DVD数本
エクスヴィアスの経験値稼ぎが期間限定で著しく効率アップしてるので、そのお供として数本。映画の方がそれを超えるくらい著しく面白い場合は、手を止めて集中するのだけど・・・
そこまでじゃなかった。
●ラスト・ウィッチハンター
ヴィン・ディーゼル主演のファンタジーサスペンス。「ファンタジーアクション」というほど雰囲気が明るくない。てか、
ヴィンってばいつ見ても同じ顔しててスゲェと思う。
今何歳くらいなのかわかんないけど、「ルックスの劣化」が全くって言うほど感じられない。相変わらずマッチョで、
ある意味コブラっぽいニヒルなキャラクターは嫌いじゃない。
髪の毛はないけども。
ただ、そんな「コブラっぽさ」があるのに、ヒロインとキスシーンがないのは僕的にちょっとしっくり来ない。取り立ててオーラ(及び名前)のある女優さんではなかったけど、そこそこかわいくて、「イイ感じ」になってただけに、
なんかもったいない
って思った。確かにストーリー上ヴィンは妻子持ちで、その二人はとっくの昔に「伝説の悪い魔女」とかに殺されてる体なのだけど、
※ヴィンはヴィンで、呪いを掛けられて800年生きてるという体
もういいでしょ、と。
もう別の女の子と仲良くしても許されるでしょ、と。
てか、改めて言えば、「800年生きてる」ってことは、単純に考えて800歳。以前も書いたかも知れないけど、日本人の男性の一人称が、僕からオレになり、私になりそしてワシになるように、歳を取るということは、それだけで中身も変わっていく。世間に生きる80歳90歳の男性は、そうは言ってもそこまで性欲絶倫ってことはないわけで、
800歳のヴィンが、いくらかわいいからってそうそうキスとかしねぇだろ
って言われれば、「まぁそうか」って感じにはなるけどさ。
あらすじ的には、世界を滅亡させる魔女を殺しに来たハンターが、魔女を殺すと共に死なない呪いを掛けられ、以来ずっとひとりぼっちで世界中に居る「悪い魔女」たちを殺し続けるって話。ハンターには普通の人間のサポーターが居て、代々唯一の友人であり仲間として彼を助けたりしてたが、そんな中、そのサポーター君(もう70歳とか80歳だが、ヴィンにとっては『若造』)が殺される。「仇は取る」って感じが、
いつもながら安っぽい彼らしさを醸しだしているが、
そこは別に全く問題ない。ちなみにサポーター君はマイケル・ケイン
※キングスマン、インターステラー、グランドイリュージョン、ダークナイトとかにも出てるじいさん。若いときメチャイケメンだったって話は以前書いた
で、新たなサポーター役が「ロードオブザリング」のフロド以外あんま記憶にないイライジャ・ウッド。
キャスティングだけでなく、VFX関連にもかなりのコストが割かれており、撮れ高のアベレージはかなり高め。ある意味「魔法使いの弟子」のような、過去と未来を繋ぐファンタジーなのだが、最大の違いは「ウィットがない」こと。「魔法使い・・」は言ってもディズニーらしい安心感があったが、こちらはもっとドロっとしてる感じ。
ああでもやっぱキスして欲しかったな、、、
クリス評価は★★。ちょっとおまけ気味。つかマイケル・ケインは随分歳取ったな。棺桶に片足突っ込んでる感じだ。
気楽に見る大がかりなファンタジーとしては十分オススメ出来るけどね。
●メカニック ワールドミッション
まさかシリーズ化されるとは思ってなかったジェイソン・ステイサムのアクション。主人公は凄腕の殺し屋で、今回取って付けたような美女:ジェシカ・アルバと恋仲になり、人質に取られ、「3つのインポッシボーな殺し」を請け負うハメに。
こう書いただけでも本作がどれほど「大忙し」なのかが伝わると思う。
・凄腕の殺し屋が見ず知らずの美人と本気で愛し合う
これだけでも結構な時間が要るのに、相手はジェシカ・アルバである。
ビキニで泳ぐシーンとか「要る」んだよな、やっぱし
ぶっちゃけニッキーの「ネクスト」の時のジェシカ・ビール程度の役割、つまりただ美人なだけの役割しかなく、「彼女の使い方」としては正直物足りないことこの上ないが、絵的には全然OK。直前に見たラストウィッチハンターで得られなかったキスシーンも、本作ではしっかりみせてくれる。おっぱいは出ないけど乳首がわかるキャミのサービスカットもあるし(重要)。
その上で「不可能作戦」を3つもこなさなきゃならないのである。ましてや、
その内の一人がトミー・リー・ジョーンズ。
