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2016年11月11日 (金)

ファイナル・デッドコースター

プライベートがかなりエクスヴィアスに取られているので、コーヒーブレイク的なネタは著しく物足りないというか、短い話になる。

ファイナル・デッドコースターは、2006年のアメリカ映画。主演のメアリー・エリザベス・ウィンステッドは「遊星からの物体Xファーストコンタクト」の主演でも取り上げた、
※あとダイハードでマクレーンの娘役とか
なかなかの美人。彼女の初期の頃の作品という感じで、まだこの頃は「大作映画に出演することになる」なんてことは、本人夢にも思ってなかっただろうな、って時期。

 正直ジェニファー・ローレンスの128倍かわいいし好き。

ともかく、結構な話題作だった「ファイナルディスティネーション」「デッドコースター」の完結編という位置づけだったらしいが、DTVで目に入って、何となく見る気になったので見てみた。ちなみに、これまで見なかった理由は、

 かなり怖いスプラッター系ホラーだと思っていたから。

つまり、13日の金曜日や、フレディが出るヤツ、死霊のはらわただっけ?ああいうタイプの殺人鬼が出る感じの映画だと思っていたからなのだけど、

 何のことはない。何にも怖くない、オカルトさがほとんどない映画だった。

ちなみに僕はよく「ハッピーエンド以外は見たくない」という話をするが、ことホラーに関してはそれほどでもない。というか、たとえばアリゲーターの最後のシーンで下水に捨てられるワニで終わったり、「いかにもこの先もっと悪いことが起きますよEND」に関しては、

 むしろそこまで含めてホラー映画

だと思っているので、何ら問題はない。というか、要は殺人鬼が出てくる映画の多くが、

 いきなり大きな音、つまりこけおどしを多用してくるのがイヤだって話。

だったらエイリアンだってそうじゃないかと思われるかも知れないが、

 エイリアンは、ヤツがかっこいいから別。

怖いんだけど、ルックスの点でエイリアンは許せちゃうんだよな。っていうか、クリーチャー系全般は許せちゃう。でも人とか幽霊とかは怖くてダメ、みたいな。

結構前の映画なので、「見た人視点」で感想を、つまりはネタバレを書いてしまうが、

 要は「ピタゴラスイッチの連続殺人版」である。

一応「見えない死神」みたいな体を装ってはいるモノの、起こってることは基本全て偶然が重なった、

 ありえない重なり方をして、ありえない偶然で次々に死んでいく話。

ただ、そこにオカルトテイストをまぶしました、的な「デジャブを見た」とか「この写真は何かを示唆してる」みたいなアプローチで「それっぽくし」てる感じ。まぁ実際関連があるあたりは「映画ならでは」であるし、

 面白いところに目を付けたなぁ

という感心する方が大きかったりはしたのだけど、

 残念な点として、DTVの画質があまりよくなく、見ていて何が起こってるのかイマイチよくわからないところも多かった。

一応R15で、サービスカットがある点は「B級ホラーっぽくて」僕的には嬉しかったが、
※ちなみにメアリーがエロ担当ではない。チッ

 死に様をしつこく見せたりはしないので、スプラッタとは言っても、

 死んだ瞬間何が起こった変わらないようなケースが多かった。

逆に言えばだからこそ怖くなかったとも言えるけど。

出演者は主演以外誰も知らず、誰も「芽が出なかった」って感じだけど、別段こないだ見た「スピーシーズXシリーズ」ほど情けない感じはなく、誰が芽を出してもおかしくない感じ、妹とか、ほぼ最後まで一緒にがんばる「友達の彼氏」とか。

見せ場はとにかくピタゴラスイッチとしか言いようがない。「あれがこうなってこうなってこうなったからこっちがこうなってああなって、結果これもそうなるから二つ合わせてこんな結果になっちゃうわけね」みたいなヤツ。

 もっとハッキリくっきり見えれば、もう少し評価も上がるかなぁって感じだったけど、

とりあえず★★☆くらいかな~。面白かったと言えば面白かった。全然怖くなかったことと、主人公が魅力的だったこと、ホラー映画の文法としてとても新鮮だったことなど、僕的な加点要素が意外と多く、

 前作や前々作もDTVにないかな~って思うレベル。

なるほどこれなら人気が出たのも頷ける。っていうか主演はメアリーじゃないんだけど。

エクスヴィアスのトラマラしながら見るにはちょうどよかったけど、暗かったのが返す返すも残念。スプラッタ×ピタゴラスイッチで興味が沸いた人なら、十分期待には応えられると思う。ちなみに「デッドコースター」は一番最初にしか出てきません。「そう言う映画なんだ」って感じでしたわ。

