スーサイドスクワッド
★死ぬほどネタバレしてるので読む人は覚悟して読んでね。
ウィル・スミスとマーゴット・ロビーの「フォーカス」カップルが主役の、DCコミック系スーパーヒーロー物。正確にはその中のヴィラン=悪役が主人公なヤツ。
レンタル開始は結構前なのだけど、何かこうイマイチテンションが上がらず先送り。最近は新作4本1080円にも抵抗がなくなってきたが、、、つってもまだ準新作だから安いわけでもないのだが。
あらすじ的には、スーパーマンみたいなのがもし悪玉だった場合、そいつを倒す為にこっちも悪くて強いヤツを用意しましょうという話。結果的にそのメンツの一人が、
悪すぎて、かつ強すぎて、
その尻ぬぐいをするハメに。
DCコミック系の常として、雰囲気が全体的に暗く、マーヴルほど展開も軽くない。そして、テンポも良くない。ところどころでブレーキが掛かるような印象を受け、
※スローモーションの時間が長いとか
かつ正直な話、
マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインちゃんの魅力で持ってると言っても過言じゃない。
笑顔がキュートで(吹き替えで見たのだけど)セリフも軽く、スタイル抜群な上に、露出度が高い、
ぶっちゃけビキニのようなパンツをはいている。
僕は尻フェチではないが、彼女のは許せる。てか、
彼女の尻を見るために見るような映画だと言っても過言じゃない。
流れとしては、前述の悪いヤツ=魔女が乗り移った考古学者?と、軍隊の兵士が恋に落ち、弱点である「魔女の心臓」も手に入れた操れると踏んだ上層部が、バットマンに捉えられた悪人たちと一緒にチームを組ませるはずが、
魔女がまんまと逃げ出して、心臓も盗まれてしまう。
まぁアホウと言えばアホウな展開なのだけど、
っていうか、アホウな展開がとても多かった!
納得出来ないというか、スッキリ出来ないというか、
※以下ネタバレ
そんな6000年以上生きてる魔女が、「我々メタヒューマンが、、、」とか「世界を支配する、、」とか、
言うなやって感じ。
「俺たちは仲間だ!」とか、「あんたホントに邪悪だ!」とか。言ってて恥ずかしくないのかよ、と。極悪人らしさがあまりにも薄くて、
むしろバットマンVSスーパーマンの時のバットマンの方が、遥かに悪者っぽかった。
頼みの綱のハーレイちゃんも、なんだか別にそんなキチガイってわけじゃないし、
普通にイイ子。
まぁ彼氏のジョーカーの方はそこそこ狂ってるのだけど、この子は「このメンツ」に入ってないし、
うーむなんだかなぁって感じ。
例えて言うなら、アメリカンキッズ(小学校低学年くらい)に、「悪い人でも根はまじめ」みたいなのを教育するエデュテイメントな作りだった。
※そのくせ、一般兵が爆弾とともに自害したりするし。あいつが一番不幸だと思ったわ。つか、そもそもワニ男は「そのために」一緒に潜っていったんじゃねぇのかよ、と<魔女の弟を殺すために、水没した地下に残された爆弾を起動しに、一般兵とメンバーのワニ男が一緒に向かうが、ワニ男は雑魚敵に絡まれ、一般兵が爆弾起動して死ぬって展開
かっこよかったのは2箇所。
ひとつは、ウィル・スミスが、チームリーダーの軍人さんから娘の手紙をもらい&爆破装置を破壊して貰ったお礼に寝返った時。
これは聖書に書かれるような大事件だ
俺たちのことも記される
俺の娘は、それを読んで知るだろう
オヤジがクズじゃなかったと、、、
カッッケーーーーー!!!!惚れた!てか、相変わらずハリウッドは「父と子」の繋がりが大好きなんだな~って感じではあるものの、
非常に僕好みの言い回し。
そしてもう一つは、炎を自在に操る男ディアブロが、
まさかの(ゲームの)ディアブロみたいな姿に変身した時!
カッッッケーーーー!!!てか、
オマエもはや人間じゃ無さ過ぎ!
正直ワニ男とブーメラン使い(ダイハードラストデイで息子役だった人。ターミネータージェニシスでカイル・リース役だった人。名前は知らない)は、
ほとんどイイトコ無し。
ハーレイちゃんのサービスカットが9割、あとはウィルのかっこいいセリフと、ディアブロの変身が各1割って感じだったな~。クリス評価は★★ってとこ?
でもオチは嫌いじゃなかったな。下水道にケーブルテレビ引いて貰ってくつろいでるワニ男とか。ハーレイがエスプレッソ飲みながらハーレイクインロマス読んでるトコとか。
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