つれづれに
少々。
●鳥人間コンテスト2017
40周年で、今回ついに、とうとう、
40km往復達成者出現!
とは言っても、ぶっちゃけ、
まだ出てなかったっけ?
という気もしないでもない。
鳥人間は、毎年必ず見るというわけではないのだけど、やってることに気付いた時は必ずそのまま最後まで見てしまう。てか、
スゲェ楽しい。
この世界に、一年間、、、いや、ヘタしたら十年以上もの間ずっとコレだけのために生きてる人間が、こんなにも居るんだなぁと思うと、そしてその「情熱量」の多さに、
素直にグッと来てしまう。
僕が見始めたのは途中からだったのだけど、滑空機部門で「素晴らしい記録が出ました」とのアナウンス。あのアナウンスも、通り一辺倒ではない人間味のある一言が添えられていて、でも過度に声を荒げるでもなく、
とても好き。
最後の選手?挑戦者?の記録の時には、「注目の記録」との形容詞。確かに。
日本大学の生体科学?そんなようなところが、過去13回優勝というレジェンド大木を脅かす記録を打ち立てた。大学生だからってわけでもないんだろうけど、「素晴らしい記録」に湧くみんなの表情を見るだけで、素直に胸が熱くなる。
他にも何人もグッと来るというか、記憶に残るフライトがあった。
6年前の挑戦では、直前で機体が損傷し、無念すぎるリタイアをしたチーム。今年の目標は「100m」。優勝は400m前後だから、数字としては決して「凄い記録」じゃない。でも、
101mを達成したパイロット、そしてチームの感動は、もはや優勝チームのそれを上回るほどの「きらめき」があった。
結構見ているこちらも泣けてきた。そりゃそうだ。直前で飛べないってのは、
記録が5mで終わるより悲しいことだもの。
もちろん十何年ぶりに挑戦したけど大した記録じゃなかったとか、このためだけに何年も血のにじむようなトレーニングを続けて、「2時間坂道を自転車で登り続けられるような体力と持続力を手に入れた」にも関わらず、足がつって思うように記録が伸ばせなかったりとか。
プロペラ機部門で優勝したのは、常勝のウインドノーツでもマイスターでもなく、数年がかりで書類選考を通過し、去年から参戦。精密機器の会社に勤めて、働きながら機体を制作した男性が、なかなかの記録によって会社からスタッフと支援金が出て、今年、
他を圧倒する完成度の機体で望んだ「信念の人」だった。
勝つヤツと負けるヤツのフライトは、一目見てわかる。滑空機部門は、海面すれすれで飛ぶことで揚力を得るが、プロペラ機部門は、
飛行高度が低い人に勝ちはない。
プロペラ機の場合、重要なのは揚力ではなく、パイロットのコンディションと機体の性能。ちょっとしたことで高度は下がってしまうし、下がった高度を上げるのは文字通り容易ではない。
勝つヤツは低いところを飛ばない。
今回優勝した男性は、決して声を荒げたり、号泣したりということはなく(つっても優勝が決まった時は泣いてたけど)、あまつさえ途中で、
プロペラの回転が止まってる時間すらあった。
どよめく放送席。一体何があったのか、、、
高度が高すぎたので、下げるためにプロペラを止めた。
そんなことある!?今まで「体力が持たずに止まる」ことはあっても、上げすぎた高度を下げるためって、、、。凄すぎて声も出ない。ちなみにその時の高さは10m以上。他の多くのチームがいくら望んでも手に入れることが出来ない高さだ。
勝つべくして勝った
そんな感じだった。てか、就職先もきっと「鳥人間で勝つために」選んだのではないか、そんな感じさえ伺える人だった。
個人的にグッと来たというか、ちょっとニヤッとしてしまったのは、「今大会唯一のカップル」という。パイロットとその彼女が、フライト後に抱き合ったシーン。
あっちぃなぁオイ!!
