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2017年5月 9日 (火)

ホライゾンゼロドーン~その1~

「中間管理職トネガワ」が欲しくて20%OFFになっているブックオフへ。予定では、ここで1冊買って、面白ければ続刊は新品でもいいかと思ったのだけど、

 あったのは3、4巻。

当然買う。そして1、2巻は新品で。

つらつらと他に何か欲しくなるマンガはないかと物色。「ラーメン大好き小泉さん」の新刊はない。とりあえずキスシスを2冊と電気街の本屋さんを3冊買う。どっちも「何巻を買っていたのか」全く思い出せないので、新しい方から適当に。もし既に買ってる巻だったら、軽く切ないだけだ。

で、当初の予定ではこのままゲオに行って件のゲームを買うつもりだったのだが、「そう言えばブックオフにも、、」と探したらまんまと発見。

 ただ、ホライゾン4本に対して、ニーア0本
※アンチャ3本、ペルソナ3本

このままだとホライゾンの値下がりが一番早そうだなぁと思いつつも、今やりたいのはコレだしな、と購入価格税込5250円。最安値ではないが、最近の相場では無難な価格かな、と。

例によって例の如くインストールに30分近く掛かるが、問題ない。今回はマンガがある。トネガワをゲラゲラ笑いながら読んで時間を潰す。すぐだった。

●開幕

世界観とかあんまよくわからないまま始めたが、敵が機械の獣であることだけは知っていた。まぁそいつらを原始的な弓とかで倒していくゲームらしい、と。

赤ちゃんから始まって、5歳で主人公の女の子は、ゼルダで言うところのシーカーストーンのような物を手に入れる。ギターのピックくらいの大きさで、耳飾りにする程度のコンパクト仕様。スイッチオンで、

 一気に世界がデジタルな感じに。

「こんなゲームだったのかよ!」って感じだが、まぁこんなゲームだったんだね、と。障害物の向こう側に居る敵を見つけたり、そいつをロックしたり、そいつの足跡を表示させ「巡回路」を調べたり。

ちょっと前までゼルダをやっていたので、どうしてもあっちと比べてしまうのだけど、特に操作性に関しては当然違うし、気になる。ダッシュやしゃがみ、旋回速度等々。特に気になったのは、

 壁が登れない

「そりゃ登れないだろ」と思われるかもだけど、「ジャンプ力そのものが小さい」んだよね。「このレベルで登れないの?」ってくらいの段差が登れない。登れる高台にはボルタリングの「でっぱり」みたいなのがあり、「登れるかどうか」の判断が付きやすくはなっている。

矢は当然消耗品で、素材は容易に手に入るものの、「一度に10本作る」ので、最大から1本足りない状態で作ると9本無駄になる。それがゲーム性なのかな、と思いつつ、段々慣れていく感じは嫌いじゃない。

丈の高い草むらに身を潜め、結構な距離から弱点を狙撃する。それでもエイミングが下手なので、往々にしてヘッドショット失敗。グダグダな近接戦を強いられる。てか、

 近接攻撃の方法がわかったのが、プレイ開始2時間後くらい。

誰も教えてくれないもんだから。まぁさして困らなかったと言えば困らなかったけども。

●気になったこと

 どうもこうもない、何より言いたいのは、

 登場人物全員「顔が悪い!」

なんでここまでブサイクにするのか全く理解できない。主人公も子供の頃からブサイク。赤ちゃんの時はそこそこかわいかったのに。育ての親ロストもそんなかっこいいわけでもなく、声優が立木文彦さんなのがイマイチ。イッテQほどオーバーアクトじゃないけども。

友人Tはニーアオートマタを遊んでるのだけど、とにかくキャラのルックスでは雲泥の差があるよな、と。もしこちらの方がゲームがちょっとくらい面白くても、見た目であっちを遊ぶ人は多いよな、と。NPCは結構多いが、どいつもこいつも残らずブサイク。「アイヌかよ!?」ってくらいワイルドな顔立ちで、

 今後色気のある展開は無理だ、、、

って感じ。外人さんのセンスなのかも知れないけども、、、。

もし仮に最後までプレイしたとしても、「顔が悪い」ってのはきっと「一番の感想」になるだろうな~。最大の欠点と言っても過言じゃない。これより顔の悪い主人公のゲームを僕は知らないもんな。文字通り「最低」というヤツだな。ノムテツの爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいだ。

