DVDつぶやき
エクスヴィアスの経験値稼ぎコンペをやるにあたり、イイ感じの「お供」が欲しいと借りてきた作品などを少々。ちなみにゼルダに飽きてるわけでは断じてないのだけど、特に一緒に遊んでる人も居ないし、完全マイペースでやってる分には途中で少々(二日くらい)中座しても問題はないかな、と。てか、
DVDトラマラはDVDトラマラでガッツリ稼げて楽しいし。
●シン・ゴジラ
映画館で見て以来だったけど、僕はまぁブルーレイを買うほどじゃないかな、と思って借りてきた。つか「買うほどじゃない」と言えば「キングスグレイブ」も全く買うほどじゃなかったのだが、まぁよい。
当時も少し書いたけど、本作は事前に二人の友人から情報を得てしまっていたのがよろしくなかった。別に「何も言うなよ!」というほど情報規制して向き合おうと思うほど入れ込んでもなかったし、事実そこまで僕的によかったわけでもなかったのだけど、
見た人によって温度差がかなりある感じ。
で、あらためて見て、その当時の気持ちが間違いじゃなかった、人に影響されて自分の感想が揺らいだわけじゃなかったと再確認した。
政治とかのシーンが超ウゼェ。
シン・ゴジラの感想の「一番」はコレだ。他のことは別段さほどでもない。在来線爆弾が愉快だとか、サカナみたいなゴジラがダサいとか、石原さとみの英語が変だとかそう言うのはさほどでもない。
ビルが破壊されるVFXが凄いとか、対策チームの面々が個性的で悪くないとか、BGMにしっかり伊福部昭を使っていて凄くしっくりするとか、意外とクライマックスが盛り上がらなかったとか、
そんなこともまぁどうでもいい。
とにかく僕にとってのシン・ゴジラは、
政治のシーンがウザイ映画だったって話。
総理が死んでからホントフットワークが軽くなったというか、実際問題あそこまで軽量化は出来るはず無かったとも思うのだけど、
※命令伝達の回数が6回くらいから1回になったからな。直接パイロットやドライバーに副長官がしゃべってるわけじゃないんだけど。
邪魔者が丸ごと居なくなって清々したのは間違いない。
あとは、、、劇場で見ててあんまピンと来なかったけど、モノレールの線路?のシーンがエヴァ破のソースになってたとこなんだろうな、って思ってちょっと嬉しかったとかそんなところかな。
それでも後半は嫌いじゃないので、今の評価も★★くらいはあるけれども。
●ジェイソン・ボーン
マット・デイモンが嫌いなら見なきゃいいのに、とも思いつつ、シリーズを全部見てるとやっぱり見てもイイかなと思ってしまう。ましてや経験値稼ぎのお供には、こんくらいの温度の作品がむしろちょうど良い。
と、思って見始めたのだけど、、、
ファンの人には悪いけど、ハッキリ言って、
僕には超つまんねぇ!映画だった。
クリス評価は0点かな。
・展開が鈍い
・メリハリがない
・新鮮みがない
・キャラの名前がわかりづらい
・アクションにインパクトがない
・カーチェイスがとにかく眠い。てかここで寝オチした
・緊張感がない
・なんかずっとただのトラウマを追っかけてるだけの話って気がする
・美人のCIAがイマイチよくわからない
つまり、全く面白くなかった。
なんつか、それなりの予算で作ってて、トミー・リー・ジョーンズまで引っ張り出してきた割には、ビックリするくらい肩すかし。特にカーチェイスのシーンがすこぶるつまらない。何つか、
そこまで地味な展開だった分、ここで派手にアクションシーンですよみなさん!
と言いながら、ちっとも派手になってないというか、
今日日、車壊したり逆走したり飛んだりだけじゃ全然盛り上がらない。
主人公もさして何が出来るってこともない。というか、特に本作ではイイトコ無し。最初にパンチ一発で「のした」以外、特にスナイプの能力があるわけでもなく、洞察力が高いわけでもなく、
オマエ一体何が出来るんだよ?
