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2017年4月29日 (土)

プリディスティネーション

「ミッションインポッシブル」の主人公イーサン・ハントと名前が似てるなぁと毎回思うイーサン・ホーク主演のSFサスペンス。以前DVDで予告を見て、借りたいリストに書き加えはしたものの、店頭でパッケージを見るたびに、

 イーサン・ホークってホント魅力がない顔だよなぁ

と思ってまた棚に戻すを繰り返してた。近未来SFっぽい、「13F」っぽい雰囲気のパッケージと、ダサさ爆発のポーズ。今でもやっぱり借りたい気にはさせない。

で、そんな作品だからか、DTVにもリストイン。てかこれも随分前から入ってるのは知ってたのだけど、やっぱりイマイチ見る気になれず先送りにしてた。

 そしたら「4/30まで」だと言う。

だったら見てみようかと。気乗りはしないが、もうすぐ(ほぼタダで)見られなくなってしまうんなら、見ておこうかと。

 結果、、、

 悪くはなかった。

クリス評価は★★☆かなぁ~。人によっては8点にも9点にもなる作品だったと思う。なんつか、

 ある意味「バタフライエフェクト」みたいな?

話自体は似て非なるものなのだけど、「好きな人はめっぽう好きなんじゃないの?」って感じのストーリー。ちなみにDTVの評価は3.6か3.8。結構高いし、だからこそ見る気になったのだけど。

映画の感想を読むというのは、大きく分けて二つの期待が掛かっている。

ひとつは「見る前にどんな映画なのかを知るため」。ネタバレを避けつつ、自分の好みに合う映画を探す場合。

そしてもうひとつは「見たあと自分と共感出来る感想を期待する」場合。自分は面白かったけど、みんなはどうなんだろ、超気になる、ってヤツ。

ネタバレのあるなしに分けて感想を少々書いてみる。今回はホントに「少々」だ。

●ネタバレ無し

バーテンダーの前にトレンチコートを着た男性が来て、「自分の人生は大概ひどかった」って話をする。もし本当にひどかったら酒をおごるよ、とバーテン。物語はその男の独白から始まる。

 「オレが少女だった頃・・・」

つかまぁ雰囲気的に「そうなのかな?」って感じは臭ってたので、それほどビックリはしない。ちなみに僕は本作の予備知識を「パッケージ写真から」しか得てなかったので、本作が「SFっぽい」こと以外は、
※トレーラーとか完全に忘れ去っていたし
一切入ってなかった。

この独白は結構な時間に渡っていて、「こんなに地味な絵の映画だったのか」って感じだったが、そのまま見続けていたら、

 これがなかなかに濃い展開に。

正直「借りて見る」場合は、その場で本作がどんな映画なのか、イヤでも情報が入ってしまう。ちなみに公式サイトでは、

 8割のネタバレをしてるらしい

ので、より見ちゃダメ。でもどうしてもこれだけは(ネタバレかも知れないけど)欠かざるを得ないキーワードがある。

 本作は、タイムパラドックス物。

僕はそれすら知らずに見て、結果そこそこ楽しめたので、「教えない」という選択肢もあったにはあったのだけど、

 これ伝えないと、みんな見る気にならないかな、と。

でも、

 タイムパラドックスなら見てもいいかな、と思う人も居るかな、と。

僕なんかそうだし。

そしてこれも重要(ネタバレじゃない)なこととして、

 あのパッケージは全く本編と関係ない。

もっと地味で、もっとじんわりとした、むしろヒューマンドラマの側面が濃い。もちろんそれでもSFでサスペンスなのだけど、バランスとしてアクション要素はほぼないし、バックトゥザフューチャーのような派手さもない。

 ただ、タイムパラドックス物として必要十分に面白い話ではあった。

僕の知る限り、同じプロットで組み立てられた物語はないし、新鮮さ、オリジナリティが高い、「未知なる体験」を与えてくれた作品だった。

 この辺のキーワードでフックしたなら、借りてくるのもいいと思う。

まぁイーサン・ホークだけじゃなく、他のキャストもさして魅力はないので、あくまで脚本に価値を見いだせるかって感じだけどね。

で、見る気がない人、見た人向けのネタバレへ、、、



●ネタバレ有り

よくわかんねぇ!なんつか、タイムパラドックスには大きな命題がある。

 同じ時間軸に同じ人が複数居るか居ないか。

これはフィクションの設定だけの話だけど、ある人がタイムトラベルで過去に行った場合、もしそこにいる過去の自分に接触し、未来を改編してしまったら、今の自分は居なくなってしまう。逆説的に、タイムトラベルをした瞬間に、(たとえ一時的であったとしても)過去の自分をその場から消し去らなければ、今の自分の存在を維持出来ない、という発想。未来に飛ぶのもまたしかり。自分の身の振り方次第で、どうとでも変わる未来像は、存在しないのと同義、みたいな。

