トランスフォーマー最後の騎士王
50インチで見る最初の映画。つってもDVDなので解像度は知れてる、、、というか、結局DTVでもかなり低い、それこそVHS並の解像度で放送されるものもあるわけで、何でもかんでも高画質で見られるわけじゃない。多少はアップコンバーター?解像感を補填してくれるようなシステムが載ってたとしても。
てかそう言う意味では、こないだ地上波でやってた「魔女の宅急便」はかなり高画質感があった。もともとシンプルな絵だから、細かさとか動きの凄さはないのだけど、線にボヤけがないというか、一言で言えば「見やすい絵」だったな。まぁ話はそんな好きじゃないのでちょっと見ただけだけど。
で、そんな状況下での最後の騎士王なのだけど、
「うーん、、、まぁ普通」
知り合いの映画好きな問屋さんの言葉そのまま。普通は語弊があるとしても、
際だって良くも悪くもない。
いいところもあるし、微妙なところもあるのだけど、ひとくくりにしてしまうと、
普通
ってことなのかな、と。
主演はマーク・ウォールバーグ。ザ・シューター極大射程や2ガンズ、ハプニング、テッド、パーフェクトストーム、プラネットオブジエイプスなど、結構見かける俳優で、前作ロストエイジから本シリーズの顔に。てか、前作ではシャイアのがいいと思ったけど、本作では、
悪くなかった。
理由は極々単純で、「トランスフォーマー」という作品が、いたって男の子向けの映画だということ。
ロボットに、高級車、そして美女とのラブロマンス。
これが前作では欠けてた。
※まぁ代わりに「恐竜」が入ってたりもしたけど
ウォールバーグは僕の一歳年下で、つまりは46歳。結構なおっさんなのだけど、今回は三十路かな?ってくらいのオッパイの大きなヒロインとイイ感じになり、終盤ではキスシーンも。
それでこそだろ、と。
そしてさらにその子だけでは「弱い」とマイケル・ベイ監督が判断したのか、もう一人、
ロリ担当が投入された。
この子が、
一言で言って、、、
とても良い!
かなり背が低く、
※パッと見150cmくらいだけど、実際はもっとあるんだろうな
年齢は、花の14歳!エヴァのチルドレンと同じ!
そのくせオッパイはあって(推定Bカップ)、顔はアジア系のかわいこちゃん。
※ある意味宮崎駿のヒロインに通じる。これはホント。
つまり、日本人に強く訴求するファクター満載。「ターミネータージェニシス」のサラ・コナーもそこそこそれっぽかったけど、あの子を10歳若くしたような感じ。序盤同世代の男の子達との絡みがあるけど、
そりゃ絶対好きになっちゃうよ!
って感じでとても良かった、、、ただ、その男の子達はそこでお役御免になっちゃって、かつ女の子も、中盤以降はほぼ空気になっちゃったのがとても残念だったけど。
※つまりはメインヒロインとバトンタッチした形。
また、高級車に関しても今回はランボルギーニが変身したり、他にも「これ、絶対高い車でしょ!詳しくないけど」ってのが何台も出てきて、
それらが全く傷つかない辺りは、ワイルドスピードとは違うお金のかけ方なんだなぁと思ったり。
ワイルドスピードだったら、よっぽどのところまで「壊してナンボ」って感じだもんね。
話は、中世円卓の騎士の時代からトランスフォーマー達は地球に居て、、、でもってどうのこうの。
イマイチ興味のそそられない話だったので、脳内で「女の子かわいかったなー」をリフレインしてた。
話の規模はかなり大きく、今までの悪役であるディセプティコンとか、メガトロン、あと主役であるはずのオプティマス・プライムもかなり「弱い」役回りで、美味しい場面はあるものの、メインはほぼほぼ人間たち。つか、
オートボットたちは結構おまけ。
そもそもキャストにアンソニー・ホプキンスが居る時点で、人間主導の話になるのは避けられない感じではあったし、それで全然よかったとも思ったけど。
総じて「規模は大きいけど興味はそそられない話」だったが、過去居そうで居なかった「人間と同じくらいの大きさの執事ロボット」は、とても良かった。人間臭くて、気が利くんだか利かないんだかわからない。見た目はC3POよりずっと精細感のあるロボットなのだけど、性格は微妙に似てる気がしないでもなく、愛着が湧く。
恐竜タイプも、ティラノだけでなく、トリケラや、
キングギドラみたいな三首ドラゴンも出てきて、ちょっとだけワクワク。ただ、
もっとしっかり見せてくれよ、と思ったり。
何かついで、みたいな。てか、今回終盤の空中戦では、
どれが味方でどれが敵なのか全然わからなくなったり。
何となくどうでもいいやって感じで見てた。あと、スゲェ重要みたいな感じに出てきた杖とかも、「これを人間達は『杖』と呼んだ」って、、、何それ。手にしただけじゃ何にも変わらず、
そもそもホントに大事だったのソレ?
って感じ。ある意味一作目の何とかキューブみたいなもんで、
実は大して意味なんてなかったんだろうな~
みたいな。
バンプルビーが凝った新ワザを習得してたり、それなりに変形シーンは見せてはくれるものの、全編通して「そこ」の場面は大幅に抑えられており、シリーズも5作目ともなれば、それなりに目先の違うことをしなきゃなんだなぁって思った。
クリス評価は★★☆と、そんなに悪くないが、内★分は14歳の女の子かな。てか、ホントはウォールバーグみたいなオッサンではなく、同世代の男の子とイイ感じの恋仲になって、キスのひとつもして欲しかったってのが正直なところ。あと、ラストは相変わらずオプティマスの独白で終わるのだけど、
もう一声ラブシーンがあっても良かったと思った。
いつも思うけど、トランスフォーマーって最後が妙に味気ないんだよな。
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