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2018年1月21日 (日)

ジョン・ウィック チャプター2ほか

ツタヤの店頭でデモを見て、「あ、いかにも普通そう」と思って借りてきた。ちなみに前作は借りてなかったが、店頭在庫1本も貸し出し中だったので、

 いきなり「2」から見た。

ちなみに前作も店頭で、「あ、いかにもハズレっぽい」と思って、こっちは借りなかったわけだけど、とりあえず2は、

 10点満点中3点を期待して、結果1点(☆)だった。

キアヌ・リーブスが主演で、ローレンス・フィッシュバーンがちょい役で出てて、「お、この組み合わせ!」と思ったりはしたものの、他は取り立ててメジャーな俳優は出ておらず、
※デスレースのイアン・マクシェーンくらい?

話的には、暗殺者グループのレジェンド的存在のキアヌが、足を洗うためにした最後の仕事のあと、(事前にわかっていたこととは言え)その仕事が原因で世界中の暗殺者から命を狙われることになりまして、みたいな話。

 大したプロットじゃない。

てか、全てが大したことない映画だった。

カーチェイスのカット割りは迫力が一切無く、根拠の全く無い肉弾戦は興ざめ。直前直後に銃撃戦やってるのになんでみんな素手で襲いかかってくるわけ?ヘソが茶を沸かす。

銃撃戦も、相手は一切撃ってこないのにこっちはサクサク殺していく。強いて言えば撃ったあとさらに頭に二発撃って確実に絶命させる演出が「ぽい」って思った程度で、さらにキアヌの自信なさげ、かつケガしてフラフラしてるヤツが「強い理由が全然流れ込んでこない」。一言で言えば、

 これがバックトゥザフューチャーで主人公マーティの親父役だった、情けない男性像ナンバー1のクリスピン・グローヴァーであったとしても、なんら変化はない

ヒロインと呼べる女優は一切居ず、強いて言えば悪玉の側近がひとり。でも当然恋仲になったりするほど濃くもなければ、そもそも口がきけない設定の意味がわからない。

冒頭「犬と車のために、、、」とか言ってマフィアを壊滅させるシーンも、

 そんな愛車ならそこまでボロボロにしなくても、、、あ、ダッシュボードに写真があったのね。

 って、それが最後の1枚ってわけじゃねぇのかよっ!!

大体そのマフィアの親分も、「ヤツが来るから逃げる!」って言ってんのに、わざわざ子分を殺させに行って全滅。逃げるって言ってんなら手を出さなきゃいいだろうに。

 何言ってんの?

最初から取るに足らない映画だとは思っていて、ゲームやりながら見るにはちょうどいいだろうと思っていたのだけど、

 それでも眠くなるレベル。

大体3点を期待して1点になるレベルってことは、相当低い期待にすら応えられないってことなわけで、

 全然借りて来る必要なし。

ヒゲ面のキアヌは相変わらずすっとぼけた顔してて魅力も無し。お色気も一切なし。カリスマ性の高いヒールも、ド派手な演出も、ウットリするような殺陣も、高級車も、風変わりな暗殺道具も、思わせぶりな犬も全く活躍せず、、、

 目新しさ一切無し。面白さ、楽しさ一切無し。

ただ、

 とんでもないストレスも、吐き気を催すような展開もなし。

まさに「何もない映画」だった。最後までそうやって見ることが出来たことに対して1点付ける程度。

興味が沸いた人は、1年くらいして旧作に落ちてからで十分。てか、一作目がDTVで「4.4点」も付いてたけど、正直マジか!?って感じだったな~。

「スゲェ面白かったマジ最高!」って人が居たとしても、その人を否定するわけじゃないので念のため。価値観の相違ってヤツですわ。

●シャーロック 3-2、3-3、4-1

DTVに3rdシーズンまで無料配信されているのを知っていたので、4-1を借りてきた。ちなみになぜ3-2からだったのかというと、

 3-1は2-3と繋がっていて、3-2から4-1までが繋がっているから。

つまり、数年のインターバルを開けて、3-3から4-1までは耐えられないと思い、あえて途中で見るのを止めていたというわけ。変な見方だとは思うけど、

 続きが超見たい!でもまだ撮影すら始まってないからいつになるのかわからない!

なんてストレスを被らなくて済む。見たいときに見たい続編があって欲しい。同じ理由で続き物のテレビドラマはすべからく苦手なのだ。
※アニメの場合はそこまで続きをひっぱる作品がないし、「作画」というものに価値を見いだせる点が違うかな、と。

ともかく、そんなこんなで、3-2を見始めたのだけど、

 シリーズ最低の出来。

とにかく無駄に長い尺と、取って付けたようなシャーロックの洞察力アピールシーン。なんつか、

 ファンメイド?

0.5秒長いだけでもイラっとするのに、数分単位で無駄なシーン、無駄に長いカットのオンパレード。ガンガン飛ばしながら見た。

 ただ、これをそのまま丸々見ないと、次の3-3がよくわからなくなってしまう程度の中身はあった。

てか、ジョンのもと上司?なんだかよくわからない。いかにも悪役然とした登場をしてきて、まさかのチョイ役。

 悪い方にビビったわ。

ただ、

 3-3はそのストレスを綺麗に払拭するかのような痛快かつ濃密な内容だった。

点数付けるなら、3-2はマイナス23点くらいで、3-3は★★★☆(7点)くらい。

 これでこそシャーロックだよな!って感じに楽しめた。

つかそのあとに4-1も、他の映画も見ちゃってるので、ぶっちゃけどんな内容だったのかは全く覚えてないけど、

 キャストに一切無駄がないというか、ぶっちゃけメアリーやモリーの役回りが良く、普通に面白かった。

強いて言えば、シャーロックが執拗に「3人は僕が守る」って、、、

 どう考えてもフラグだろソレ。

でもって案の定(ネタバレだけど11月発売だったみたいなので書いてしまう。失敬)な展開。

正直4-2、4-3も一緒に借りてこようか迷ったけど、借りなくて良かったって感じ。何つか、

 ピークは大いに過ぎちゃったな~って感じだったな。

「死んだはずの人が実は生きてた」って、主人公だけでいいと思うし、あんまドロドロした関係は、ゲームでもドラマでも好きじゃない。

 レストレード警部だけは、ド安定で、とても癒されたけどさ。

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