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2017年3月12日 (日)

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド~その5~

エクスヴィアスが忙しくて、さすがに今日はやれないかな、でもちょっとだけやろっかな、と思い起動したのが23時半。

 気付けば今日も4時過ぎまでやっている。

大丈夫なんだろうか。オレはこのまま生きていて大丈夫なんだろうか(いろんな意味で)。

ともかく、

 面白い。

そして、

 モチベが途絶えない。

やりたいことが常に更新され続け、作業好きの僕が、「作業じゃない新しい世界」を楽しみ続けられる構造が凄い。これはつまり、プレイ時間がそのまま操作のシンクロ率を高めていくことに繋がっているからだと思う。

 思い通りに動かすことが出来れば、ストレスはどんどん減っていく。

その操作の一つに「氷の柱を出す魔法」がある。以前もちょっと紹介したけど、これを使って川などの長距離を移動することが出来る。具体的な操作方法としては、

・魔法をセット
・Lボタンを押して起動
・水辺で「置ける場所」をスティックで操作
・Aボタンで発動
・その柱の上にYボタンジャンプで移動
・Lボタンで次を起動

こんな感じの手順になるのだけど、

 敵が居るようなところでも、サクサク起動して移動出来るようになると、これがなかなか気持ちいい。

テクニカルな操作はハードルが高い。だが、慣れてくると「自己満足感」も刺激される。ちょっとしたミスで水に落ち、「柱の下に入り込んでしまう」と、その柱は壊れてしまう。視点を移動して手前の柱に登る間に敵に見つかってしまうかも知れないし、そもそも、

 とてもかっこわるい。

でも、慣れてくると、

 かっこよく移動出来るようになる。

 それが気持ちいい。

昨夜は「要塞のような塔」を攻略した。周囲は触れるとダメージを受けるヘドロのようなスライムのような物がべっとりと散乱しており、そこを交わしつつ、周囲を索敵する「倒せないそして死ぬほど強力なガーディアン」に見つからないようにしつつ、何匹か居る雑魚を倒しつつ、雨が降ったら登れないので雨宿りしつつ、鉄の箱を磁石で動かしたりして足場を作ったりしつつルートを探し、てっぺんを目指す。

 スゲェ難しいように見えて、実はそうでもないのが凄いところ。

何度も書いてるけど、ドラクエの堀井雄二氏曰く、

 「最も適正な難度」とは、「これ、オレしか解けねぇんじゃね?」と、全員が思う難度。

僕も凄くそう思う。みんながみんな「これは難しいよなぁ」と思いつつもクリア出来る。達成感もあるし、ヌルさにガッカリしたりもしない。もちろん挫折もしない。

 この塔とか、各所の祠の多くが、まさにそう言う難度。

前回「ポータル」に似てるって書いたけど、ポータルの難度もまさにそんな感じだった。特に逃げ道があるわけでもなく、ただただ面をクリアしていくだけのアクションパズル。詰まったらそこでおしまいみたいな構造
※アクションなのでネットで調べればそれでクリア出来るとは限らない

 だけど、最後までクリア出来てしまう。

このゼルダもまさにそう。てか、過去のゼルダは正直難しすぎたと思う。

 難しいのは二周目でいいよって話。

人によっては「二周目から本番」とか言い出すかも知れないけど、いやいやどうして。

 重要なのはさじ加減だから。

こないだの「ミーロ・ツヒの祠」も、手前のさえクリアしていれば、奥までやる必要は薄い。

 でもがんばっちゃう。なぜなら、「必ずクリア出来る」と、、、

 「オレなら、クリア出来る」と思えるから。

そしてゼルダはそれに応えてくれる。少なくともこのゼルダは応えてくれる。

 最高じゃないか。

 面白いに決まってる。

塔を攻略すると、そこから祠が見える。当然行く。塔はかなりの高さがあるので、そこからパラセールで移動すれば大抵届くのだが、

 今回は届かずに、手前に着地する。

歩いて向かうと、なんと祠の周囲にはイバラが張り巡らされていて、炎で燃やそうにも爆弾で壊そうにも消えてくれない。

周囲を見渡すと、ほどないところに小高い山がある。「あそこからならパラセールで届くかな?」。小雨降る中、ズリズリと崖をすべり落ちながら登る。途中でスタミナが切れ、

 ズズズウズズズズズズウウウ・・

とかなりの距離すべり落ち、軽く照れ笑いをする。カリオストロのルパン状態だ。

再度頂上を目指しながら登っていくと、途中で雨が止み、星空が見える。そして、頂上まであとわずかと言うところで、、、

 一筋の流れ星が見えた。

本作での流れ星は、「ただのエフェクトではない」。「落ちた先に行けばいいことあるかも」とTIPSで何度も何度も読まされているのである。

 行くしかない!

