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2017年5月12日 (金)

ホライゾンゼロドーン~その2~

二日目は普通にプレイしたものの、三日目は仕事で疲れてバタンキュー。あんまやってないが、継続はパウワーなりということわざもあるので、とりあえず触れる。

つってもホントにちょっとしかやってない。メインシナリオを進めて、そこそこスキルポイントが溜まったので、サイレントなんとか、ルアーなんとかと、クリティカルヒットになるヤーツ、クリティカルのダメージフエール、矢が二本同時にウテールなどのスキルを習得。

 ひとつも正確に覚えてないのもどうかとは思うが。

ただ、矢に関してはちとイメージと違ってた。矢を射る時、本来ならL2を押しながらR2を長押しで引き絞り、R2を離すと射るのだが、「L2を押しながらR1を押す」と、もう一本矢を番える
※ちなみに「つがえる」と読む。蝶番(ちょうつがい)と同じ読み
そして、R2長押しから2本同時に射るという感じ。当然矢の消費は2本になるのだが、それ以上にサクサク連射出来ると思ってたがそうでもないことのがややショック。慣れなのかもだけど。

こっそり敵の後ろから近づいて行って、R1で「なんとか攻撃」が出来る。もう全然覚える気がない感じ。ただ、敵は割と数匹が固まって居ることも多いので、今のところはそこまでチャンスがない感じ。成功すると結構気持ちいい。一発で倒せるわけじゃないけど。

なにやらストーリーを進めたことで、自分と育ての親を「異端者」としてハブってた村の連中に認めさせる「試練」的なイベントがあり、自然の中を大急ぎでゴールを目指す競争みたいなのがあった。

 こんなのやりたくて始めたわけじゃ全くなかったのだが、

とりあえず一回でクリア出来てホッとする。何つか、ゼルダと似た印象、オープンワールドに抱く僕のイメージがそうさせたのか、

 ゲームオーバーになるのは育成が甘い場合

だと思っていたのだけど、どうやら「もっとモンハン寄り」という印象。クリア出来ず再度プレイするアクションゲーム的「負荷&達成感」が多いみたいで、

 ぶっちゃけめんどう。

自分はただ漫然と探索して敵を倒しつつ自分を強化出来ればよかったのだが。

とは言ってはみたものの、周辺のグラフィックはどれも似たり寄ったりで、

 全く探索したい気にさせない。

これは壁面を登ることが出来ない点もある。「見えてるところはどこでも行ける」ゼルダや、ゼノブレイドクロスのようなゲームでない「と印象付けられた」本作は、探索に対するモチベーターが甘い。逆にしっかりとメインストーリーを作り込み、「身を任せて進む」ことで戸惑わずに済むようになってる感じ。

ぶっちゃけNPCの「非協力的さ加減」がスゲェうざくて、

 矛先は全てクリエイターに向く。

RPG、役割を演じるゲームの中での自分は、キャラとのシンクロ率が高ければ高いほど、物語への没入感が高ければ高いほど、そのキャラの抱くであろうストレスを自分のことのように受け止める「と思われがち」だが、

 実際は全然そんなことはない。

ハッキリ言って、こんな暗い話はクズだと僕は思っている。見ず知らずの人間になんでそこまで愚弄されなきゃならないのかと。

 もしこれが自由度の高いゲームであるなら、幼少期根拠無く石を投げてきた子供なんざ、すぐさま殺害する。

成長してみんなで試練のクリアをしようという際でも、序盤でジャマされて、

 まずオマエから殺してやりたいわ。

って感じだし、前述のいじめっ子と共闘しなければならない際でも、

 さっさとオマエだけ死ねばいいのに

と思っていたので、死んでくれてホントに清々した。

 でもたぶんこれは作り手が期待した「心の機微」ではないだろう。

映画やマンガと違って、ゲームはそんな「ストレスフルなシーン」をはしょることが出来ない。選択肢は「止めるか続けるか」の二択で、「飛ばす」はない。特に特別安くもないリアルマネーを投じたゲームでは、その選択肢は「かなり継続寄りにひいきされる」。ストレスを抱きながら。

冷静に考えてこのストレスは誰が引き起こされているのか、その「犯人」は誰なのかを考えると、自ずと答えは出て来る。

また、イッテQのナレーションでは嫌いではないが、声優としてはどうしても抵抗を拭いきれない立木文彦さん演じる育ての親が、

 やっと死んでくれた。

つか、本作はたぶん僕と嗜好が全く違う、センスに大きな乖離のあるディレクターが世界観や物語、キャスティングを構築してるのだと思う。
※もちろんそれを主体でやってる人間が別にいるのはわかっていて書いてる念のため。

しかし、ゲーム性、システムに関しては「割と好み」で、魅力的。そこに惹かれて、というか、そもそもキャラがブサイクなのは承知していたわけで、

 魅力がマイナスを凌駕してくれると期待して買う決断をした

のだけど、「それにつけてもマイナスの溜めが多すぎる」ということなのだ。こちらに一切の非がないにも関わらず、罵倒し、ワナに掛けてくるような輩たちは、すぐさま首をかっ切ってやりたい。

