Salt and Sanctuary
まだあまりやってないので触りの部分だけだけど、、、Steamのサマーセールで購入した「メトロヴァニアバンドル」
※同じようなジャンルを4本集めてより安くしまっせ!的なヤツ
のウチの1本。ハードは当然PCで、他のプラットホームには移植されてない、、かな。
いろんなゲームを説明してきた僕だけど、本作ほど説明が容易なタイトルも少ない。
2Dサイドビューのダークソウル。
共通点と違う点、気付いたところなどを列挙してみると、、、
・死ぬと燭台に戻され、それまで持っていたソウルならぬ「ソルト」が無くなる。ソルトは「殺した相手」を殺し返すと戻ってくる。二回連続で同じ敵に殺されるとどうなるかはまだわからない。
・燭台に触れると敵とHP回復の赤フラスコが復活。赤フラスコ以外にも使い捨ての「赤い試験管」があり、こちらは敵からドロップで手に入る
・英語。でもちょっとした手間で「マシン翻訳の日本語」に出来る。どっちがいいかは迷うレベル。
・色調を抑えた雰囲気がスゲェソックリ
・キャラメイクも2Dながらソックリ。職業や持ち込むアイテムなどもある
・2Dなのでジャンプがある※空中斬りみたいなのもある
・スタミナゲージがある。回復速度は早いが、回復し始めるまでにラグがある
・両手持ち、盾があり、ジャスト?で受けると反撃になるが、パリィはない
・ダッシュはまだない
・キャラデザインはダサいが、モンスターデザインはなかなか。ボスはかなり大きいヤツ(画面より大きい)もいるようで、その点でも「ダークソウルっぽい」。
・定価は1800円くらい。サマーセールでも10%か20%しか引かれてなかった。バンドルだとそこからさらに15%OFF。
・持てるアイテム数には上限がないみたいだけど、重い装備による足かせはある。
・燭台でレベルアップするとポイントが貰え、それを樹形図タイプのスキルツリーに割り振って強化する。HPを上げるマスはなく、HPの強化はレベルアップ時に「1とか2とか」ずつ上がるだけ。
このツリーには「武器マスタリー」みたいなのもあり、コレを取らないとその武器は使えないっぽい。魔法を使うには、魔法を覚えつつ、魔法が使える装備のマスタリーも取得して、両方装備しないと使えないっぽい。「ぽい」って書いてるのは自信がないことを示してます。
・ダクソにはない「お金」の要素がある。これは「死ぬと少し減る」が、殺された相手を倒しても回復しないっぽい。当然お金があるならショップもある。開始してしばらく進むと出て来るが、危うく殺しちゃいそうになった。
・タルとか壊せる
・ボスを倒すと鍵をもらえて、「開かなかった扉」が開き、先へ進めるようになる
・まだ序盤だからか、割と行けるところが少ない
・ボスは死に覚えタイプっぽい
・今のところ「燭台間ワープ」はない。のちのち出て来る可能性はあるかな
・価格に対してボリュームがかなりあるらしい
・たいまつがあるのに、使い方がわからない。インベントリに見つけられない・・・
----------こんな感じ?
これは重要なのだけど、「とても丁寧に作られている」。自分たちが大好きなダークソウルシリーズを汚してはならないという気持ちが凄く伝わってきて、その思いの中には、
難しくしすぎないようにすること、
ショートカットを巧みに作っていくこと
なども含まれていて、今までありそうでなかった「日本人っぽい作りの洋ゲー」という感じ。もちろんクリアまでには、
(心を)折ってくる相手
が居るのも間違いないところではあるけど、ひとまずレベルをチクチク上げつつ探索するだけでも結構楽しい。
キャラはパラディンでスタート。2ちゃんの掲示板を軽く見た感じだと、軽装のメリットが薄そうだったから。持ち物はもらえるソルトが少し増えるっぽいリング。実際に増えているかどうかはわからない。
何はなくとも日本語化出来ないかなぁと最初に思って、「とりあえず」の選択肢があったのはよかったけど、ガチの日本語化にはまだハードルがある模様?リリースしてまだ1ヶ月ほどで、まだそれほど経ってないけど、2ちゃんの評価は概ね好評、、、というか、
全員好意的
で、本作が「対象としても日本人のダークソウルプレイヤー」に訴求する作りであることを感じさせた。
あまりにもダークソウルライクなので、むしろこれがメトロヴァニアと言われてもピンと来ない部分はあるが、隠し扉があったり、アイテムで強くなっていったり、もちろん2Dサイドビューの見た目は紛れもなくソレ。ただ、
あくまで対象はメトロイドファンではなく、ダークソウルファン
ってのだけは忘れないようにしないとって感じ。
平行して一緒に遊んでくれる人がいれば凄く心強いタイトルなのだけど、さすがにハードルが高いかなぁって感じ。ハードはVISTA以降で、メモリは2GBなので32bitOSでも普通に動く。特にロードが長いということはないが、いつセーブしているかイマイチよく分からないのが残念。
オプションで振動をオフにすることは出来るが、画面の揺れをオフにすることは出来ない。
※オープニングアクトが船の中だったらしく、画面がよく揺れた。でもそこだけだったっぽいのでひとまず安心。
360コンに最適化されているため、ボタンが分からないということは一切無い。メトロヴァニアタイプとしては、マップを一切見ることが出来ないのがもどかしく、そして難しくもあるが、本腰入れて遊ぶなら、マッピングをするのも楽しいかも知れない。
全体的なテンポは、ダッシュがないこともあってかなりゆっくりではあるが、ひとつひとつの敵を丁寧に処理しながら進めていくスタイルなので、その点は特に不満を感じたりはしなかった。要は敵や仕掛けの密度が高いなら、移動速度が遅くてもプレイ内容は濃密になり得るという話。
リーチの長さが非常に重要になるらしい点は、テラリアでも痛感したところであり、早いとこ大剣が使えるようになりたいって感じ。あと、まだ序盤なので、あえて闇雲にスキルツリーを取得しつつ、試行錯誤して行くのも逆に面白いのかも知れないと思った。いつもなら「一回で出来る限り取って終わりたい」人だけど、あまりに情報がなさ過ぎるし。
ともかく、ちょっとしか遊んでなくても「かなり良くできてる」感じは流れ込んできたので、近い将来PS4などの日本のコンシューマにローカライズされる日が来ても何ら不思議はない。2Dサイドビューではなく、2D俯瞰ビューで作られた「EYTR」だったかな?そんなダークソウルフォロファーもかなり話題になったけど、結局未だリリースはされてないわけで、
本家とは違ったアプローチで似たプレイフィールのゲームを試してみたいという人には、うってつけの一本だと思う。
まぁ英語(もしくはかなり変な日本語)なのが何よりのハードルだけどね。
触りだけだけど、クリス評価は★★★。際だってソワソワするような面白さはまだないけど、「この先面白くなりそう」な気配がビンビンする。そんなタイトルだな。
追記
2ちゃんの掲示板を読んでいったら、有志による翻訳が完了しているらしい。がんばって適用出来るかやってみるつもり。でも凄いな~と思う。あととてもありがたいとも。
さらに追記
無事日本語化に成功。有志のみなさんありがとうございます。でもホントスゴイな。プロでもない、報酬が出るわけでもないのに、外国のゲームを日本語で遊べるようにしちゃうんだもんな。くだらん文章を長々と書いてる僕とは、ゲームに向き合う「温度」が違う気がするわ。
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