どんだけ盛るんだよ、と。どんぶりどころか机からはみ出してるんじゃねぇの?ってレベルの特盛り状態なので、
展開が早い早い。
「侵入するのは不可能」という刑務所にわずか1分で侵入してしまい、「あくまで事故に見せかけるんだ!」という難題を、「全く事故に見えない殺し方」で幕引きする、あまつさえ「うまくやった」ことになってる、、、
まぁそれでいいんでしょけども。
加えて前作からの流れとして、「レコードを嗜む」「機械に詳しい<メカニックってタイトルだし」「普通のアクションシーンや銃撃シーンもある」わけで、、、
まぁステイサムらしいと言えばステイサムらしい映画。
ただ、「ワイルドカード」「セイフ」みたいにどうしようもない駄作ではない。クリス評価は★★☆かな~。個人的にマシンガンをそこまで使わなかった点は高評価なんだけどな。あと、超高層ビルの最上階にあるプールで殺すとか。
ラストにヒネリがなかった分高評価しづらい感じだったかな。
トミー・リー・ジョーンズもマイケル・ケイン同様「かなり歳食った」な、と。もうMIBの1や2の頃の「活きの良さ」は全く感じられない。それでも悪い役じゃなかったけど。
ぶっちゃけお金はここまで掛かってなかったけど、前作の方がオチが良かった分印象は上って感じだな。つかジェシカ・アルバに終始疑いが晴れず、
※二重スパイなんじゃないか、みたいな
最終的に何にも無いただの美人だったのもガッカリと言えばガッカリだった。やっぱ★★かな。
つか見てて思ったけど、結構「ゴルゴ13っぽい」ところがなくもないね。基本ミスをしないキャラだし。
●バンテージポイント
デニス・クエイド主演のサスペンス。結構前の作品で、映画の予告に「最新作」としてハンコックとかが出てきてちょっと愉快。
つか当時も借りて見ているのだけど、要はザッピングしていろんな人の視点から大統領暗殺計画の顛末を描いてる映画。
主人公は大統領のシークレットサービスで、もちろん彼の視点もあるが、公の場の聴衆の中にいた観光客がハンディカメラを回していたり、主犯に弟を人質に取られつつ実行犯をやったり、結構いろんな視点で「そこまでの5分」を見せてくれる、
プロットだけならとっても面白そうな作品。
ただ、結末にあんまいい記憶がなく、プロットほどは満足感がなかったような記憶もあったので、あらためて借り直してみる事にした次第。
結構好きなフォレスト・ウィティカーや
※ウィキペ見ると結構な数の作品に出てる。ちなみに自分が見たことがある作品は8作。脇役だけだと思うとかなりの数だ。
シガニー・ウィーバーとかも出てて、キャストに不満はない。何つか、
最後あんまスッキリしなかったのは、「ここが正念場」というクライマックスらしいクライマックスがなかった為という気がする。
一通りみんなの5分を紹介したあと、時間は動き出していくのだけど、前半の狙撃、爆弾テロ、犯人捜しの展開と比べると、どうにも地味というか、カーアクションは悪くないんだけど、、、うーんなんだろな。
★☆って感じ。
人に寄っては高評価な作品だろうと思うんだけどねぇ。
●セッション
あんまよく知らないJKシモンズと、新しいダメな方のファンタスティック4で主役だったマイルズ・テラー主演の音楽の映画。オススメされたので見始めたけど、、、
シモンズは「のだめ」で言う竹中直人の役回りで、マイルズはイマイチ冴えない音楽学校の学生。専攻はドラムス。で、開始早々シモンズが「明日の朝6時にスタジオへ来い」みたいな、マイルズとしては天にも昇る言葉だったにも関わらず、
起きたら6時3分。
もうそこで再生を止めた。ざけるなと。物事に対して真剣な人間が、寝坊するのは全く許せない。それがどうでもいい相手のどうでもいい約束ならばいざ知らず、人生掛けてドラムやってきてんじゃねぇのかよ、と。
こんなアマちゃんがこの先どんなことをしても、オレは許せない。
人間はミスをする生き物。だが、寝坊はミスじゃない。ただの怠慢だ。
さすがに数分しか見てないので評価は避ける。
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ネタ不足だから、風の旅ビトを買っちゃおうか思案中。でもエクスヴィアスの経験値稼ぎがスゲェやりたいのも事実なので、しばらくは買わない。
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