デビルマンcrybabyとネットフリックス
伊集院がラジオで「ネットフリックスに入ってでも見る価値がある」と言っていて、凄くスゴーーーク気になったので、重い腰を上げててネットフリックスに加入した。ちなみにその前にいくつか動画サイトを調べたりもしてみたのだけど、
※あとNTTのDTVには入ったままなのだけど
どうやらネトフリには「4K動画配信」があるらしい
もうそれだけでもかなり強力なマグネットである。こないだから「是非一度見てみたい」と書いていた4K動画。PS4PROでも見ることは出来ない、自分のPCに4K再生可能なブルーレイを増設し、かつメディアを購入しなければ見ることは出来ないと思っていたまぼろしの4K動画。ああ夢にまで見た4K動画。4K動画さえあれば三食シェフの気まぐれでも許す。てか我が家のシェフはどのみちいつも気まぐれなので、何にも対価にはならないが。
で、ビクビクしながら加入したわけだけど、最初の一ヶ月は無料期間お試し期間であり、そこから先は自動で課金されてしまう。まぁプレステ+と同じような感じだが、その最初の一ヶ月に関しては、
今後ずっとベーシック(SD画質)で利用するつもりでも、スタンダード(フルHD)や、あまつさえプレミアムコースをお試しすることが出来てしまう。
※既にご利用の方には「今更?」って話だろうけどまぁ許せ
で、僕が是非お試ししたいと思っていたのがその「プレミアムコース」。つまり、
プレミアムコースでしか4K動画を見ることは出来ない。
※ちなみにスタンダードで2ハード、プレミアムで4ハードの視聴が可能になったりもするが、そこはそこまで大きな話じゃない
てか、最初おもむろにテレビのリモコンを見ると、ソコにはデカデカと「ねっとふりっくす」というボタンがある。正確にはひらがなではないが、ともかくある。
押してみれ!
でもっていろいろ入力して視聴が出来るようになった。
ちなみになんでテレビから入力しようと思ったかと言うと、それにはとても深い理由が、、、
ない。
なんとなくってヤツだ。ただ、視聴が出来るようになって一番最初にしたことは、デビルマンでも4K動画でもない、
解約の仕方確認だ。
これは老婆心ながらみなさんにお伝えしておきたい大切なことだが、ネットのサービスと言うのは、第1に解約を考えておくべきだ。解約出来ないとずっとお金をかすめ取られ続けてしまう。最初にこのネットフリックスを試してみようと思った理由の一つも、解約に関してしっかりと明記してあったからだ。
それ、超重要だから。
で、その解約をどうやってやるのかというと、、、、
なんと!
びっくり!!
予想外の展開!!
テレビからは解約出来ないっぽい。
つっても加入時にはメールアドレスを入力しているわけで、完全にテレビオンリーでもやる方法はあるのだろうけど、ともかくネットで調べた解約方法にあった「アカウント情報」というメニュー項目が、テレビにはなく、その先にあるであろう「メンバーシップをキャンセル」も当然見つけられなかった。
諦めてPCで探したら無事発見したけども。
で、改めて視聴開始。ちなみにDTVに慣れてると、メニュー関連や探したい動画なんかを見つけづらく感じたりもしたけど、おいおい慣れるだろう。てか、
無線なのに4Kが普通に視聴出来てちょっとビックリ。
まぁ時間が平日の16時台だったってのが大きいかな。深夜帯でもまともに見られるかどうかは試してみないとわからない。
で、ぶっちゃけこれがホントに4Kなのかどうかはよくわからなかった。なぜなら、その動画のフルHD状態を見てないから。
例えば自分が持っているフルHDのブルーレイと同じ作品があれば、見比べて実感することが出来たかも知れないけど、、、。
ただ、普通に綺麗は綺麗。特に字幕のフォントに関しては、DVD(比較対象がコレかよって感じだけど)とは比較にならない。また、DTVには頻繁にある「SD画質」、つまり古いVHS並に汚い画質のものは、今のところ見受けられなかった。
