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2016年8月28日 (日)

昨日見た夢の話

夢の話なので荒唐無稽であり、支離滅裂であり、尻切れ蜻蛉であるのだが、気にせず書く。ちなみにエロいヤツではない。

時代は近未来、自分は球形のビークル
※ジュラシックワールドに出てきたようなヤツ
に乗っていて、それであるコースを走らされることになる。何人か(30人くらい)の中で、一周ごとに一位の人間が抜けていき、勝てないヤツはいつまでも抜けられないという状況。

僕はろくに操作方法もわからぬままにそのビークルに乗せられ、「勝たなきゃ抜けられないぞ」と言われる。コースは起伏に富んでおり、一体どうやって動かせばいいのかもわからなかったが、

 おもむろに体を前傾させることで走り出し、体重移動することで曲がることを知る。

つまり、ボールのようなマシンの中で体を傾けながら走らせるレースだと理解する。

しかし、当然そんなレベルで勝てるわけもなく、友人たちに抜かれていく。しかし、次の周回中にあることに気付く。

 「周りの連中は体を動かしてないぞ!?」

よく見ると
※それまで気付かなかったのはどうかとは思うが
正面には二本のレバーがあり、そのレバーを傾けることで前進や旋回を操作するらしかった。重心移動はむしろおまけみたいなようだった。

レバーを操作して移動するとビークルはナチュラルに加速し、他のみんなと大差ない速度でコースが走れるようになった。ただ、急な坂道などではやっぱりかなり失速する。

 ・・・これって、前傾したらもっと速いんじゃないの?

何となく実践してみると、ビークルの動きが目に見えて変わる。重心移動とレバー操作を同時に行うことで、まるで意のままに操れるがごとく、走れるようになる。加速や旋回、も思い通りで、

 圧倒的な早さでゴールする。

タイムはそれまでにゴールしたメンバーを含め群を抜いており、「めちゃめちゃ気持ちいい」感覚が残った。

・・・

ふと現実に戻るように僕は、ヘルメットを脱ぐ。そう、これは、

 プレイステーションVRのソフトだった。

二本のレバーだと思っていたのはプレステのコントローラーで、重心を動かすような動きはそのままカメラがそれをキャプチャしてビークルの動作に反映していた。風景はまさに近未来のコースで、自らの疲労感や視覚情報、操作感など全てがまるで現実のように感じられていたのだ。

・・・ここで目が醒めた。

僕は昔から乗り物が出て来る夢が大好きだ。言っちゃなんだがエロい夢よりも大好きだ。小型の飛行機
※ハングライダーくらいの大きさ
や、ゴーカートで20kmくらい走ったりするのも好きだし、とにかく「ひとりで一人用の乗り物に乗る」というシチュエーションが大好きなのだ。なんか未来だし、単純にかっこいいと思うから。

だから僕はこの夢が醒めていく過程で、「ああ夢だったのか、、、もったいないもっと見ていたかったな」と思った。だから寝起きに何度も記憶を反芻して、
※メモは取らなかったけど
あとで文章に起こせるようにディティールを明確化して行った。なので多少の脚色はあったかも知れない。

しかし、面白いのは、これが本当に「実現可能な未来」だという点だ。夢の話ではありつつも、自分の視界と体勢、そしてコントローラでの操作に連動して、疑似空間でリュージュと同レベルの加速感を味わえる「地面や外界からの近さ」の中でのレース。ある意味トロンっぽくもあり、ある意味ゲーム的でもあるが、確実に言えるのは、

 僕がこういうゲームを遊びたいということだ。

僕が今までプレイしたゲームの中で、もっとも自分の思い通りに操作出来たのは、ブログでも再三書いているが、ニンテンドー64の「スターウォーズエピソードIレーサー」だ。これも重心移動や「機体を垂直にする」などの操作があり、ただの操舵以外の操作がたくさん折り込まれることで、文字通りフォースを操るかのごとく他のレースゲームにはない「一体感のある」操作が可能になっていた。

 今度のはその上を行く。

まさしく体を傾けることが重心移動に繋がるわけで、デバイスの入力が多数あるプレステ4での操作がそれに拍車を掛ける。「視界が世界になる」感じも絶対的に愉快だし、

 なんならルーカスアーツに作ってもらいたいと思うほど。

夢の話だから誰もどうも思わないとは思うけど、案外未来の入り口はそんな夢の中にこそあるのかも知れないな。夢のゲーム★★★☆。

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