もしも過去に行ったとして、自分が未来から来たことを証明するには
※ミスって日付を間違えてアップしちゃった。あんま気にせず修正しました。失敬。
「バブルへGO」を見て、自分だったらどうするかなぁって思った。バックトゥザフューチャーでもその部分は結構重要なポイントだったし、
実際は過去には行けないし、行かないし、行きたくもない
のだけど。どうやって暮らしていくとか誰を頼るとかもあるだろうから。
でもたとえば家族、たとえば友人に、僕が未来から来たことを理解して貰うにはどうしたらいいかを「考えるだけならタダ」。要素が少ないので、行き先を多様化してみた。ちなみにタイムパラドックスのセオリーのひとつとして、
過去の自分がそこに存在するか否か
はとても重要だけど、とりあえずそう深く考えずに「居る前提」で考えてみることにする。
●1週間前
1週間と言えば「ほぼ今」である。逆に言えば1週間後の未来から自分が目の前に来た時、彼の言葉を信じるかどうかって話になるが、
即信じる。大差無いから間違いないし、そもそも同じルックスの人間がもう1人居ること自体異常過ぎるから、タイムマシンくらいあっていいと思うはず。
ただ、自分ではない誰かに、となると話はやや複雑になる。2人並んで会えば、一気に真実味は増すが、そう言うズルなしで、となると、、、結構難しい。長男に「オレ、1週間後の未来から来たんだぜ?」
って話をしたとき、何を言えば信じてもらえるか。そもそもそう言う冗談を「いかにも言いそう」な親だし。
でも切実に信じて貰おうと思うなら、
エクスヴィアス(ゲーム)で、手に入れたキャラを言うのがわかりやすい。
僕はこの短期間に、本来そこまで頻繁に出るハズのない虹キャラを立て続けに引いている。一週間前からなら、たぶん、サクラとレーゲンは、、特にレーゲンはまだ告知すらされていないタイミングだから、その話をしつつ立証されれば、結構な説得力になるかも知れない。たかがゲームだが、僕ら親子には割と重要だ。てか、もし未来の自分が、
1週間後にスコールが実装されて、オレ、ガシャ2枚で引くから。でもってそのパラメータはこうだから
みたいな話をすると、結構それっぽいと思う。
ゲーム抜きで娘やかみさん、妹やお袋に伝えようとした場合、まず出て来るのは、
「どうやって?」
ってことだと思う。それに関しては僕自身「経験がない」ので、どうやって過去に飛べるのか難しいところだが、今回はそこを掘り下げるネタじゃないので、
「それは秘密」
ってことにしちゃう。そっちはそっちで別のネタとして考えればいいし。覚えてたらだけど。
・・・一週間って、かなり難しい。
僕自身も大差無いし、誰それが金メダル取ったとかのイベントもないし、台風とか地震とかがあったわけでもないし。テレビも頻繁に見てなかったし、
証明するのはムリかも知れない。
●1年前※46歳
ここもまだそこまで激変してない頃。ゼルダが面白かったとか、ドラクエをあっさり止めちゃったとか、映画はDVDで見てるだけだから1年というスパンでは落差を説得しきれないし、
君の名はが興収で2位になる、くらいかなぁ。
スマップ解散はもう1年以上前だっけ?もし前じゃなかったらこれはかなりのビッグニュースにして説得力がありそう。姪っ子が志望校に合格するとかは、現実になる前に情報を入れることで未来が変わる可能性もあるから怖いよな。
1年じゃ何にも変わらないわ。僕の髪の毛が薄くなったくらいのもんだわ。
●5年前※42歳
このくらいになると、僕の記憶もかなり曖昧になっては来るが、幸いブログは既に書いているから、ネットに、、、
ネットには繋がらないのか!?今のスマホはその時代に登録されてるSIMじゃないから。
そうなってくると話はかなり難しくなってくるけど、逆にそのスマホ、「ギャラクシーS7エッジ」そのものが、「未来から持ってきた物」であることを感じさせるかも。
当時はたぶん最新でS3とかだったと思うから、毎年出てればちょうどS7かS8を持っていてもおかしくないし、
そもそもスペックの差が著しいし。
充電端子が変わってる可能性が怖いのと、この時代はまだQi※非接点式充電は発明されてなかったかも知れないから、電池が切れたらおしまいのリスクはあるけど。
VRがどうとかスイッチがどうとかって言うゲームの話が一番説得力があるんだろうな~。ひとまず自宅なり自店なりに行って、PCから適宜情報を引き出せることで本人だってことは証明出来そうだし、これまた見た目が老けてるから、「そうかも」って思われるかな、とも思うな。てか、
リアルな話、僕の周囲の人間だったら、ホントに僕が未来から来てれば信じて貰えそうな気がする。
何があったとか何が起こるとかもそうだけど、信じてもらう為にイヤってほどまくし立てる僕に、「信じるけど、、、どうやって?てか何のために?」って疑問の方が大きいと思う。
オレも聞きたい。何のために過去に行ったのか。
今回はスルーしちゃうけど。
●10年前※37歳
いよいよこの辺りになってくるとかなりいろんなことが変わってくる。娘も長男も小学生くらい?僕のルックスもかなり変わっているから、本人相手でも「マジで?」って感じでいぶかしがるかも知れない。
ただ、それでもベースになるのは、
・スマホ
・ゲーム機
・子供の学歴
そう言う情報なんだろうな。てか、映画やドラマでは面白おかしくハプニング形式で仕上げるけど、実際にはそんな難しいことじゃない気がしてきた。もし僕以外の誰かで、僕のような趣味と嗜好を持った人間が目の前に現れたとしたら、
