マリオオデッセイ
娘が「有野の動画見てスゲェ面白そうだった」と言ったので、全然買う気はなかったが興味急伸。つっても3D系のマリオは、僕の中でサンシャインで止まっていて、それもさほど面白かった記憶がない。受験生の娘にゲームを買い与える親は、
どうかしてる
とは思うが、そこまで入れ込んで遊ぶとも思えなかったので、仕事終わりにゲオにTEL。
まだありますか?
ございます。
何本くらい?
50本以上ありますね。
まぁ売れてなかったんだな~と思いつつ、サクッと購入。ちなみに1/26発売予定のモンスターハンターワールドも一緒に予約してきた。価格は18%OFFくらいだったと思うが、あまり気にしない。
帰宅してすぐやったのは、
充電開始
しばらく使ってなかったので思いっきり空っぽだ。その間に飯を食いパッケージを開けると、、、
ROMしか入ってない!
今時のゲームは「ニンテンドークラブポイント」みたいなカードすら入ってないのか。ペライチすら入ってないのって、何か海外のPCゲームみたい。
※本体にヒモ付けするから、実質ダウンロード時にしかDVDも使わないし
開始直後は当然のようにアプデが始まるが、さほど待たされるでもなくゲームスタート。娘は「綺麗、、、」と言ってたが、
「Wiiと同じじゃね?」
ってのが自分の感想。てかマリオみたいな世界観のゲームは、特段美麗さを謳い出しにくいと思うのは僕の気のせいか。あ、ちなみに価格は税込5810円だった。思えば初代マリオは5500円だったから、割り引きが多少あるとは言え、似たような値段で、
随分と(ゲームは)豪華になったモンだ。
まぁ説明書はディスクシステムがピークだったけど。
話は逸れるが、ディスクシステムの説明書って当時100円だったんだよな。フルカラーで「平綴じ」になってて。今思うと激安だったのは書き換えの500円よりむしろこの説明書だったんじゃないかって。
それが今じゃ、、、書き換えじゃない通常版にすら説明書が入ってないんだもんな・・・
時代の流れ、世知辛ぇぜ、、、。
閑話休題
ゲームはサクサク始まって普通に横で見てるだけ。3Dタイプのマリオらしく、複数のジャンプがあり、
※幅跳びとかジャンプが高いヤツとか
本作の特徴として、帽子をブーメランのように投げて敵を倒したり、
特定のキャラに乗り移ったり。
広告の品ではティラノサウルスに乗り移って環境破壊してたりしたけど、ぶっちゃけ一番使うのは、「キラー」。あれで足場のないエリアを移動する感じ。
もちろん時間制限があるので、落ちて死ぬこともままある。
この帽子を使った乗り移りに関しては、本作のキモ「のような扱いに見えた」が、実際はカービィのそれのようなメインで使うものではなく、要所要所の色づけ程度で、そこまで凝ったことは「見てた中では」なかった。むしろ丁寧に作られた箱庭を、初代「マリオ64」のように探索しつつ、スター、、、の代わりのムーンを集めたり、それぞれの世界固有のコイン的アイテムを集めたりと言う、
極めてオーソドックスな作り。
コントローラは、ドックに差して使うのではなく、セパレートのまま、振ったりボタン押したりを連携して操作する感じで、二人用時に、帽子とマリオを別々のプレイヤーで操作させることに関しては、
全くやりづらくて、なんでこんな仕様にしたのか疑問しかないレベル。
これだったら世界観を崩してでも、「某そっくりな弟」を起用してもよかったのにって思った。僕が触ったのはその二人用のわずか2分ほどだけ。見るからに遊びづらそうだったし、
2P側の僕に楽しさが1ナノメートルも伝わってこなかったので、すぐさま戻した。
途中、2Dのスーマリのように平面上になってプレイする場面や、マリオサンシャインにあったような、「俯瞰コースでゴールがある」面など、「集大成っぽい」雰囲気を醸し出しつつ、
どう考えてもかわいくもかっこよくもないただただ見苦しいだけの中ボスたち
を倒しながら進めていく感じ。1面はチュートリアルの月面みたいな面で、2面は島、3面は砂漠、4面はジャングルという感じで、
ぶっちゃけ世界旅行という感じは全くしない。
強いて言えば、砂漠にスフィンクスが居るとか、その面にあった衣装を手に入れるとか。そんなもん。音楽に関しても、「ドラクエIIIの世界っぽさ」とは比べものにならないくらい普通で、ってか、世界旅行とは言っても所詮架空の世界なので、
逆三角形のピラミッドとか、ニューヨークっぽい街並みとかあっても、それは所詮ゲームの中の世界。「一つのマップ」でしかない。
がんばってマップ表示時の左右に、「観光ガイドっぽいレイアウトや文言を表示」してくれていたりもするが、
別段他のページも自由に見られるわけでもなく、
※これはホント思った。マップが見られなくても他のガイドだけでも読めたら、「より気分を盛り上げられただろうに」って。
ちょっと惜しいかな、と。
そんなマリオオデッセイだが、娘の受けはすこぶる良く、横で見ている限り、彼女の評価は★★★☆という感じ。
まぁ僕の評価は★☆って感じだったけど。
なんつか、ゼルダと違ってどうしても「やらされてる感」が強いのがマリオなんだよね。箱庭の密度は高いものの、世界はぶつ切りで、ブレスオブザワイルドは元より、それ以前のゼルダと比べても、
マリオはマリオ、ゼルダはゼルダって感じが凄くした。
もちろんそれで何も問題はないのだけど、つまりは、
僕はゼルダのが好きで、マリオは(例え最新作だろうと)あんまピンと来ない
かな、と。
ただ、言っても見ていただけなので、いざ自分で遊んでみたら変わるのかも知れないけどね。
そうそう、気になったことと言えば、今回ピーチが「マリオ!」ってしゃべったんだよね。僕の記憶ではあんまそう言うのなかったと思ったので、軽くカルチャーショックだった。でもマリオは「ピーチ!」とは言わなかったけどさ。
あと、ロードは相変わらずかなり早く、カメラその他の操作系の不満も少ない。説明書がオンラインで、画面が切り替わる際に「一気に疎外感を感じさせた」のはイマイチだったけど、
※上手く遊びながら教える感じじゃなかったので
まぁしょうがないんだろうな、と。
個人的にはマインクラフトやテラリア、マリオメーカーのような、プレイヤーカラーが出る「クリエイティブな要素」が少しでもあったら良かったのに、とは思った。それやっちゃうとマリオじゃなくなっちゃうって言われそうだけど、
思ったんだから仕方ないよな、と。
次回もし自分で遊ぶようなら、また別の感想になるかも知れない。
あ、スフィンクイズのキャラはとてもよかったね。ああいうのはさすがと思わせた。「あてずっぽ」とか呼ばれてなんか嬉しくなったり(^^。
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