 なぜなら、ヤツらは死ぬべきだからだ。

山野でこちらをいきなり襲いかかってくるモンスターと何も変わらない。でもそれは出来ない。結果「別の連中が手を下すことになる」だけで。

そんなのは全く溜飲が下がらない。巨大なモンスターが居る。そいつを他の誰かが倒して嬉しいか?もちろんモンスターとNPCは違うし、人間はもしかしたら改心するかも知れない。

 だがしないかも知れない。

最も重要なのは、主人公は、そこで「改心を期待する」ようなキャラとして描かれてないということだ。むしろ幼少期に「永遠に忘れ得ぬ怒りとトラウマを刻みつけられた」。

 そんなヤツがその村を救いたいと、守りたいと思うような人間になるわけがない。

もし「なる」と思ったとしたら、それこそディレクターがアホウだと思う。プレイヤーはオレの思った通りに感じ、行動してくれるものだと幻想を抱いているクソ野郎だと思う。

 ルックスのみならず、性格の面からも一切魅力がなくなった主人公および周辺キャラクターたち。

システム面をオカズに、どれだけがんばり続けられるかって感じだ。つかかなり性格がまがったキャラが出て来る印象のあるダークソウルシリーズよりもずっと嫌なヤツばかりの世界。殺したら二度と復活しないと言われても、殺せるなら迷わず殺してたな。

 オレは不正を甘受するような弱い人間には絶対なりたくない。

・・・

イベントを終え、昼夜の変化が発生するようになった。とりあえずたき火でセーブしたあとリスタートすればHPが回復することがわかったが、

 だったら最初から選択肢を用意しろよ、と思った。

・寝る HPと敵とアイテムが復活する
・保存のみ HPも敵も復活しない

みたいな。文言はもちっと気の利いた物であって欲しいけど。

かれこれ6時間か7時間プレイしているけど、一向にキャラが強くなった気がしない。回復薬でゴリ押しが出来ないのはしょうがないとしても、現状だと「RPG色」より「アクション色」の方がかなり強いというか、むしろ普通のFPS程度の成長要素しかない手触り。ある意味外人が作った感じというか、

 かゆいところに手が届かないアバウトな感じというか。

結局ダークソウルにしてもゼルダにしても、「突き放していると見せかけて、その実折れない為の工夫・配慮が幾重にも張り巡らされていた」。再三出す話だけど、桜井政博さんが、星のカービィをプレゼンした際、

 空が飛べたらどうやってゲームオーバーにさせるんだ?

ゲームオーバーにさせる必要などないのだ。

・・・

ファストトラベルをアイテム消費にしたり、回復薬がそこそこ高額だったり、安心感を削って緊張感を煽るチューンは、「これが正解」という人も絶対居ると思う。ただ、シビアなバランスは、緩いバランスの中から自ら選び出すことが出来る。縛りプレイをするだけのことだから。しかし逆はない。

評価を★☆に下げる。

つか最初に難度選択があった時点で、「ヤバそうなニオイ」を感じたんだよな。難度選択ってのは、つまりは自己満足と妥協の産物だからな。「ホントはハードで遊んで欲しいけど、それじゃあ折れちゃう人も居ると思うから、ヌルいのも用意しとこう」って感じがスゲェする。

 最初からベストな調整を放棄してるし、そんなヤツの「易しい」は、そもそもエゴで、全然「易しくも優しくもない」。

誰もが達成感を重視すると思うなよ。つか夜を昼にする方法もないのか?

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再開。昨日の憤りはどこへやら。

 NPCが出て来なければ至って楽しい普通のゲーム。

NPCが出て来なければ会話にならない。会話にならなければ主人公のアップもないし、いじめられるわけでもない。せいぜい買い物と、狩場のミニクエストの会話をする程度で、基本相手は機械獣。

 それもかなりアルゴリズムが良く出来てる。

セーブと狩場が近いポイントがあり、そこを周回するだけでシャードもメキメキ溜まる。今まではどれを売ってイイやらの素材だったけど、さすがに周回して5枠も溜まると
※モノによって上限は違うけど、とりあえず満タンになると次の枠に移るので、5枠=相当余剰分があると思われる量と言える、、、はず
3枠くらいは売ってもイイ気になる。

シャードに余裕が出来てくると、プレイにもゆとりが出来るし、副産物的にレベルも上がり、トリプルショットも習得。
※矢を3本番えた状態で射ることが出来るスキル。当然矢の消費も3倍になるが、一度に3発撃てる分当然強力。もっとも3発が全て一点に集中するわけではないので、距離があるとばらけて当たらないことも多い

 R3でフォーカスモードに替えて、敵をロックオン。L2を押しながらR1を2回押して矢を3本番え、R2を長押しして引き絞り、弱点めがけて射る。

文字にすると長ったらしい行程ではあるものの、スムーズに出来るとなかなか気持ちいい。動物たちを倒すことで回復薬やファストトラベルのアイテム素材を溜めたりも出来るし、

 操作そのものに慣れていく感じは悪くない。

ジジイにはこのハードルがとても高いのだけど。

相変わらず夜を一気に昼にする方法はわからないし、丸太のミニクエはとてもクリア出来る気がしない。それでもただ漫然と敵を倒して採取をして動物の肉を剥ぎ取るだけの周回が、

 結構楽しい。

ストーリーなんかなきゃいいのにと思うが、まぁそうは行かないんだろう。とりあえずちょっと落ち着いたので、しばらく続けられそうだ。

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