ゲーム機のこれからを聞くことで、その人の言葉を全て信用出来る気がする。
たとえば3DSやVitaが発売されたのは2011年だから3年くらいあと。PS4が2013年でWiiUも2012年とかだから、そのディティールやVRの話、将来スマホがどうなるとかの話をしていけば、ほどなく信じて貰えるし、
逆に10年後の未来から誰が来ても、その話を詳しくして貰えたら信じる。
もっとも、戦争とかミサイルとかで「そんな場合じゃない」って言われたときにそれを信じられるのかどうかは、また別の話だけど。結局僕らが過去に行くって言っても、そこまで劇的なことはないんだよな。震災とかで知人が死んだりとかもしてないし、オヤジが死んだのも避けられないことだったし。
※死因は老衰になってるから
ただ、さっきちょっと書いたけど、「スマホ」ってなると結構話はややこしくなるかも。初代i_Phoneが発売されたのがまさに2007年。このときは日本では出てなかったし、「スマートフォン」というものその物が「未知すぎる」ものだった時代。
電池が切れたら全てが終わる
そんなことを考えるだろうな。オーパーツみたいなものだから、これを見せれば同じモノが作れるってもんでもないだろうし。
●20年前※27歳
娘がまだ生まれてない頃。長男は生まれてる。ルックスも全然違うし、僕が僕であると説明しても言葉に重みはないだろう。
とりあえず友人Tに電話をする。見た目というフィルターがないところで、彼に「未来から来たこと」を信じて貰うのは、そんな難しくない気がする。たぶんFF11とかPS2全盛とかなので、その辺りのディティールを掘り下げていけば、真実味が伝わると思う。
てか、1人でも信じてくれる人が居れば、とりあえずそれで目標の大部分は達成出来たようなもんだ。結局「未来を知っている」こと以外に、未来からきたことを証明する術は少ない。平成28年の500円硬貨を持ってるとか、笑っていいともが終わるとか、今度生まれるのは娘で、名前は○○だとか。
まぁ未来は不変じゃなくなるんだろうから、何とも言えないんだけどさ。
●30年前※17歳
オヤジが脳卒中で倒れる前。熱海旅行中に倒れるという未来を変えることが出来る「かも」知れない時。ある意味ドラマティックな頃にタイムトラベルした場合。17歳の僕は47歳の僕とは似ても似つかない。僕はオヤジが25歳の時の子供だから、当時のオヤジより老けている男が、いきなり現れてどう説明するのか。ちなみにかみさんにはまだ会っても居ない頃だ。
※高三のクラスメートなので
でも逆に言えば実家はそこそこ裕福だった頃でもある。ここで上手く時代に乗って行けば、未来は大きく変わる。
ただ、未来が変わるということは、つまりは僕は今の僕じゃなくなっちゃうってことなわけで、子供たちとも永遠の別れになってしまう可能性もある。
とても怖い。ただ今回はひとまず信じて貰うにはどうするか。
自宅に行って、僕が知ってる僕のことを洗いざらい話していく。
物心つく前にジューサーで左手に出来たキズをお袋に見せ、増築した家が出来る前はどんな間取りになっていて、どこで寝ていたとか。友達は誰が居て、親戚は誰が居るとか。何なら当時のエロ本の隠し場所を言ったっていい。リアルな僕は著しく迷惑だろうが、信じて貰うには結構有効な気がする。
本人しか知らない(ことになっている)ことだからな。
・・・
結局ドラマじゃないから、その先のことはわからない。行った過去から未来へ戻れるとは思えないし、
※行き方にも寄るけど
飢え死にするつもりもないから、働いてお金を稼がなきゃならない。リアリティを磨いていけば行くほど、
自分が未来から来たという事実には、それほど大きな意味が無いということを痛感してしまうかも知れない。
阪神大震災が起きると言ってもそれがいつだったか何て覚えてないし、
※今のスマホにはオフラインのウィキペディアは入ってない
ワールドトレードセンターやオウム真理教のテロの話も、「僕が未来から来たことを信じて貰えたとしても」その結果未来が変われば、実際には起きなくなるかも知れない。
バブル経済をはじけさせるのを食い止められるとは思えないし、せいぜい日々節制して、金利がいい預金プランや、YAHOOやNTTやグーグルの株を買うことくらい。それもこれも、僕の知識が未来へ影響を及ぼせば変わってしまうし、及ぼさないということは、つまりは誰にも接触しないってことになってしまって本末転倒という気がする。
タイムトラベルは基本「怖い」。
●40年前※7歳
もはや全てが違う。妹は5歳で幼稚園。僕は小学校一年生。高度経済成長期で、カラーテレビ以外に白黒のテレビもあった時代。
誰かに「自分が未来から来たことを信じて貰いたい」とは思わなくなってる気がする。
ただ、どうすればここで生きていけるのかだけを考える気がする。僕の年齢で雇ってくれるところはほとんどないだろうし、DNA鑑定で子供の僕と同一人物だと判定してもらうこともムリだろう。
なぜその時代に飛んだ、ではなく、飛ばされたのか、を考えるだろう。
自分より20歳近く年上の男性が、「あなたの子供です」と言われても、お袋だってどうしたらいいかわからない。でも、スカイラインに乗っていて、豊橋まで10分で着いて、ドラゴンズが大好きで、1日3箱のマイルドセブンのヘビースモーカーで、お酒は飲まず、麻雀や競輪が好きで、、、
オヤジには、僕が子供であることを信じて貰いたいって思うな。
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