最短距離で峰を越えると、山向こうに「一筋の光の柱」が立っている。「あれか!」。一旦頂上の一番高いところを目指し、そこからパラセールで向かうことにする。なぜなら、走るよりパラセールで移動した方が遙かに速いからだ。

何か「凄く慌てなければならないような気がして」、大急ぎで向かう。

刻々と時が過ぎ、あと数メートルというところで光の柱が消失する。時計を見ると、

 AM5:02

朝が来て、柱も消えてしまった。うなだれつつ、柱のあった辺りをしらみつぶしに探すも何もない。

 軽く沈むが、諦めない。

ロードファイルを見ると、直前にオートセーブがある。ロードすると光の柱は消えてしまっている可能性もあったが、、、

 まだある!

今度は頂上へ向かわず、一直線に柱を目指す。峰からのパラセールでも何とか小川を超えることに成功し、敵とかも無視してひた走る。スタミナを4段階強化しておいてよかった。途中で「ゴーゴーなんちゃら」という走るのが速くなる薬も飲む。

時計が4:00、4:10、、4:40、、、タイムアップは近い。間に合うのか!?間に合ってくれ!

 ・・・ゴール地点には、「星のかけら」が落ちていた。

説明には、「貴重だが、料理に使えることはあまり知られていない」とある。

 どんな料理になるのか、ワクワクが止まらない。

一旦きびすを返し、さっきの頂上へ戻る。そこから祠に向けて再度パラセール。

 無事に祠にたどり着く。

・・・そんな時間が、ずっと続く。

 始める時は少し眠かったが、もう一切眠気はない。文字通り「吹っ飛んだ」というヤツだ。

 面白いゲームは疲れないし、眠くもならない。

僕はエクスヴィアスのトラストマラソン、いわゆる経験値稼ぎが好きだ。それはその時間が「報われる」ことを知ってるからだ。だが、

 純粋な面白さと比べると、やはり分が悪い。

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド、評価を★★★★に上げる。

あと結構上手く書けたので▲▲▲も付けておこう。

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軽く宿題

・二人目の博士に会って、ガーディアン素材が大量に必要になったので、それが稼げるところを探す。

・残りの塔は少ない。「楽しみは残しておくべき」という考え方もあるだろうが、僕はさっさとアンロックして次のステップへ進みたい

・心当たりのある「思い出の写真」ポイントが研究所の麓付近にあるはずなので、それを探す。

他にもあるが、今はこれだ。どんどんマップが埋まっていくのが楽しくもあり、もの悲しくもある。だが、勢いは止められない。

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コメント

おはようございます。すごく楽しくプレーされているけど、寝不足から体調崩さないようにしてくださいね。友人1家も時々朝が来た状態らしいです。スイッチ購入は、FE無双が出るらしいのでその時と考えています。うちの唯一できるATCですね。クリス様の嫌いなオメガフォースですなあ〜。しかしこれしかできないのもなんだかなぁ。そうだスイッチのコントローラーカバー、ドス黒いピンク、オレンジ色が有るそうです。購入早くなってしまうかもしれません。
ゼルダ挑戦もあり得るかもしれません。 クリアーできないと思いますが、、、、

投稿: テン | 2017年3月12日 (日) 11時30分

どもですテンさんクリスです。ビックリするくらい楽しいです>ゼルダ。なんつか思ってた期待値の5割増しくらい。アクションの難度も、慣れてくるとそこまで高くないですね。てか、

 しっかり準備さえすれば、自ずと道が開かれる感じ

は、ある意味エクスヴィアスの降臨にも通じるかも。ちなみに自分、今回スイッチで初めて「ドラクエヒーローズ」の体験版をプレイしましたが、

 やっぱり合いませんでした(^^;

倒しても何ももらえない感じがしちゃうんですよね。
※実際には違うのかも知れませんが

好みはありますが、ゼルダがあまりに面白いのに、こんなの1秒もやってられねぇ!って感じですぐ止めました(^^;。そう言う意味ではテンさんにゼルダは合わないかも知れません。

ただ、「クリア出来なくても全然面白い」ことだけは伝えたいですね。むしろクリアしたくないと思えるほどです(^^。

昔は「面白いゲームは誰がやっても面白い」と思っていた頃もありますが、今はそうでもないですね。FF系のソシャゲでも、エクスヴィアス以外はホントに楽しめないなぁって思いますから。

投稿: クリス | 2017年3月13日 (月) 23時49分

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