HYPER LIGHT DRIFTERほか
年末にSteamで買った3本の続報。お正月2日目、ダラダラと件のタイトルをプレイしてた。
●ハイパーライトドリフター
ひとことで言えばそんなに面白くない。てか、
わかりづらい。
移動出来るところと、落ちるところ
※落ちる時は一旦止まってから落ちるので、その点に関してはささやかな配慮がある
と言ったマップ関連がまず非常にわかりづらい。木々によって見えない通路みたいなのが多々あり、てか、「見えない通路」ならまだしも、「見えなくなるだけで何も無い」ところが多々ありすぎて、探索がまずウザい。センスによるけど、僕的にはそこまでカッコイイとかスタイリッシュってグラフィックでもなかったし。
そして、システムがまたわかりづらい。一応まがりなりにも「Japanese」に設定してるのに、ゲーム中の会話は、
全て絵。
この絵で意味を汲んで下さい的な?絵なら万国共通でしょ、的な。
全然わかんねぇ。
武器とかの強化に関しても、誰一人口を利かない街で、最初に訪れた時には何らリアクションがないショップ。「何が通貨か」もわからず、非常に貴重なものだとわからずにサクッと使って結構後悔。
マップに散在する黄色い宝箱から出てくるアイテム、それを4つ集めると通貨1枚。
剣の強化は3枚、銃の強化は2枚などで、ポイントは、
一度決定しちゃうと、オートセーブなのでリロードしても取り返しが付かない。
そして、
カーソルで二つ目、三つ目の強化も選ぶことが出来る。
バカ正直に上から順に選ぶ必要は全く無い。
教えてくれよって話。
わかりにくさは、マップ画面が一番顕著。
画面単位で枠が区切られていて、自キャラがその中のあるポイントに立っていれば、当然そこが自分の居る場所だと考えるのが自然なのだけど、
まず、自分の立ってる場所が非常に適当。
具体的に言えば、枠内の下の方にアイコンがあっても、自分は真ん中辺りに居たり、そもそもそのマップがあまりにもアバウトで、行けるところとか全くわからない。表示形式を切り替えてなんだか「Rez」みたいな画面にすると、なおわからない。目的となるアイコンが表示され、そこを目指すんだろうなぁと思っても、
それがマップの外だったりする。
どうやって行けばいいのか全く見当が付かない。
まずこれが一番気になった点。とにかくわかりづらくて、プレイ時間5時間くらいになってると思うけど未だにスッキリしない。てか他の人が7~15時間くらいでクリアとか言ってたけど、自分は30時間くらい掛かりそうな手触り。てか、
そこまでやらずに心が折れ掛けてるけど。
次にキツいと思ったのは、
体力を無限に回復する手段がない。
というか、「わからない」だけかも知れないが、とりあえずベッドや宿屋みたいなものはなく、回復は全てマップ内にある宝箱から手に入る薬を使うしかない。当然宝箱の物なので取ると無くなってしまうし、崖から落ちたり罠に掛かっても当然HPは減るので、そのささやかなマイナスが非常にイラっと来る。
がしかし、
難度的はそこまでシビアではなく、例えて言うなら初代バイオハザードのインクリボンみたいなもので、
無くなりそうなタイミングで手に入ったり、マップに入った時点でオートセーブされることを利用してリスタートしたり、そもそも死にまくる=リスタートしまくるので、ある程度は相手の攻撃パターンなどを学習して対処=ミスを減らすことが出来る。
こういうバランスが好きな人は、「良く出来てる」と感じるのかなぁと思いつつ、自分的には「かなりストレスフル」って感じ。てか、回復薬の宝箱とかも復活してくれれば、、、
僕の知らない間に復活してくれているのかも知れないが。
※なぜならほぼほぼ復活しない敵でも、復活してるヤツが居たりしたから
ボスは推定3~5匹で、今のところ誰一人戦えてない。カギみたいなアイテムをしこたま集めないと戦えないっぽいのと、とにかく行ける道がわからないので、移動がそもそもままならない。つまり、ターゲットとなるカギが見つからない。
・・・いくら探しても見つからないので、最初の森エリアを諦めて山エリアに移動したら、そこはそこでまた別のカギが、、、
