃん以外みんなジャッジは同じマスクをかぶっているので、体格で露骨に違う人以外、

 主人公と区別がつかない!

なんだろね、なんでそんな仕様にしたのか全く理解出来ない。映画オリジナル設定だろうと何だろうと、せめてマフラーの色を変えるとか、目つきを悪くして縦長にするとか、何らかやりようがあったんじゃないかと思うのだけど、、、

全くオススメしないけど、もし僕の勢いにほだされてDTVに加入しちゃったぜ!タダみたいなもんだから、見てもいいかも知れないぜ、って人は、せいぜいヒロインの顔目当てで見るくらいのもんですわ。まぁ際だって美人って感じじゃないけどね。どっちかっつーとミラ・ジョボビッチを優しくした感じ。そんな顔。

クリス評価は★くらいかな~。

●ジョーズ

一番最初のヤツ。ロイ・シャイダーが主演してたけど、スタンド・バイミーのリチャード・ドレイファスの名前を見てテンションが上がった。ヅラなのかどうなのか、

 まだ髪の毛はある。

1975年のジョーズは、CGは当然ない。ミニチュアはあったかも知れないが、全ては実写であり、作り物か本物。なので、

 そこを興ざめしてしまうとツライ。

個人的にはアリゲーターの方が「ぽかった」とも思うし、いろんな意味で好き、かつ高評価。

クリーチャー系の先駆けではあるものの、全てのテンプレートが完成されているわけではなく、何というか、泥臭さみたいな?野暮ったさみたいな感じは拭いきれなかった。全体的にテンポもそれほどまで良くはなく、主人公であるロイ・シャイダーの「警察署長なのにまるで一巡査みたいな立場の弱さ」も気になったし、何より僕が気に入らないのは、

 一番悪い奴と言っても過言ではない市長がのうのうと生きているところ。

「オマエは食われろよ」ってスゲェ思った。あと、クライマックスのちょっと前、終盤のバトルが冗長。これは僕が最近のテンプレに毒されているからかも知れないけど、「あそこまで長くなくていい」というか、もっと中盤に厚みを持たせて、それこそ市長が食われるシーケンスを挟みつつ、あと5分短くして欲しかったかな、と。3人が酒飲みながら歌うとことか、地味にイイと思ったし、観光地らしく凄い人出で賑わうシーンとかも「さすがスピルバーグ」とも思ったけど、

 際だったヒロインも居ないし、やっぱこうもう一息な感じはしたかな。

古いからダメとか、新しいからイイってことを言うつもりはないけど、ちょっと期待過剰になっていたかも知れない。クリス評価は★★ってところかな。ちょっと厳しい目だけど。さっきも書いたけどロイの立場が弱かったのが一番気に入らなかったわ。

●デイライト

スタローン主演、1998年頃の作品をDTVで見た。一応今月の25日くらいまでとアナウンスされたので。

ニューヨークの離島(マンハッタン島だったかどうかは失念)へ向かう地下トンネルで、可燃性の薬物を大量に違法投棄しようとしていたトラックに、警察から逃げてきた宝石泥棒のキャデラックが突っ込み、

 とんでもない大事故に。

どちらの入り口もガレキで埋まってしまい、中は一応通風口(ほぼファンを止められない)があるので空気はあるが、圧力差かなんかで入り口を掘っていくと爆発してしまうかも知れない、みたいな状況で、中に取り残された生存者10人ほどを何とか救出しようという話。

スタローンは以前「その職」に付いていたが、過去に判断を過ったとして職を追われ、タクシードライバーになっていた。事故直後、トンネルに入る直前で崩落に巻き込まれるのを免れたが、持ち前の正義感で、一旦クビになった古巣に邪険にされながらも単身トンネル内に侵入を試みる、、、

みたいな映画。

デイライトとは僕のつたない英語知識で言えば「日の光」。みんなで生きて太陽の下に出られるのか、、、みたいな。

 まぁ出られるのだが。

当たり前の話全員が全員無事に出られるわけじゃない。エイリアンやポセイドン的に次々と死んでいく展開は、ステロタイプでありつつも悪くない。

テーマがありそうでなかったトンネルに生き埋め
※トンネルの上は海水
というのも面白いし、作られた時代の古さもあって多少のテンポの悪さはあるものの、全体的な展開は悪くなく、たぶん、

 いつの時代に見ても、それなりには楽しめる作品

という感じだった。

僕は本作を以前から知っていたけど、結局今の今まで一度も見ずに来てしまっていた。でも今見て思ったのは、

 もっと早く、DVD借りてきてもよかったな

という感想。スタローンはいつも通り佐々木功で、全く違和感がなく、かつ、

 見た目的にもかなり若く、細い。

つまりは結構かっこよく、多少のマイナスの溜めはあるものの、みんなを助けたいという気持ちがしっかりと感じられ、時に無力さにさいなまれつつもがんばる感じは、

 王道であり正解。

個人的に良かったのは、そんなスタローンに娘や離婚した奥さんが居なかった点。何でもかんでもそれに結びつけるのはハリウッドの悪い癖だと思うので、その点はとても良かった。

映像的にCGが使われていて不思議はない頃ではあるが、冒頭の大爆発のシーンはそれっぽさ、安っぽさを感じさせないかなり強烈なもので、結構な本数爆発シーンを見てる僕からしても、

 こりゃ全滅だろ、、、

ってレベルで、かなりの迫力だった。

まぁそれ以降は概ね慎ましやかに進んでいくが、ラストのハッピーエンドまで飽きさせずに見せてくれたのはさすがロブ・コーエンというところ。
※ただ、最後の「デイライト」の部分が、イマイチ明るくなかったのが残念ではあったかも。「朝日」って感じで光が弱かったんだよな。「実際に朝撮っちゃった」って感じだった。リアルがそのままリアリティを得られるとは限らないからな。

今調べたら96年の作品で、他に見てる作品はトリプルX、ステルス、ワイルドスピード、とどれも大好きな作品ばかり。この感じなら、他の「ハムナプトラ3※見たかも。記憶に薄い」「バーニングクロス(2012)」「ザ・スカルズ」「ドラゴンハート」とかも見てもいいかもって思ったな。あと、、

 画質がスゲェ悪かった。

その点でもDVDで借りれば良かったって思った理由かも。つかDTVはホント画質が悪いのはとことん悪いんだよな。

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