DTVで見た映画など~その7くらい~
言ってもエクスヴィアスだから映画を見てるって感じ。もし本腰入れて遊ぶタイトル(具体的に言えば目と耳を使うタイトル)が出てきたら、映画の視聴率はグッと下がっちゃうだろうな。それ(傾注できるゲームの出現)を望んでいたりもするのだけど。
●ジョーズ2
DTV上の評価では、それほど大きな差があったわけではないのだけど、
ま~つまんなかった!
とにかく、見ていてイライラする場面の方が圧倒的に多い感じ。
・相変わらずロイ・シャイダーの立場が弱すぎて反吐が出る。もっと毅然とした態度で臨めよ、と。子供に海に行かせたくないなら「サメが出る。オレを信じるのか信じないのかどうなんだ!?」くらいのことを言えよ、と。既に一度サメを退治してる父ちゃんの言うことを信じるのか信じないのか、
子供にそれを言わずに「ヨットに乗るな」は、アホウか、と。
単なる映画の都合で、「不条理でムリのある強制」を振りかざしたところで、見ているこっちは興ざめするばかり。その上で、「どうしても海に行かなければならない理由」「ヨットに乗らなければならない理由」を作ってこそのプロだろ、と。
相変わらず市長ものうのうと生きてるし。
本人が食われないなら市長の子供とかサメに食われろよ、と。そうすりゃ自分のしでかしたことの大きさを身に染みて感じるだろうよ、と。
サメ自体のモデリングもなんつか「作り物感」が強く、「はぁ、、、」って感じだったし、最後の倒し方も「高圧線」が出た時点で見え見えだったし、そもそもすぐ近く「素手で高圧線を食わせた人間」が無事なのがわからない。
僕の知識では、水は電気を通すと思うのだけど。
あの辺の海は違うのかな。
マイナスの溜めも凄く多くて、途中少し飛ばしたりした。その飛ばした中で市長が死んでたらゴメン。ただ、死んでようが死んでいまいが、
本作が駄作なのには変わりない。
良かった点はゼロなので、とりあえず点数も0点だな。
●レジェンド オブ ゾロ
まんまとDTVに続編の方もあったので、残り6日とかだったこともあり慌てて視聴。評価的には前作の方が上だったが、果たしてこちらはどうか、、、
評価に偽りなし!
ただ、ジョーズのように「大きく劣るわけではない」。
前作のレビューには書きそびれてしまったのだけど、今作も前作も、監督はマーティン・キャンベルなのだけど、制作総指揮はスピルバーグで、
言われてみればスピルバーグ臭が凄くする。
時代は違うけど、バックトゥザフューチャー3の西部劇な感じや、ヤングシャーロックの「無駄に大がかり」な感じ、インディみたいに小さなアクションを大事にしてるところも似てるし、
意外と共通点を探すと、枚挙にいとまがない。
前作と違ってアンソニー・ホプキンスは登場せず、代わりに息子がイイ感じの活躍。個人的に子供が大活躍する映画はそれだけでちょっと評価が高まる。
※スタートレック、グーニーズ、ホームアローン、ハムナプトラ2とか
ただ、ストーリーのベースに「奥さんのスパイ行為」が折り込まれていて、それが結果としてかなり強力なマイナスの溜めになってしまっていたのが「超残念」。バンデラスが飲んだくれてウジウジしてるとことか、
全く見たくなかった。
これもジョーズに通じるけど、「ゾロだって子供に言えばいいじゃん」って感じなんだよな。まぁ明かすところが盛り上がるからってのはわかるけども。
ともかく、その溜めを抜けるまでがかなりストレスで、そっから先は気持ちよく見ることが出来た。ヒールはルーファス・シーウェルで、ヘラクレスとか、前も書いたけどツーリストで「おとりの旅行者」を演じてた人。この人は個性があるからもっと出ててもいいと思うんだけど、本作ではかなりしっかりとした役で、なかなかに良かった。
山賊系の安っぽい悪役も出てくるが、こっちはルックスが汚くてどうにも好きになれない感じ。もっとキャラの濃い
※メイクではなく素材で
ハムナプトラのアメンホテップの人とか、60セカンズでスフィンクスやってたヴィニー・ジョーンズとかだったらしっくりだったかな。
全体的な満足感では圧倒的に前作のが上ではあるものの、息子を絡めた物語や、負けず劣らずの殺陣、愛馬トルネードの見せ場、そして、
今回も悪役の死に様がなかなかイカス。
結構なネタバレを書いてしまったので、今見ちゃうとフルには楽しめないかも知れないけど、クリス評価は★★☆とまぁまぁ。中盤のマイナスがいたたまれない以外は、センターオブジアースやハムナプトラ、インディジョーンズとかと似た感じで楽しめる良作だったな。まだ見てない人は是非一作目からオススメしたい。
●となりの関くんとるみちゃんの事象
映画でも何でもない日本のテレビドラマなのだけど、毎日一話ずつ見ていて、
普通に超楽しい。
マンガもアニメも読んで見て、その上での実写版なのだけど、
実写版が一番楽しい!