4つ集めてボスと戦えるっぽいカギが、2個と2個。うーむ。
ちょっとしたことで取り逃してしまいそうなマップで、死ぬ時はサクッと死ぬ。てか、一見ゼルダ風に見えてもっとずっとアクション寄りで、
リスタートが遅くてイライラする。
ノーウェイトで復活してくれよ、と思う。開始時も同様。
全てのルールを把握した状態で、つまり誰かが横で逐一レクチャーしてくれつつ遊ぶなら、それはそれで楽しめるのかも知れないが、いかんせん、
楽しむ為に不可欠な情報が不鮮明過ぎて、ストレスの方が勝ってる
そんな感じだったな~。ショートダッシュとか、攻撃の「手触り」とかは結構快適なので、ダラダラ遊んできたけど、
クリス評価的には★って感じだな。
●RABI-RIBI
今回の3本の中では一番高かったウサミミ女子が主人公のメトロヴァニア風弾幕アクション。いかにも面白そうだったのだけど、
全くの地雷だった。
とにかく悪い点が多すぎてゲンナリ&ウンザリ。
・開始時のロードがクソ長い
※体感2分くらい掛かる
・全く重要ではないセリフが非常に多くて、テンポを著しく損なう
・フォントが小さくてとても読みづらい上に、その内容自体が洗練されてなく、
※マシン翻訳ではないにしても、一言で言ってセンスがない
ストーリーを追うのがめちゃくちゃイライラする。
・攻撃にしてもショットにしても、「撃ち心地」がスゲェ最悪。全く気持ちよさがなく、他の全てが悪くてもそこが気持ちよくで遊べてしまった↑ハイパーライトドリフターとは好対照。
遊んでて気持ちよくないアクションゲームってのは、つまりはクソだ。
・グラフィック全般に同人臭というか、二次元ギャルゲーの「底辺」のクオリティを感じる。ゲーム中のデフォルメキャラは全員同じに見えるし、
※色とかホントに極一部のパーツが違う程度。つまりは手抜き
止め絵も大してクオリティが高くないのに派手にゲームを止める。
とにかくイライラする。
・肝心のゲームシステムもアルゴリズムや配置が練られてるってこともなく、音楽も微妙。つか、
全て悪い。
例えて言うなら、アイドルが大嫌いな人がAKBの劇場のそれも柱の裏で見せられるような、囲碁に全く興味がない人が正座で最初から最後まで5時間くらい正座で見せられるような、釣り嫌いで船酔いの弱い人が3泊4日で船釣りに連れて行かれ、ずっと酔ってて一切釣り糸を垂れることもなく、かつ一緒に行った友達も全員坊主でスゲェイライラして当たり散らしてくるような、
そんなゲームだった。
クリス評価はマイナス30点くらい。とてもじゃないが0点なんて高得点は付けられない最低未満のゲームだったな~。結局評価してる人と価値観が違うことに気づけなかった自分が甘いんだけども。
●CAT QUEST
こないだべた褒めしたキャットクエスト。まさにこれだけが当たりも当たり大当たりで、
思いっきり楽しんでクリアした。
レベル200のダンジョンにいる最強の敵も倒せたし、
※こちらのレベルは96とか
最強の武器も手に入れたし、全てのクエストも(たぶん)クリアした。で、
ニューゲーム「+」という最初から今の状態で始められるヤツと、
「ニャー」ゲームという、条件を指定して実績を取るヤツがメニューに追加。
ニャーの方は、つまり死ねる回数が限られてるとか、一切装備がない、一切レベルが上がらないなどのいくつかの条件があって、それに沿ってクリアを目指して下さい、みたいなヤツ。
残念ながら普通に武器とか防具とかの上位はない、、、のかな。どちらもほとんど遊んでないのでよくわからない。一応魔法にはまだ枠が残ってたので、他の種類の魔法も出てくるのかも知れないけど。
そうそう、これはまだ書いてなかったけど、ゲームは中盤で水の上を移動出来るようになり、終盤で空が飛べるようになるありがちな流れなのだけど、
空の移動がFF2の飛空艇を思い出させる快適さで、ちょっと懐かしくもあり、楽しくもありだった。
クリス評価は伸びて、まさかの★★★★!てか、これ1本で他の2本分併せただけのコストパフォーマンスがあったな~。てかプレステ4とかでもありそう?
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