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2017年5月10日 (水)

ながら見映画数本

軽い感想でいくつか。

●レジェンドオブメキシコ

アントニオ・バンデラス×ロバート・ロドリゲス監督のマリアッチシリーズ最終作。つっても前作からは結構期間が開いていて、本作は2003年とかの作品だったと思う。

 ある意味バンデラスが「まだかっこよかった頃」の最後の作品。

結局バンデラスは背が低いんだよね。映画では大きく見えるように撮ってるけど、実際は174cm!まぁ167しかない僕が小さいというのもおこがましいけど、並み居るハリウッド俳優の中では確実に小柄。事実エクスペンダブルズに出た時の彼は、「チビ扱い」だったし。
※それでもジェット・リー168cmよりは大きいけど
ちなみにダイハードでさほど大きいイメージのないブルース・ウィリスでさえ183cm。

ミラ・ジョボビッチもたしか174cmなんだけど、男性と女性では全然イメージが違うね。女性のヒールは高いから。てか、バンデラスもシークレットブーツ履いてた可能性はあるけど。

一応シリーズ完結ということで、前作の超美人ヒロインであるところのサルマ・ハエックも登場するにはするのだけど、

 ネタバレ→もう死んでた

今作はその復習劇的な話。娘も殺されちゃってて、何つか、

 明るくしようがない。ラテン系の映画なのに。

登場人物は割と前作から引き続きも多いが、
※バーテンとか友達とか
監督にお金が入ったのか、

 ジョニー・デップ、ミッキー・ローク、ウィレム・デフォーと、

なかなかのメンツが参戦。つか、

 この監督は今ひとつお金の使い方がわかってないのかな~って感じの使われ方ではあったけども。

相変わらず無駄に火薬使うし<これは悪くはないけど、妙に色気のあるバンデラスの撮り方は健在。相変わらずダニー・トレホも出演。つか調べたら監督のいとこなのな。なるほど出すわけだよ、と。相変わらず目立たない役所だったけど。

ともかく、一言で言えば「ギターの弾ける殺し屋が、友達と復習劇をするラテン系の話」これで説明の1200%フォローされてる。それ以上でもそれ以下でもない。美人のヒロインとのおちゃらけたシーンもなく、ガス抜きと呼べるシーンもほぼない。強いて言えばジョニー・デップがよく分からない役ながらもかっこよかったかも?くらい。

声優もいつも通り。ジョニデの声優はツーリストと同じでしっくり。まぁぶっちゃけ話が暗すぎて好みじゃないって感じ。コレを見るなら前作デスペラードの方が遙かにオススメだし、もっと言えばレジェンドオブゾロ、そのまた上にマスクオブゾロがある感じかな。
本作評価は★☆。主題歌もデスペラードのが好き。

●アナコンダ

ジェニファー・ロペス主演、こないだちょっと出たアンジーの父親ジョン・ヴォイトを初めて意識したヘビ映画の金字塔。他には「トリプルXネクストレベル」でヴィン・ディーゼルの代わりに主人公に抜擢されて、ケチョンケチョンにかっこわるかったアイス・キューブも出てる。久々見たくなって借りてきた。ちなみに1997年作品で、CG演出はそこそこメジャー=安価になりつつある頃の作品。

さっき「ヘビ映画の金字塔」と書いたのは、ズバリ本作が傑作だったから。ワニ映画と言えば「アリゲーター」であるように、たぶんヘビ映画では未来永劫このアナコンダ1作目を超えることは出来ないだろうなぁと。

ジェニファー・ロペスは美人な上にエロい体で、かつ薄着。ジョン・ヴォイトのヒールさ加減も素晴らしく、「嫌なヤツじゃない純度の高い悪いヤツ」で、かつ賢いのがまた良い。例によって例のごとくクルーは次々に死んでいくが、その死に様は全て一辺倒ではなく、CGのクオリティ含めとても変化に富んで死んでくれる。これはクリーチャー映画ではとても重要なポイント。

 オッパイは、着衣のみだけどある。重要なポイント。

倒し方が派手なのもいいし、ヘビがアップになったときの「本物っぽさ」が特に素晴らしい。アリゲーターにも言えることだけど、ここが手抜きだと一気に「C級」「D級」の出来になってしまう。やはりクリーチャーのアップにはリアリティが不可欠だと思う。その点が、次に紹介するリヴァイアサンとは大違いなのではあるが、

 言ってもそこそこ昔の作品だけあって、序盤の展開は遅め。

そこが惜しいというか、残念というか。でも今見ても十分過ぎるほど楽しめたのは間違いない。見たことがある人も多いとは思うけど、改めて見ると、エイリアンやターミネーターとは違った「名作感」がある作品だったんだな、と思うと思うな。

結局本作はダメじゃなかったんだけど、続編以降どんどん手抜きになっていったのがマズかった。監督も替わってるしキャストも誰一人知らないローコスト仕様。

 もったいない。せっかくの逸材だったのに。

でも本作が面白いのは本当なので、クリス評価は★★★を付けておく。序盤のテンポがよければもう1点あったのにって感じ。個人的にはキャスターの死に方が一番好き。滝の上から、(追ってきた蛇から逃げるために)意を決して飛び降りたら、

 落下中にすくい上げられてガブリ。

イカス!

●リヴァイアサン

打って変わってこちらは「安っぽさ満開」の作品。主人公の「元夫婦」は中年で、奥さんも結構な歳。旦那はなかなかのイケメンだがデリカシーに欠け、キャストは総じて魅力薄。

ただ、もう序盤からサクサク「リヴァイアサン」こと「殺人ウナギ」が登場し、次々に殺していく様は、わかりやすくて、これはこれで許せる。てか、

 リヴァイアサンって、海の王みたいなイメージがあったけど、本作でのそいつは、

 陸上も高速移動出来るようになった「ハイブリッドリュウグウノツカイ」。

つってもリュウグウノツカイみたいに12mもあるわけじゃなく、せいぜい4、5m。一応「ウナギ」としてはバカデカイのだが、

 だからって人間をガブガブ食べるってことはねぇだろうよ、って感じ。

過度な期待は一切せずに、お気楽に安っぽいD級クリーチャーが見たいという人にはオススメ出来る。クリス評価は★。最初から「安っぽいCG」だとわかって見始めたので、何一つ裏切られることはなかった。つまり、

 最初から「2/10点」を期待して見て、期待通りだったという映画。

残念ながらおっぱいはないが、巨乳メガネッ子のキスシーンは悪くない。てか、こんな生物がホントに居たら、普通は軍隊とか要請するレベルだよなって思った。銃がほぼ効かない、麻酔も避ける、水陸両用で、ワニより高速地上移動。

 そして、数も多い。

てか、こういう映画の中じゃ悪くないと思うわ。マジで。

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