これはもうその「リアリティの面白さ」に尽きる。何というか、
マンガだから出来ていたであろうことを、実写でもやってしまうパワフルなトルク
そのバカバカしい力の入れ方に、むしろ感動すらしてしまう。
正直「るみちゃんの事象」の方は、「キャラが痛すぎて」全部見る前に止めてしまうのだけど、真野恵里菜が出てるから撮れ高はボチボチ。でもやっぱ痛すぎる。キモ過ぎる。関くんだけで十分なので、DTV入ってる人はぜひ見よう!
まだ全部見てないけど、オススメはラジコンの話、ゴルフの話、将棋の話かな。ラジコンの話はホントに傑作だと思う。つか、横井さん(ヒロイン)のちょうどいい「かわいくなさ」も、関くんの「完全な無口」も、ホント原作通り。8話ほどで終わってしまっているのが非常に残念だ。
クリス評価★★★☆。登山の話はイマイチだったな~。
●スピーシーズXX 寄生獣の誘惑
エロエイリアンの代名詞とも言えるスピーシーズの名を冠したタイトルのひとつ。でも実際はどの順番で見るのが正しいかもよくわからずに視聴開始。下心80%。
ちなみに後から調べてみてわかったことだけど、本作は実は本家スピーシーズとは無関係の別モノ。原題は「デコイ2」で、言うなれば「スピーシーズXシリーズ」。
※本作の後も「XXX」とか「XXXX」と続いていく。これとは別に他にもある。どんだけあんだよって話だけど。
ともかく、DTVでは、初代本家スピーシーズ種の起源と、本作だけが配信されており、どちらの評価も2点台でそれほど高くはない。
だが大丈夫。そもそもエロ目的ですから。
前作Xの完全な続編だったらしいが、前作を見てないので良くわからない。とりあえず、
・真冬のカナダが舞台で、エイリアン(全員女性)は、暑さ&熱さが超苦手。
・基本的に若くて元気な男に寄生虫みたいなのを埋め込み、子孫を残す目的らしい。
・相手の目を見て自分のコスチュームを自在に変化させることが出来る
※なんなら女性のルックスそのものも変えられそうなもんだが、それは出来ないことになっているらしい。見つかんなくなっちゃうからな。
・前作で倒されたエイリアンのクローンが親玉だが、あんまし出てこないし、誘惑もしてこない。誘惑担当は別の3人。
・前作の主人公が「事情を知る者」として出てくるが、ひとりだけピリピリしていて正直浮いてる。
・大学生4人がメインで、みんなそれなり。主人公の子は、「ウォームボディーズ」の主人公ニコラス・ホルトを少し弱くしたような感じで、悪くない。
・相手がエイリアンだとわかっても夢見心地だったりするバカが散見され、それはそれで悪くない
・ぶっちゃけおっぱいはそれほど出てこないし、出てきても「エロくない」。キスシーンも多いが、カメラが「主に男性を映す」カメラワークで、ぶっちゃけ意味が分からない。監督がゲイなのかも知れない。ただ、終盤「主人公のキスシーン」だけは、イイ感じだった。っていうか、
期待してなかった分、思ったよりずっと楽しめた。
ただ、全体的に「冗長感」が強く、94分ほどの映画なのに、135分くらいの尺があるんじゃないかって印象だった。まぁそういう意味では面白くなかったとも言えるけど、
美人がとことん美人で、問答無用に言い寄ってくる感じは、日本のエロゲー以上に「男子の妄想ジャストミート」な仕上がりで、それ目当てに見る分には全く裏切られないと思う。
まぁお腹から触手が出ては来ますけれども。
クリス評価は★★☆。いろんな美人が出るのと、キスシーンが多いところ、少々のエロはともかく、割とキレイに恋が成就するところも嫌いじゃないし、エイリアンの造形自体は「牙狼レベル」ではあるものの、それがウリの作品でもないので大した減点にもならない。
続編が簡単に作れるような終わりと、前作も気になる内容だったので、テンションが上がったら「Xシリーズ」を数本まとめて借りてもいいかなって感じ。ちなみにブログがアップされる頃には、本作の配信は既に終了している。
※つか「配信終了まであと4日」ってのを見て見る気になったわけで。
まぁスピーシーズシリーズに多くを期待する人は少ないと思うので、その意味では十分期待に添える内容だったって言えると思うな。
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