って感じ。何つかCIAから狙われる意味が全く理解出来ない。
コブラのが100倍強いわ。
※つまりジェイソン・ボーン100人対コブラ1人、、、ゴメン、コブラのが100万倍強かったわ。ジェイソン・ボーン100万人対コブラ1人でバランス取れるくらいだったわ。
イレイザーやザ・ウォーカーの時のデンゼル・ワシントンや、セガール全般、96時間の時のリーアム翁みたいな、「強さが流れ込んでくる演出」がほとんどなく、ヒールとなる殺し屋も、特段優れた能力があることを感じさせない。つまり、
演出が全く物足りない。
図らずも昨日たまたま思い出した「マンガで盛り上がる時」。頭文字Dで池谷たちが、親父の代わりに出てきた拓海を叱咤する場面。ドラゴンボールのギニュー特戦隊と対峙する悟空、姫川亜弓に実力を認められた北島マヤ・・・。
凄く強いライバルを作り、かつそれを易々と乗り越える。
それでいて初めて主人公の強さを実感出来る。
ボーンレガシーもあんま記憶に残ってないけど、アルティメイタムと比べたら全然クソつまんなかったな。「なんとかグリーングラス」って監督だったと思うけど、意識して避けないとダメだなって思ったわ。
繰り返すけど、「楽しめた人の感性を否定するわけじゃない」ので念のため。僕には全く楽しめなかったって話だよ。
●ファイナルデッドブリッジ
新作ではない旧作。「惨殺版ピタゴラスイッチ」ことファイナルディスティネーションシリーズ5作目にして最終作。
見る前は、本作が最終作になってしまったということは、それだけ内容がしょぼかったってことなのかな、と思っていたのだけど、
至って普通のシリーズ作だった。
強いて言えば「フリだけしていて使わないギミック」が結構多く、実際の「連鎖」だけで言えばそこまで凝ったものじゃない。個人的にはファイナルデッドサーキットが一番その辺りの作りが面白かった気がする。つかアレを一番最初に見てなかったら、シリーズ全部をコンプしようとは思わなかっただろうな、と。
まぁいつものパターンで検死官の黒人も出て来るし、最後の最後が一作目に繋がる終わりだったのも「最終作っぽい」感じだった。
キャストは誰も知らなかったけど、可もなく不可もない感じで、おっぱいはなし。回を重ねてそれなりにコンピューター関連の技術向上が進んだのと、予算も増えたのか、CGのクオリティも過去最良。
至って普通のシリーズ作だった(二度目)。
クリス評価は★★。全然悪くはないが、
※特にレーシックのとこが新鮮かつ凄かったし
銃による射殺を折り込んだのはちょっぴり興ざめ。主人公がもちっとモテ系の展開でもよかった気がしたかなって感じかな。
まぁ古い作品だし、シリーズファンはとっくに見てるだろうけどさ。
●バイオハザード・ザ・ファイナルについて一言書きたくなったこと
誰が読んでるとも知らない独り言のようなブログだけど、とりあえず書きたいことは書いてしまう。「そんなのチラシの裏にでも書いとけよ」って話。ちなみにネタバレなので見てない人で見る予定の人は絶対読まないように。見ない人は読んでもいいけど、たぶんよくわからないと思う。
終盤レーザーの部屋が出て来るのだけど、そこで「編み目」にならなかったことが凄く不満だった。あの部屋は、最終的にレーザーが編み目になって「避けられない」状況になるのがロマンなのに、それなしでは「画竜点睛を欠く」。作品全体の評価にも(僕的には)影響したほどだった。
で、もしどうしたらスッとしたのかな、自分的にどうして欲しかったのかな、ってことを考えたら、、、
レーザーが編み目になり、向かってくる
アイザックス博士がアリスに掴まれ、「レーザー側」に立たされる。
博士に触れる直前にレッドクイーンにカメラが移り、「アンブレラ社の社員は殺せない」を発動ギリギリで、レーザーが青から緑へ。
※これは抗ウイルス剤の色が緑であることとも絡める
緑のレーザーは二人を問題なく透過していくが、
最後博士の判定が終わると同時に青に切り替わり、劇中で切り落とされたアリスの指がそこで切り落とされるのとつじつまを合わせる。
※レッドクイーンがどんだけシビアなんだよって話になっちゃうかもだけど
ただ書いてから「そこまでレッドクイーンが徹底管理出来るんなら、もっとヤバかったところがあった気がするな」とも思った。どこって思い出せるわけじゃないけど。
まぁ「編み目レーザー」はそれくらい(僕にとって)重要な要素だったって話
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コメント
クリスさん、こんにちは
私はクリスさんと真逆で、マット・デイモン大好き、前3部作もファンなのですが、この最新作がイマイチなのは同意です。
劇場でワクワクしながら見始めたのに、眠気をこらえるのが大変でした。
まあ、続編失敗ですね。
シンゴジラ、ちょうど同僚の20代真ん中の女の子がレンタルで初めて観てみたと感想教えてくれたのですが、小難しい専門語が続く前半は、よく分からず寝落ちしたとのこと。まあ、政治シーンはそんなものでしょうね。でも、2回目に字幕にしたら、多少意味が分かって面白かったとのこと。市川実日子のセリフがすごい勢いで流れて面白かったそう。
なるほど、それだけで自分も字幕で見返そうかと思いました(笑)
逸れますが、その子のイチオシでズートピアを初めて見ました。クリスさんは気に入らなさそうですが、刑事相棒ものとして楽しめました。
そうそう、ロストバケーション、最高でした!