そこに居た全員が思ったと思うわ。でもって彼女も彼氏もそこそこなルックスだったし、
ああいうのもあっていいよなって思った。
昔は高校生クイズにも似たような熱量というか、力みたいなのを感じたときもあったのだけど、今はすっかり規模が小さくなってしまった。鳥人間だってそこまで大規模とは言えないかも知れないけど、飛行機大好きココリコ遠藤や、手堅い布陣で「鳥人間だけに!」羽鳥アナ。現場の山里も悪くなくて、
イワタニ、よくスポンサードしてくれたなって思った。
鳥人間は過去何度か終了したりしそうになったりしてたと思うんだよね。やっぱお金も掛かるし。てか、
優勝賞金150万円※滑空機もプロペラ機もどちらも
とか、そこまで要るのかなってちょっと思った。そりゃもらえたら嬉しいのは当たり前だけど、どのチームだって「絶対勝てる」と思って挑んでるわけじゃないし、勝てること以上に「やってくれること」の方が嬉しいと思うし。まぁ本人じゃなきゃわからないこともあるだろうけど。
鳥人間を題材にした映画が公開されるらしいけど、ちょっと見たくなった。DVDでもいいから、忘れずにチェックしたいな。てか、
鳥人間コンテストそのものが、下手な映画よりずっと面白いからな。
●娘の誕生日プレゼントは、、、
KISSというところのペンダントにしたのだけど、送られてきてビックリ。
わざわざ1000円以上出して付けて貰ったハート型のケースとか、全然いらんかった。
最初からちゃんとしたケースに入った状態だった。ギャフン。ページ見て全然そんな感じなかったのに。
まぁ喜んでくれるかどうかはわからないが、父親が娘にあげる誕生日プレゼントとしては、いたって普通な感じかも知れないな。
●結局モンハンXXもみなとFDも買わなかった
時間がないというわけでもないと思うのだけど、
※ホントに遊びたかったら時間なんていくらでも作れるし
そこまで琴線に触れなかったかな、と。みなとFDに関しては値崩れしてからでいいとも思っちゃったし。値崩れしないかもだけど。
てかエロゲーってある意味凄いと思うのは、ハードへの依存度が薄いよな。別段今つよきす見たってそこまで古くさく感じないと思うもの。つよきすの必要メモリなんて「128MB」だよ?2005年と言えば12年前。PS2世代のゲームがそこまで「古びない」んだもんな。
当時もひとしきり書いたけど、こういうボイス付きアドベンチャーって、エロ抜きでもやり方次第では十分ニーズを生み出せると思うんだけど、あんま出てこないのが残念。ゲーム性とか希薄でもテキスト量と止め絵が充実してれば、全然「東野圭吾」とか「西尾維新」のゲームでもやってみたい、買う気はあるけどなぁ。てかむしろゲーム性は希薄な方がいいくらいだわ。
●ルーザーズ
DTVの映画。仕入れ先の友人に勧められたので見てみたけど、
・マッチポイント
・スティーラーズ
と、以前勧められたのがどちらもダメだったので、正直期待してなかった。
期待してなかったのに、まんまとその「期待してなかった期待」より下回る内容。
うーむ。まぁあらすじ的には悪いヤツをこらしめようと仲良し5人組が奮闘する「ありがちなクライムアクション」。主人公、、、というかスタッフロール一番上は、アバターの中の人ゾーイ・サルダナ、、、って言われてもピンと来なかったけど、
スタートレックのウフーラと言われてピンと来た。
あと男性側、本来の主人公がジェフリー・ディーン・モーガンというオヤジ。こっちは全然見覚えがなかったけど、たとえて言うなら、「ロバートダウニーJrの偽物」。彼からかっこいい要素を全て抜き取ったような感じで、
とにかくかっこわるい。
かっこつけてるけどかっこつかないようなそんなかっこ悪さ。他には我らがキャップ、クリス・エヴァンスや、マイティソーのヘイムダル(目の人だっけ?)やった人とか、
キャストはそんなに悪くない。でも全く面白さはなかった。
何がどう悪いのかも、書こうと思えば書ける気がするけど、一言で言えば、オヤジがかっこわるい。考え方、行動、セリフ、ルックス、何一つかっこいいところがなく、見ていてイライラする。ダニエルの爪の垢でも煎じて飲ませたいくらい魅力が無く、カメラワーク、脚本、展開、どこを取っても微妙以下。
なんでこんな映画が作られちゃうんだろって思った。
「野郎数人でなんかやらせる」似た映画がいくらでもある気がする。オーシャンズ11とか、エクスペンダブルズとか、GIジョーも似てる気がするし、ワイルドスピードも、、、
でも本作ならではという「良い点」がなく、本作ならではという「悪い点」ばかりある。
クリス評価は、☆かな~。最後まで何とかがんばって見ることが出来たので1点はあるかな、と。誰ひとりとしてオススメはしない。これを見るくらいなら、
直前に借りてきたDVDをもう一回借りて見た方がいい。
それがなんであれ、これよりはマシだろう。
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最近「美味しい何か」が食べたい。冷たくてフルーティ、瑞々しくて、ゼリーっぽいけど、ゼリーじゃないというか、ゼリーでもいいのだけど、食べたことがない味というか、、、
イメージだけ言ってもって感じだわな。
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