とりあえず無料期間内に4K関連の動画をいくつかチェックして、そこでさらに期間延長、課金していくか決める予定。ただ、デビルマンみたいに「ネトフリオンリー」の作品も多いらしいので、4Kは止めてもベーシックやスタンダードで継続する選択肢もある。アニメにはそこまで高画質を求めないし。
で、
●デビルマン crybaby
ネットフリックスオンリーだからって凄くお金を掛けてる感じはしない。というか、僕の中でお金が掛かってる手が掛かってるアニメというのは、つまりは線が多い、色指定が多いアニメを指すのだが、本作はそう言う、ぶっちゃけて言えばエヴァのような凄みはない。エヴァのように情報量が多いわけでもないし、エヴァのように趣味全快という感じもない。画力に関しても、要所要所で「悪くないかも」ってレベルの作画が見られるくらいで、特筆して美しさや、技術力を感じたりすることもなかった。
ただ、それでも一気に4話まで見てしまっているわけだが。
ひとつには、凄く単純な理由がある。
つまりエロい。
そもそも永井豪作品であり、たぶんR18の作品なので、エロがないわけはないとも思うのだが、それでも結構な描写で、
それだけでもかなりの惹きになる。
そして、影のない、つまりはのっぺりとした彩色
※つってもデジタルだろうけど
でありつつも、僕らが見慣れた細田守節に近しい印象もあり、
※キャラデザインの点でも結構似てる
意外なほど抵抗なく入って行けた。
主題歌は電気グルーブのインストで、2話では往年の「あの主題歌」のアレンジ版が流れたりもしたが、特に本作を特徴づける「歌」としては、
劇中に毎回差しこまれる「ラップ」がある。
つか、
コレがスゲェウゼェ。てか、4話のソレはあまりにも長く、
途中で窒息するかと思った(実話
確かにメッセージ性を折り込むにはラップは格好の手段なのかも知れないけど、少なくとも僕らの世代に訴求するってことはないし、
※ちなみに僕らの世代=アニメのデビルマンで育った世代。永井豪の漫画も多少読んでる世代。原作は読んでる人と読んでない人が居る世代
そこだけ浮いてるんじゃないの?
って感じ。監督は湯浅政明と言う人で、スタジオは「サイエンスSARU」という彼の会社。
代表作は、、、ひとつも知ってるのがない!?でも、、、と思ったら、劇場版クレヨンしんちゃんに原画などで参加しており、
なるほどこの作画か。
という感じ。てかぶっちゃけちゃえば、
ラップ以外は全てイイ。
エロもいい、デビルマンの作画もいい、シルエットでローコストに抑えつつ雰囲気を出してるところも、何回も同じカットを使い回してコストを抑えてるところも、ミキの声優が潘恵子の娘の潘めぐみなところも、そもそも、
ミキが非常に魅力的な点で、僕にとってのデビルマンの良さの大半は埋め尽くされる。
結局不動明が悪魔に魂を奪われなかったのは、ミキちゃんがかわいかったからなわけで、そこで微妙な子を出されては、
不動明も「不動では居られない」。
いや、魅力的過ぎる場合は、別の意味で不動では居られないか<失敬。
まだ最後まで見ていないので、伊集院のように号泣したりはしていないが、結構哀しい展開もあり、完全に大人向けという感じはする。
もちろんこのまま最後まで見るつもりだが、現時点での評価は★★★というところ。ラップがなければもう2点(★)追加したかなって感じ。
そのくらいラップがウゼェ。
監督頭壊れたかと思ったわ。
・・・
DTVにはエロはないが、ネトフリにはエロが多少あるのと、DTVには有料レンタル作品があるが、ネトフリにはそれがないなどの違いもあるが、どちらにも孤独のグルメがあったり、さらにネトフリの方が高画質?に見えるけど、、、まぁ実のところはよくわからない。
とりあえずテレビとPCどちらも再生は出来たので、もし回線速度が足りなければそっちで見ようかなって感じ。てかネトフリは現状市民権を得てると思うので、4Kのオススメとかも調べれば出てきそうだな~。
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