ご紹介ありがとうございました。
投稿: ゴロー | 2017年4月12日 (水) 08時17分
ウィッスゴローさん、クリスです。でしたね。ゴローさんはデイモン好きでした(^^;。つか彼、最近出まくってますよね?アバターの時のサム・ワーシントンとかバトルシップの頃のテイラー・キッチュなんてもんじゃない。年に何本撮ってんだよって感じです。
でもそんなゴローさんをしても、本作は眠かったか!(笑。全くなんて言うか、何を楽しませようとしてるのかが見えない感じでした。これはさすがにデイモンのせいだとは言わないですけどね。
次回作どうなることやら。まぁ作るんでしょうけども。てか、ジェイソンボーンシリーズは、広告が上手い気がしますけどね。上手く乗せられてしまう感じというか。
市川実日子のとこのためだけにもう一回見ようかってなる話ですね。でもやっぱ前半寝オチしたのも頷けます。
あの前半は絶対評価される意味がわかんないと思うんですよ!
※味方を得て強きになってるクリス<カッコ悪い
正直過去の作品って感じですけどね~。
ズートピア、チェックします。バディムービーは嫌いじゃないんですが、
※フルスロットルとかバッドボーイズとか、あとマイケル・ウォールバーグもなんかやってましたよね?
基本それほど期待せずに見ますので、僕が酷評しても怒らないでね(^^;。
ロストバケーション、フックされたようで小さくガッツポーズ(^^。あれはサメ好きにはタマラナイ映画でしたよね!撮れ高、テンポ、展開、オチなど、多角的に高得点をはじき出した作品だったと思います。強いて言えば主人公がもちっとメジャーな人のがよかったかな、ってくらい。おっぱいはなくても良かったですが(笑。
投稿: クリス | 2017年4月12日 (水) 13時17分
デイモンは、トム・クルーズほどではないですが万能俳優でスクリーン映えすると思います。
今度のグレートウォールは合戦もの?で期待です。
ズートピアは、刑事サスペンスでバディもの。気軽に楽しんでくださいませ。酷評は覚悟。
モンスター映画といえば、キングコング髑髏島の巨神を見てきました。
PJ監督のキングコングとは全く別物。なんだか懐かしい怪獣映画でした。オススメ度は・・うーん、難しいです。なんか、勿体無い映画という印象でしたよ。ビデオなら損はないかと。
投稿: ゴロー | 2017年4月12日 (水) 20時13分
どもです。珍しくレスが早いことに深い意味はありません。
デイモンに関しては、もう好みとしか言いようがないですね。自分にはあの顔がかっこいいと思えないというか、むしろインターステラーの中に出てきたヒールの方がしっくり来るなぁって思いました。僕の中では「あっち向きの顔」って感じですかね。アーロン・エッカートにも言えますが。
ただ、そうは言っても結構見てるので(^^;、おっしゃるグレートウォールもレンタルが始まったら借りてきそうな予感です。
ズートピアは、タイミングですね。レンタルに行くサイクルが不定期過ぎるくらい不定期なので、その時思い出せるかどうかが勝負(^^;。気楽に楽しめそうなのでハードルが低いのがいいですね。
髑髏島は、もう一言、
CMが立木文彦さんのナレーションだったから気分が削がれた
そうとしか言いようがないです(^^;。立木さんの声は、もうイコールイッテQになっちゃうというか、僕の中では「過剰」なんですよ。なんだか。プロレスのマイクパフォーマンスみたいというか、うさんくさいというか。
ですから「もったいない」というのはまさにそうなのかも知れないなぁと。あ、同じ感覚は「キングオブエジプト」の山ちゃんナレーションにも言えますね。なんかこう、プロなんだけど、プロゆえの軽薄さが見え隠れしてしまう、みたいな。声優としての山ちゃんは好きなんですけどねぇ。
投稿: クリス | 2017年4月12日 (水) 20時42分