映画立て続けに見た
つってもゲームの経験値を稼ぎながら。DTVや録画やレンタル。こないだマツコも言ってたけど、ちょっとしたことで早送りしたり飛ばしたりするのは、何も僕だけじゃなかったらしい。割と全国区で「そう言う見方」をする人が増えているのだとか。もっともそれは映画ではなく、ニュースやバラエティのことだったのかも知れないが。
以下順不同。
●アナコンダ2
「1」が傑作だったのは記憶してたし、「3」が駄作なのもこないだ借りて確認した。
2はそこそこ良かったと思ったけども、、、
キャスト的には知った顔はなかったけど、みなそれなりにイイ感じで、結果的にはかなり面白かった。どっちかというとヘビの姿がガンガン出て来るタイプではなく、影とか波紋とかで存在を「臭わせる」タイプの演出が多かったのだけど、クライマックスやオチも綺麗だったし、序盤から結構派手なトラブルが多発する感じも嫌いじゃなかったし。
評価は★★★。時間をおいてまた見たい。
●スターシップトゥルーパーズ
以前から「2」「3」はDTVにあったのだけど、なぜか「1」が無くて悶々としてた。が、ようやっと「1」も登場。つっても「再登場」だろうけど。
やっぱ面白れぇ。
何というか、つまりは、ゲームの「地球防衛軍」の映画化みたいな?年式的には映画の方が古いから、EDFが真似てると言った方がいいのだけど、ノリがかなり近い。まぁつっても、
・軍隊のノリ
・大量の敵
この二つだけっちゃだけだけど。
映画に関しては、男女混合でシャワーを浴びるシーンと、Tシャツを脱ぐ途中、目隠し状態でキスするシーンがとにかくエロく、一方で宇宙船やクリーチャーのVFXの質、そして展開のテンポの良さもいい。正直メインの3人が、
自分たちだけ生き残ると言う点で、ある意味「死神」なんじゃないの?
と思ったりもするが、別段問題はない。
1億ドル掛けて作った一作目と比べると、2作目は700万ドルと10分の1以下の予算しか取れず、監督もマイナー。本作監督のポール・バーホーベンも、ロボコップやシュワ氏のトータルリコールで名を馳せつつも、本作以降目立ったヒット作は見あたらない感じ。キャストも他では見かけず、
僕は好きだけど、世間の意見は分かれてる
そんな作品だなって思った。あ、最後美味しい役やった「元軍曹」は、ショーシャンクで看守やってた人だった気がする。そのくらいだな、見覚えあるのは。
クリス評価は未だに高く、★★★★!エロだけじゃない話の面白さ、テンポの良さ、他に例を見ない大量の宇宙生物との戦闘シーンは、今でも十分楽しめると思うな。
●キス&キル
こないだ見た「Mr.&Mrs.スパイ」や、「Mr.&Mrs.スミス」みたいな、未分を偽る系のスパイカップル物。DTVにあって「何となく面白そうかも」と思って見てみたら、
案外普通に楽しめた。
彼がとにかくイケメンで、彼女の方は、若き日のドリュー・バリモアみたいな感じ。正直このクラスのイケメンが、この程度の女の子になびくとは思いにくかったが、彼女を理由に殺し屋家業から足を洗おうとしつつ、なんだかギクシャクしつつ、狙われる、みたいな、ある意味ありがちなプロット。
ありがちなことをも含めて、リュック・ベッソンっぽいが、よく調べたら主人公のイケメンはアシュトン・カッチャーと言い、結構有名。僕が見た作品ではバタフライエフェクトの人だった。あと最近だとスティーブ・ジョブズやってたり。まぁ名前ほど中身が伴ってる感じはしなかったけど。
スパイカップル物というジャンルがあるとするなら、無難に楽しめる佳作という感じ。クリス評価は★★ってところですかね。
●トランスフォーマー
久々に見たら、結構ストレスフルで飛ばしたシーンが多かった。学校でバカにされるところ、うるさい両親、中古車を買うシーン等々。ただ、相変わらず楽しめるところは普通に楽しめて、やっぱシャイアの方がウォールバーグより好きだなぁとは思った。相変わらずなぜあのキューブを「どう考えても頼りないヘリ」に届けようとしたのか、「あのメガネの重要性」とかわからないままではあったけど。
個人的にトランスフォーマーで一番好きなシーンは、バンピーが新車に生まれ変わるシーンだと思う。布袋さんのキルビルの曲と共に出て来る感じは、まことにかっこよく溜飲が下がる。てか他のシーンはどれも普通かな。
ただ、今見ても評価は★★☆とそこそこ高い。撮れ高が高いもんしょうがない。
●プロメテウス
エイリアンの新作が公開になるということで、実質前作みたいなプロメテウスを借りてきた。世間の評判はともかく、以前見たときは普通に楽しめたのだが、、、
今回は、主演のナオミ・ラパスがどうにも野暮ったい。
ほとんど言いがかりみたいなものなのだけど、今の僕にとってのナオミ・ラパスは、
非常に評価の低い「ミレニアム版」ドラゴンタトゥの女の主演女優
「レッテル」が貼られちゃってるんだよね。「ああかわいくない」と。あと、シガニーと比べてもバイタリティとオーラの点で大きく負けてるし。
