結婚できない男
経験値稼ぎのお供に何かちょうどいいのがないかな、とDTVを起動したら、オススメの一番最初に出てきた阿部寛のドラマ。現在9話まで視聴して、
これが2006年の作品だったことを(ウィキペで調べて)知った。
正直書けることはそう多くないのだけど、、、あらすじとしては、
建築士の主人公桑野(40)は、仕事は出来るがひとり大好きの偏屈男。隣人や掛かり付けの医者、職場仲間などの女性達からも、「変なヤツ」とレッテルを貼られているが、、、
メインヒロインは女医役の夏川結衣。以前ガリレオで犯人役として出てきた時の印象しかなく、正直「おばさんの一歩手前」くらいのルックスで、
え?この人なの?
って感じで、隣人の国仲涼子の方がむしろ十分かわいい。「でも年齢差あるし・・・」そんなことを考えながら見ていたのだけど、
いやはや。
普通以上に面白い!
正直痛いところもなくはなく、その都度ちょっとだけスキップしたりもするのだけど、全体的に嫌なヤツはひとりも居ないし、毎回基本穏やかなハッピーエンド。夏川結衣の表情も、回を追う毎に魅力的に、「かわいく」なって行き、
ああこの2人がしっぽり仲良く結婚しないかなぁ
と思うまでになった。てか、趣味志向生活習慣など、ほぼ全ての面で食い違う2人なので、結婚したところで長続きはするはずがないと思ったりもするのだが、それでもケンカしながらも仲がいいというケースもあるし、
何よりお互い、本質的にはイイ人。
そこが凄く重要で、見ていて安心出来るポイントなんだよね。
桑野は僕が見ていても凄まじく口べたというか、
それ言わない方がいいだろ
と思えることもどんどん言ってしまう、ある意味愚か者なのだけど、それが悪気があって言ってるわけじゃないというか、
バカなんだけど、バカじゃない、みたいな?
毎回お約束のように出て来るビデオレンタルや、イケメン扱いの建築士、コンビニなどのシチュエーションも安定していて、なんだろ、
特筆点が無いにも関わらず、ストレスもなく、ついつい見続けてしまう魅力がある。
加点法だとそこまで高得点にはならないのかも知れないけど、減点法だとかなり高くなる、そんな感じ。
クリス評価は、現時点で★★★☆。正直ジャンルが「ラブコメではなくコメディ」なので、色恋沙汰があまりに少ないのがもったいないというかもどかしいが、出て来る犬のケンもめちゃめちゃカワイイし、
※ケンだけで☆1つ分
相変わらず高値安定の阿部寛の演技に魅せられる。
DTVの点数は4.2で、そこそこ高かったのも背中を押される要因だったけど、見てホントよかったと思える「ちょうどいいドラマ」だったな。
てか、要はこういうドラマを僕の心と体が「すごく」欲してるってこともわかった。テイストや世界は違うけど、ある意味「のだめカンタービレ」みたいな、まぁ普通に面白かったって話なんだけどさ。
ちなみにネットで調べたら「視聴率じゃない本当に面白いドラマ10選」ってのがヒットして、そのトップバッターがコレだった。で、他には、、、
時効警察、白い巨塔、リーガルハイ、JIN、やまとなでしこ、ライアーゲームなど。
サスペンスや怖い話は見たいと思わないので、出来たらこの中の「緩い面白さ」を提供してくれるヤツが、
DTVにあれば、
見てみたいと思ったな。時効警察とやまとなでしこは普通に面白そう。ライアーゲームは重たそう。リーガルハイは堺雅人が嫌いなのであんましそそられない。てか、
のだめをまた見たくなったな。
スゲェ何回も見まくったけど。
「結婚できない男」なんて、一度も目耳にした記憶はなかったけど、面白いドラマってやっぱあるんだな~。他にもホントこのくらいの温度のが見たい。
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最後まで見た。
綺麗に終わって大満足!
ラスト2話でラブコメにシフトして、僕好みの展開が結構多かった。
※一部修羅場もあってスキップしたけど
しかし阿部寛は凄いな。一番最初に彼を意識したのは、1994年にテレビで放映された「総務課長戦場を行く!」というドラマ。沢田研二主演で、サラリーマンが戦場に行く話。当時はまだ「あべひろし」と読むのか「あべかん」と読むのかもわからなかったレベルだったけど、戦闘を教えるインストラクターとして登場した彼は、
素晴らしくかっこよく、スタッフロールを凝視してた気がする。
「このイケメン(当時この言葉はない)は誰なんだ!?」って。
23年前だから、彼が、、、って、
阿部寛って今53歳なの!?
なんかスゲェビックリ。超若い。「結婚できない男」の頃でも42歳。。。まぁそのくらいに見えなくもないか。
正直そこまでいろんな作品を見たワケじゃないけど、
※即答出来るのはテルマエロマエ、疾風ロンドくらい
また何か彼の作品が見たいって思ったな。てか、結婚できない男のラストもスゲェ良かった。非常に僕好み。てか、
絶対長続きしないとは思ったけど。
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