あとはどれも些細なことだけど、、、

・マップ画面が高低差の分かるポリゴンで構築されていて、とても新鮮かつカッコイイ。

・セーブポイントが少なく、死ぬと結構戻される。ゼルダのように任意でどこでもセーブ出来るワケじゃないので、緊張感はこちらの方が上。体力はゲージ制に見えて、その実ハートと同じ感じ。一回被弾すると4分の1がガッツリ減る。回復アイテムもそこそこ頻繁に手に入るが、無限に持てるわけじゃないので、手ざわりとしてはモンハンに近いかも。

・モンスターの種類は極めて少なく、現時点でわずか4種ほどしか出てきてない。こちらを発見すると逃げるヤツ、攻撃してくるヤツ、周囲にアラート出すヤツと、中型の怖いヤツ。つってもまだこいつは一回倒しただけ。

図鑑もあるが、全部で20種くらいしか居ないみたいで、その分1匹の重さが重い感じか。他にイノシシやキツネ、ウサギなどの動物も居て、これらをハントしても素材が手に入る。

・薬が作れない、
※のちのち作れるようになるかもだけど
いつでもセーブできないので、遠出がかなり怖い。レベルアップの概念はあるが、レベルが上がって増えるのはHPが10※今のMAXは280なので、ホントに微増と、スキルポイントが1つ。

スキルの振り直しは出来るかどうかまだわからないが、不安だったのでまだ一切割いてない。さっきネット調べたら、サイレントなんとかってヤツと、ルアーなんとかってヤツが有効らしい。

・装備にはスロットがあり、そこに付加効果を加えることが出来る。スロットアイテムはそこそこ頻繁に手に入り、攻撃力が上がったり、属性が付与されたりなどオーソドックスな物が多そう。スロットに全て挿した状態で他のを挿そうとすると、前のは壊れて消える。スキルで「壊さずに外せる」ようになるっぽいけど、今の時点ではまだ無理。

・素材を含めバッグの枠には限りがあり、ゼルダのように「素材だけは無限に」というわけじゃない。武器や防具ほどタイトではないが、拡張しつつやりくりする感じはする。

・いわゆる通貨はなく、敵の素材である「シャード」がそれに相当するっぽい。シャードは矢の素材でもあるし、枠拡張や売買など、使い道は多岐に渡る。主人公は基本「いじめられっこ」の異端者なので、村人からも疎ましがられる切ない存在だが、とりあえず売り買いだけはしてもらえる。

・たき火でセーブしても敵は復活しないが、そのあとクイックリスタートすると復活する。クイックリスタートしなくても何かをトリガーにして復活する。フィールドアイテムもクイックリスタートで復活するので、それを利用した稼ぎとかもあるらしい。

・任意とメインのクエストを受けつつ、目的地を設定したり、探したり倒したりって感じは、至って普通のオープンワールド。複数の目的地を設定出来たゼルダの方が便利かなぁと思ったけど、こちらは「移動可能なルートで目的地までの距離を表示してくれる」ので、目的地に行くことに特化するならこちらの方が行きやすい。

・昼夜の変化はないっぽい。スタミナもない。ダッシュ→スライディングだと移動は速い。HPは自然回復しない。MPはまだない。最後までないかも。

・ファストトラベルは消費アイテム制。まだ気楽に使えない。

・死ぬと直前のセーブから。HPは全快状態になるのがありがたいが、何かデスペナルティがあるのかも。

・会話はフルボイスで、ストーリーイベント中は途中でテキストだけをサクサク読み進めるとかは出来ない。非常にイライラする。非常に、イライラする。

●感想

ルックスの悪さ以外では、ロード時間もほぼ気にならないし、ある程度コツがわかってきたら普通に戦闘が楽しい。近接攻撃の火力は高く、マメにセーブポイントに戻ってまでセーブするスタイルなら、そこまでリスクは感じない。

背景、モンスター含めグラフィックは非常に「精緻」ではあるのだけど、それが「美しいかどうかは別」という感じ。センスに依存するので単純に嗜好という点もあるのだけど、ぶっちゃけ見づらい。そうは言っても個々のテクスチャで比べると、やはりゼルダよりリアリティがあり、贅沢な感じはする。

