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2017年10月16日 (月)

バブルへGO!タイムマシンはドラム式

オススメされて借りてきた。てか、公開当時から見たかったし、何度も何度も借りようと思って結局今日まで来てしまった。何で借りなかったのか思い返してみたら、

 たぶん僕が「バブル景気」を経験していなかったからだと思う。

あれは所詮東京での話で、地方には無関係。タイミング的に僕が静岡の田舎でひとり暮らしをしていた頃だと思うのだけど、

 「絵空事の過去」を懐かしがることに抵抗があったからかな、と。

まぁ実際に都会でアレを経験した人がコレを見て懐かしいと思うかどうかはわからないけど。

2007年、つまり10年前の作品なので、ネタバレも気にせず書いていくが、とりあえずまだ見ていない人で、

 広末涼子が好きだったアラフォーは、ぜひ「これを読む前に」借り見て欲しい。
※ちなみに現在はDTVにはない。以前はあったのに・・・

クリス評価は★★★☆。とかなり高い。てか、

 大満足だった。うーん、、、おまけして★★★★でいいか!

とにかくラストがスゲェ良かったし、広末はベラボーにかわいかったし、話自体かなり面白かったし、バブルのイメージ作りも愉快だったし、欠点らしい欠点はほぼほぼない。唯一「痛い、、かな」って思ったのは、広末のファンムービー的なカット。直接的なエロではないにしても、

 媚びてるな

って感じさせたところが数カ所あった。僕は広末のことが大好きだし、カワイイとは思うけど、盲目的なファンというわけではないから、

 度が過ぎると鼻につく

それが数カ所あったかな、と。
※具体的には「芸者の格好で仕事人みたいなことさせる」「ブレイクダンスっぽいダンスをさせる」など。

でもそれ以外はほんと、オススメして貰って大感謝。つか、

 スク水とか「スンゲェ良かった!」し。あとホットパンツとかもっとアップで映して欲しかったし!
※クリスのツボがわからない・・・

監督は「彼女が水着にきがえたら」「私をスキーに連れてって」のホイチョイプロダクションの人。結構久々の作品ではあったものの、そのテイストはとても懐かしさを喚起しつつも嫌みがなく、W主演の阿部寛もとても良い。良すぎるくらい。
※脇では吹石一恵が今と全然変わって無くてビックリした。「この人だけタイムトラベルしてんじゃないの?」ってくらいそのまま。まぁ僕があまり彼女のことをよく見てなかったからかもだけど。

オススメされた際には、「洗濯機から出て来る広末が良い」らしいとのことだったので、そのシーンを全身全霊を賭けて見ていたが、

 そこは普通。

むしろヤバかったのは、

 広末「いいよ、、、キスくらいなら、、、」

どんなエロゲーだよ!てか大好物だよこういう展開!好きすぎて既に5回くらいリピートした上にそこだけキャプチャしてスマホでいつでも見れるようにしたいくらいだよ!

てかこの部分だけで「★」分ある。

広末涼子自体は、他にも結構な数の映画に出てて、それなりにエロいセリフとか場面もあるのだけど、キャラとして「広末はこうあって欲しい」という「学生っぽさ」みたいな、「時代を感じさせる若さ」があるのはそれほど多くない。てかほとんど知らないし、

 これがそうだったんだな、って見て知ったレベル。
※映画じゃなければビーチボーイズはそうだったけど。

もし他にも「こういう広末」が見られる映画があるならぜひ見たいな~って思ったな。

終始ニヤニヤが止まらず、ところどころ他の映画で見たようなシーンが散見されたりもしたけど、
※バイクで飛び込むシーンなんて、「スカイライダー」そのままだった、携帯に翻弄されるシーンもインディ魔宮の伝説オープニングそのまんま。
※既視感を覚えた「構えるポーズ」は、初恋限定最終話?でのものだったのだけど、年式調べたらバブルの方が先だった。
それを嫌みに感じないのは、ホイチョイの上手さだったと思う。

突っ込みたいところももちろん何カ所もあったけど、それは無粋という感じ。別に洗剤入れてもいいし、殺し屋なのに全然殺さなくても大丈夫なのだ。

・・・

そんなこんなで評価が高いのだけど、振り返ってみて思い出すのは、

 あの頃はみんなが笑顔だったんだなぁ

ってこと。

今現在全員しょぼくれてるわけでも、日本経済が破綻したわけでもないけど、あの頃の映像に映るみんなの顔、そしてその時代に行った広末の顔がどれもまぶしいくらいに輝いていて、

 やっぱ自分は笑顔が好きなんだなぁと。そしてちょっとだけ羨ましいな、と思った次第だよ。

自分が阿部寛の娘だってわかった時のリアクションも良かったな~。「ああなる」んだろうなって思った。あとバイクに2人乗りしてるシーンで、「ギュッ」と抱きしめてるとことか。そりゃ居ないと思ってた父親が、実は意外と頼れるってわかっちゃったら、そりゃギュってしたくなるよな~。バスト80以下のシーンで胸を隠すとこも地味に好き。

 結構好きなシーンが多い映画でもあるんだよな。

伊達に8点だけのことはある。オススメしてくれて大感謝。てかクリスはヒロインのウェイトが異常に高いな。今更だけど。

---------

少し追記

そんなかなり高評価なバブルへGOだけど、とても重要なこととして、

 みんなにオススメ出来るわけじゃない。

僕ほどでないにしてもバブル時代を知ってた方が良いし、掛かる曲はどれも時代の曲。僕はほぼ全部聞いたことがあったけど、
※加藤ミリヤのエンディング曲は作品公開時のものだと思うからそれは別として
知らなきゃその分楽しさは目減りする。

広末に対する思い入れも、ボディコンやディスコみたいな文化も、「内側」に居るか居ないかで全然温度は変わる。

 あくまでアラサー、アラフォー向け。

作りとして決して男性限定ってこともないとは思うけど、どちらかと言えば男性向け。

タイムパラドックス物は面白い作品が多いから、本音としては娘にも見て貰いたいとは思ったけど、冷静になったら、

 たぶん僕の半分も楽しめないんだろうな、って。

ってことで、「若い女性」にはオススメしません。ええもちろん、

 僕のブログ読者に、若い女性が居るとは思っていませんが。

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コメント

クリスさん皆さん今晩は。

おぉー、バブルへGO!~見て下さったんですね。
楽しんでもらえたようで何より。
クリスさんなら、絶対にスク水の広末にツボってもらえると思ったので良かったです^^
広末+スク水って、なんか見ちゃいけないものを見てるようで結構ドキドキでした。
おいらは、記憶力が猫並みなので本や映画を見ても、すぐ忘れちゃうのでもう内容も曖昧ですが、大好きな阿部ちゃんも出ていることだし、もう1回見てみようかな。
飯島愛がと中で出てくるのですが、映画とは全く関係ないところで、人生の意義みたいなことをつれつれと考えさせられたような気がします。

てか、この映画ホイチョイプロだったんですね!
3部作好きだったので、又いろいろ撮ってほしいなぁ。
今、どうなっているんでしょうね?

投稿: HunterD | 2017年10月16日 (月) 00時46分

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