今思えば、スターウォーズフォースの覚醒のデイジー・リドリーとかのがしっくり来たかな~とか。
まぁ知的かと言われたら答えに窮するけど。
ただ、それを除けば、シャーリーズ・セロンも、若き日のマグニートー:マイケル・ファスベイダーもとてもしっくり。すっかり忘れていた異星人(エイリアンではない)のリアクションも、
そらそうだわなぁ
と妙に納得できて、なんか無難に楽しめた。
全体的にエイリアンそのものが少ないのがマズかったんだろうな~と思いつつ、それでもしっかりお金を掛けて丁寧に仕上げた異世界は魅力的で、見応えがあった。普通に楽しめたので★★★。
●パシフィックリム
世間、、、というより友人の評判が先攻しすぎて逆に見られなくなってたメジャー作品。そろそろいい寝かし頃かと思い借りてきた。
普通に楽しく、迫力のある絵作りに感嘆。
なるほど「ブルーレイを買うならコレ」という10選に選ばれるだけのことはある精緻さ。巨大感。豪華さ。
直前に見たプロメテウスで艦長をやってたイドリス・エルバがそのまま本作にも出てて、そんなメジャーな人でもないのになぁと。あとついこないだ見たルーザーズに出てたのも入れると3作立て続け。
まぁ名前は忘れちゃうけど。
全体的にキャストの魅力が薄く、
※なぜか芦田愛菜ちゃん出ててビックリしたけど
メカの描き込みに全身全霊が注がれた感じ。つかメカの雰囲気は「プラレス三四郎的」とも言え、ヒューの「リアルスティール」にも通じる「傷だらけ感」を含め、ガンプラ作ってた人からすると、結構高評価になると思った。
正直nori君が「映画館で寝ちゃった」って言ってたのは「そりゃいくらなんでも言い過ぎでしょ」と思いながら楽しんでみていたのだけど、
なんと、ビックリ!
僕もラスト15分ほどのクライマックスで寝ちゃった!!
不思議なくらい途中から魅力が希薄化していったんだよな~。なぜかはわからないけど。
なので、割と褒めてたけど、最終的なクリス評価は★★って感じに落ち着いちゃいました。途中で寝ちゃった割には高評価。寝なければプラス1点ってところ。「ロケットパンチ」ってのがグッと来たね。あと頭が合体するとことか。てか、
「何かのリスペクト」の塊みたいな映画だったな。
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一旦切る。まだ何本かあるけど。
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コメント
スターシップトゥルーパーズはまた続編ができるらしいですね・・・(苦笑)。主役は同じ俳優らしいです。
フルCGアニメ版はご覧になりましたか?
安直な物語ですが、続編という設定です。
1作目は途方もない完成度ですね。
今見てもアラクニドの造形と自然さはすごい。新作のスターウォーズのほうがCG感がある。
これと第9地区は、あきらかに神がかっていると思います。
あ、EDF4.1は、安ければ楽しめるかと。ロード短いだけで、急に面白くなった感じがあります。追加されたエピソード(怪獣)が、ちょっとおまけ感ありすぎなのが残念ですがー。
私が凄まじく楽しいといったのは嘘ではなく、数エピソードのみでもインフェルノをクリアーできるまで、遊ばせてくれました。やっぱり根っこが面白いんでしょうね。
プロメテウス・パシフィックリム、映画で一番楽しいジャンルはSFだなーと思わせてくれました。リムが寝ちゃうのは分かるかも(笑)。
投稿: ゴロー | 2017年9月28日 (木) 23時23分
どもですゴローさんまいどです。
スターシップトゥルーパーズの続編ですか、、、誰が監督でどのくらいの予算が割かれてるのか軽くチェックしてみましたが、CGアニメのヤツしか見つけられず。ポール・バーホーベン監督がベストというつもりはないですが、
EDF並に仕上げてくれたら嬉しいなぁと思いますね。
第9地区は、初見時僕も震えましたが、
※特にクライマックスのロボットの出来の良さに
二回目は話が暗くてほぼほぼ飛ばしてしまいました。
CGのクオリティは重要な要素ではあるんですが、最重要ではないなと思いますね。
EDF4は、、、てかEDFは、いかに楽しい武器を作り上げられるかが全てという気がします。2のマスターレイピアや、3の砲台、あとスナイパーライフルが活かせるところとか、クモの巣にバウンドガンとか。
・・・
全てのジャンルの中でSFが一番楽しい、、、ですかねぇ。考えたこと無かった。マンガだったらラブコメだと言い切れる、、、言い切れるかなぁ。スポ根とラブコメは双璧かも。でもどっちか。映画は、、、ただ、プロメテウスやパシフィックリムのようなSFではない、13Fやオーロラの彼方へみたいなSF、タイムパラドックス物はやっぱり楽しいですね。ラブコメやスポ根の映画ってあんま思い浮かばないし、インデペンデンスデイやデイアフタートゥモローが大好きだと考えれば、やっぱSFかもですね。
投稿: クリス | 2017年9月29日 (金) 23時48分