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コメント

クリスさん、おはようございます。とら男です。
お!そうやって死んでいくのかぁ。という僕にとっては恐いのではなく「なるほど」という内容の映画でした。本当にどんどん死んでいきますよね。
ラストはやっぱりそうなっちゃうんだ。ていう逃がさないよ。の部分がよかった、しっくりきた感じです。
「if版」もありますよ。
GANTZ:O。映画館へいってきました。フルCG圧巻です。
実写より迫力があり、なによりグロ描写に遠慮がありませんでした。「うへぇ」て言っちゃいました。
実写は2回見るほどの魅力なかった。松山ケンイチさん好きなんですけどね。
邦画俳優は「松山ケンイチ」、「山田孝之」、「藤原竜也」さんが好きです。男ばっかり。ハリウッド俳優も男性ばっかり好きです。

投稿: とら男 | 2016年11月11日 (金) 05時44分

これはもしかして

日焼けマシーンで閉じ込められてそのまま・・・・

筋トレしてて顔挟まれて・・・・

のやつかな?

これ見たのは大学生くらい?だったでしょうか、スプラッター系が好きな自分は結構好きでしたね
只仰られているように一瞬過ぎてえ・・・?という瞬間が多かった感じがします

同時期ではないとおもいますが映画版「サイレントヒル」の警官が生きたまま・・・のほうが衝撃的でした

投稿: おの | 2016年11月11日 (金) 06時07分

どもですとら男さん、おのさん、クリスです。まさかこのネタにフックする人が居るとは思いもよらず、、、(笑。


>とら男さん

そうですね。これは怖い映画の体を装った「上手い映画」だったと思います。だから人気が出たのもわかりますし、逆に言えば他にももっと作られていそう。まぁゾンビ映画より遥かに緻密な計算とデザインが必要ですから、そうそう安売りはされないのかも知れませんが、別にホラーじゃなくても出来ますからね>ピタゴラスイッチ。

個人的には「あれがこうなってそれがああなってこっちがこうきてそっちがそうなった結果、、、

 二人がキス」

とかそういうのが見てみたいです(^^。

ガンツ、面白そうですね。でも映画館じゃ見ないだろうな~。自分大きいスクリーンで見られない映画は諦めることにしているので。マツケンは、最初見た「L」の印象がすこぶるよかったですが、それ以降はあんましピンと来なかったり。あ、でも「将棋」だっけ?「聖さとし」、あれは見たいですね。

山田孝之は鶴瓶のAスタジオで他のゲストの時にケチョンケチョンに言われてて、
※いい加減でズボラという意味で
むしろ愛着が増しましたね。勇者ヨシヒコくらいしかまともに見てませんが、
※あと災害で閉じ込められるヤツ。「252」だったかな。シリアスな役でしたが。

藤原竜也はいいですよね。この三人では一番好き。でも僕は普通にぐりしゅんも好きですし、ぶっちゃけ邦画より洋画の方が本数も好き嫌いもあるかも。もっとも、

 映画俳優は、映画の中の役柄を評価されてこそ

とも思いますけどね。「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスとか、実際は絶対あんな怖い人じゃないんだろうけど、凄く怖い印象が残る、みたいな。


>おのさん

それですね。せっかくオッパイ出してるのに、あんなブルーライトの中で、それも半分ゾンビみたいな状態じゃ、

 おっぱいが泣いてるぜ・・・

って感じでした(^^;。まぁそれでもメリハリもあったし、グロがグロ過ぎず、ホラーと言っても理由なしって感じがむしろよかったです。

 ただの偶然が重なってるだけ、みたいなもんですから。

サイレントヒルは、もう雰囲気が怖すぎて、最初で停止した記憶があります。なんだろ、見れば怖くなかったのかな。っていうか、

 自分、怖いのと怖くないのの差が激しいです。

怖いのは絶対見たくないし、怖くないというか、怖くても見られるのは結構好きになったりとか。シャイア・ラブーフのサスペンスホラーなんかは、
※裏窓みたいなヤツ、
ヒロインとイチャラブがあったから見れたけど、なかったら絶対止めてたと思うもんな~。

ディスタービアだ。思い出した。

投稿: クリス | 2016年11月12日 (土) 16時45分

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