もちろんパラレルワールド的にいくつもの世界が増えていくパターンもあるし、普通に同居し、未来も(あまり)変わらない場合もある。ドラえもんなんかはコレ。

本作は、「ほぼ1人しか出てこない」。
※あとは犯罪対策課の上司が居るくらい

 バーテンもトレンチコートの客も、同一人物。

トレンチコートの客が、過去女性だった頃に恋をした相手も自分。2人の間に出来た子供も自分。その赤ちゃんを病院から誘拐したのも自分だし、孤児院の玄関に置いてきたのも自分。物語の縦糸にある「爆弾魔」も自分。爆弾を防ごうとして大けがするのも自分。
※このときのケガが元で全然別の顔に整形される

最後に爆弾魔を射殺するのも自分、、、。

 まぁスゲェ設定だ。

ただ、あまりにも突飛過ぎてついて行けないというか、面白さを感じる前に、疑問に思う前に、自分が「何が分からないのかも分からなくなる感じ」だった。

特に爆弾魔のくだり。なんで爆弾魔になったのかが今でもよくわからない。度重なるタイムトラベルによって、身体機能に障害が出て来るという設定も無くはないが、

 だからと言ってなぜ爆弾魔?誰を爆破したかったの?

結局そこがスッキリしない分、高評価になりにくかった感じ。僕がボーッとして見過ごしてた可能性も低からずあるけども。バックトゥ・・がほぼほぼ全てのパーツをスッキリ結合してくれたのとは対照的。

 でもまぁまぁ面白かったのはホント。

今ネタバレを読んじゃったからには、「しばらく先」にしないとフルには楽しめないとは思うけど、決してつまらない映画じゃないから、見ずに読んでる人にもオススメ。

ただ、最後の最後まで圧倒的に僕の脳裏を駆け巡りまくっていたのは、

 「プリディスティネーション」ってどういう意味?

ってことだな。今でもよくわからない。これがわかれば、もっと映画の内容も素直に受け入れられたのかも知れない。

 DESTINATION:(人の)目的地、行き先

プリは、、、なんだっけ?プリインストールとかが「あらかじめインストール」だから、「あらかじめ定められた行き先」ってこと?「最初から決まってる結末」ってことかな。
 「変えられない未来」

とか?全然意味わかんねぇ。そこも微妙にマイナスかな。ちなみに邦題も原題と同じだったけど、だからと言って「これがいいんじゃない?」ってタイトルがあるわけでもないけど。

ネット探すと割と細かく時間軸とか説明してくれてるサイトとかが見つかったりもしたのだけど、読んでもあんまピンと来なかった。理解力に優れた人と一緒に見て、随時質問に答えて貰いながらとかだったら、まだ今よりはわかったのかもって感じだな~。

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コメント

おはようございます! もうフレ切っちゃってくださいね。しばらく週3回通院するのでFFbe復帰難しいです。もう帰宅後グタグタです
FF15借りてきたけど集中力が続かないです。あか~ん! 歳取ると体力がないし継続するのが難しいです。皆様方のコメントだけで満足しています。前回の降臨の攻略=直江状、、、書いている時に頭がウチなら真っ白やなぁと感心しました。本当に読んでて楽しかったです。これからもブログ楽しみにしております‼️

投稿: テン | 2017年4月29日 (土) 09時58分

どもですテンさん、そんなこんなで、今日カナさんという方にバトンタッチさせていただきました。

 つか復帰すると思ってたわけでもないんだけどさ(^^;

まぁ自分が逆の立場だったらまずないだろうし。なんとなく惰性って感じでした。まぁ再開はなくてもまた一からはあるかも知れないから、その時は全力でサポートしますよって話です。

ゲームに集中出来ないのは、年齢もあるかもですが、単に自分の好みが変わってきてる、狭くなってきてるってこともあるかも知れません。僕も正直ゼルダみたいなゲームは「もう無理かな」って思っていましたが、やってみたら殊の外がんばれた。まだ見てないだけで、テンさんにもそういうタイトルがある気がします。

 まぁ少なくとも仁王ではないとは思いますが(^^

読んでて楽しんで貰えたら何より。つっても文章はそのまま僕のテンションでもあるので、アルテマ読んでムッとしてる時はキレ気味のになっちゃったりはするんですけどね~。

まぁシェラタン戦は▲付けるくらい楽しかったです(^^。

投稿: クリス | 2017年4月30日 (日) 02時37分

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