とりあえず3、4時間ぶっ通しで遊んでもそれほどストレスを感じなかったので、遊びやすいのは間違いないのだけど、いかんせん主人公の境遇が不遇で、かわいそうというか、哀れというか。ストーリーとかそっちのけで遊べる人なので、

 ぶっちゃけ一切そう言う話とか要らなかったのに

って感じではある。

初回版というヤツだったが、説明書が分厚くてちょっと嬉しかったな。まだ見てないけど。

果たして「ゼルダと比べてどうか」と言われたら、一も二もなくゼルダの方がいい。序盤がスロースターターだった点はどちらにも共通しているが、たとえば「ぶら下がっている状態から降りる方法が分からない」とか、「身を潜めているのにジャンプしちゃう」とかの誤操作がこちらの方が頻出するし、話が暗いだけでも大いにマイナス。顔が悪いのでさらにマイナスって感じ。

ただ、「ゼルダを期待するのはそもそも無理がある」とも思う。あんなのは10年に1本あるかないかの傑作だったわけで、普通に見てどうかと言えば、

 悪くないとは思うって感じ。

現時点でのクリス評価は★★。正直何が面白いのかと言われて即座に答えられるポイントがないと言えばない。エイミングが多少ユルくても当たってくれるのがありがたいとか、マップが意外と(いい意味で)狭そうかなぁとか。

とにかく主人公の顔が悪すぎる。遊ぶ前は「そこまで自分で自分の顔を見ることもないかな」と思っていたのだけど、人と話すたびにドアップになってゲンナリする。アップに耐えられる顔じゃない。芸能人で言えば、いとうあさこを少し悪くしたレベル。モブの中にチラ見する程度にはいいが、アップには耐えられない。

もうちょっとレベルアップが嬉しいとよかったかな、とかかな。しばらくはプレイするつもりだけど、現時点では、「面白い時のエクスヴィアス」には全く敵わない。

あ、当たり前のことにも今気付いた。

 ホライゾンゼロドーンをプレイしたら、ホライゾンゼロドーンが欲しいという欲求は消えた。

つまり、事前に抱いていたイメージと、大きな乖離はないってことだな。

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コメント

クリスさん、こんにちは。ホライズンゼロドーン買ったんですね!私は今ゼルダのプレイ動画を見ているところですが、その前はニーアオートマタ、その前はホライズンゼロドーンを見ていました。私はホライズンゼロドーンの世界観好きでしたよ〜。ゼルダとプレイの仕方が似ているなと思っていたのですが、ネタバレしないように詳しくは遠慮します(笑)1つだけどうしても言いたいのは、ゼルダで武器が壊れる時のグラフィックと、ホライズンゼロドーンで敵を倒す時のグラフィック似てません?色の濃いガラスが割れたようにバリーんと。それだけです(笑)

投稿: ガンジー | 2017年5月 9日 (火) 14時29分

どもですガンジーさん、クリスです。ホライゾンゼロドーン、まだ数時間しか遊んでいませんが、

 やればやるほどムカつきまくり。

とにかく主人公の境遇が不遇で、NPCが嫌なヤツばっかなので、全員殺したくなります。顔が悪いだけじゃなくて性格も気に入らない。いらだちは全てクリエイターに向く感じですね。評価は初見より下がりました。ゼルダとは真逆な感じです。つか、

 もっと明るくサワヤカにゲームさせろよ、と思いますわ。

人によってはエクスヴィアスのストーリーを幼稚だ、チンケだと思うかも知れないですが、自分にはホラゼロのストーリーのが、

 性格が悪くなるようで最低だと思いますな。

いじめっ子なんかは、すぐに死ねばいいと思ってる人間なので(年齢を問わず)、話自体はスゲェ「自分に合わない」です。メカとかはかっこいいし、ゲーム性は嫌いじゃないんですが、、、

 監督とそりが合わないんだろうなぁと。

ちなみにグラフィックの相似点については、全く感じませんでしたね。これは動画を見てるのと遊んでるのの差だと思いますが、やってるときは「そこ」を見てないですからね。
 どんなエフェクトだったのかすら(どちらも)一切思い出せませんわ(^^;。

そもそもあんなに楽しかったFF15ですら、話が暗くなったって理由で止めちゃうようなヤツですからね。自分は。

投稿: クリス | 2017年5月10日 (水) 02時10分

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