デビルマンとネットフリックス~その2~
続報。つってもあれを書いた日に残りを見たり。
●デビルマン crybaby
「デビルマン」ってちなみにみなさんはどう発音してるんだろ。劇中では「デ」の上にアクセントがある感じで、たぶんこれが公式イントネーションなのだろうけど、自分及び自分の幼少期からの友人間では、「ビ」の上というか、、、言葉で伝えにくいなぁ。
「しずる」のアクセントで「デビル」を言うような言い方が、僕らのデビルマンだったのに対し、公式はいわゆる「デビル」に「マン」を付けたような感じになってる。
まぁそんなどうでもいい話はともかく、
とりあえず最後まで見て僕が思ったこと。
どうやら「いきなり最終回」というマンガ本で、最終話だけ読んでたっぽい。
つまり、そこまでに至る経緯は全然わからないが、ラストシーンだけは原作そのまんまだった気がする。それだけ印象的な最後であったし、旧テレビシリーズの展開とは似ても似つかぬ「重さ」。
※まぁ子供にあの展開はキツ過ぎると思うし、僕らにとっては「あのデビルマンがデビルマン」だったわけだから、何にも問題はないのだが
一応ネタバレなので言葉を濁すけど、「そうなっちゃうよね~」って感じがスゲェあった。
泣けたのは一箇所。(原作がどうだったのかはわからないけど)
サマーウォーズで「僕のアカウントを使って下さい」ってドイツの男の子に言われたのと「同じようなシーン」。
まぁこれでわかる人ならわかるだろうと。あそこは結構泣けた。でも言っても一握りの人間なわけで、結末として「あんな感じ」になっちゃうのは、結局避けられなかった、ある意味救いがない話だったんだなぁって。
ちなみに本作がどれほど素晴らしいかを計る尺度のひとつとして、
原作者永井豪が声優として参加していることが挙げられる。
当たり前の話、アニメが気に入らなければ声優だろうとなんだろうと参加するわけはないわけで、その点でもかなり「原作レイプならぬ原作リスペクト」が貫かれていることがわかるし、実際そうだったんだろうな~と。
・・・でも僕は好きじゃない、、、というか、ミキは死んで欲しくなかった。
やっぱいくら完成度が高かろうと、いくら原作通りだろうと、僕はハッピーエンドが好きだし、アクロバットだろうと荒唐無稽だろうと、不動明と牧村ミキが添い遂げて欲しいと思ってしまう。
単なるわがままなのもわかってるけど、やっぱりこの終わりは切なすぎるし、救いがない。個性であるし、インパクトもあったのだろうと思うけど、果たして「正解」だったのかはわからない。デビルマンは人気を博し、50年経った今でもみんなの前にこうして現れることを鑑みれば、この終わりがすなわち正解だったのかも知れないけど。
・・・
かなり満足度の高いアニメではあったけど、個人的にはやはり音楽がもっと好みであればなぁという気持ちは残った。ラップは一つ残らずジャマだったし、メッセージ性のアピールはどんな映画でもしゃらくさいとかウザいと感じてしまう方なので、あそこでグッと来たりはしない。主題歌もエンディングも、、特にネットフリックスで見ると「はしょれる」ので、さして印象にも残らない。だからこそ手抜きだったとも言えるけど。
最終的な満足度は前回と変わらず★★★。ラップが無くて、主題歌とエンディングがともに名曲と呼べる出来であったなら、プラス2点の8点行ったかなって感じ。てか、一番良かったのは2話とか3話辺り?あ、シレーヌの話もよかったかな。終盤は盛り上がったけど好みではなかったな。
●ネットフリックス
とりあえず「官能」で検索するとエロ動画がヒットする。あと、いくつか同系統の作品を見ると、アマゾンのようにそればっかオススメしてくるようになる。最初に好きなジャンルを訊いてきたけど、それが変わっていく感じかな。
前回も書いたけど、見てる映像が果たして4Kなのかどうなのかは、正直今でもわからないが、ひとつだけわかったのは、
IEを経由して見てた動画は、確実に4Kじゃない
我が家のIEのバージョンでは、HTML5に対応してないので、普通に720Pまでしか通らなかったと思う。クロームなら見られたかな~とも思うけど、とりあえず4Kだという「ハイパーカー※スーパーカー以上の高級車」や「海洋生物」の動画を見た限りでは、あんまり実感はない。
おとなしくテレビのネットフリックスボタンから見た方がいいかなって感じ。
ちなみにトラフィックの影響か、SD画質並に低画質になることもあったし、パソコンで画面が止まってブラックアウトしたり、HDMIの接続不良か数秒画面が映らなくなることもあった。操作関連は慣れればテレビのリモコンの方が便利かも知れないし、、、
操作に関しては、DTVはマウスメインだったので、同尺度では比べられないけど、特にOP、EDを飛ばしやすく作られているので、続けて見る分には、ネトフリの方が圧倒的に快適。早送りは出来ないが、シーンジャンプも細かく、やりやすい。
一方で、例えば洋画を探したい、洋画のアクションを探したい、みたいな状況だと、イマイチジャンル関連のメニュー階層がしっくり来ないというか、探しづらい感じ。検索は出来るのに、例えば「4K」で検索しても4K動画が全てヒットするわけじゃなく、かつ、サムネイルの説明にも「UHD※ウルトラHD、つまり4K」や「HDR※ナントカダイナミックレンジ?つまり綺麗」みたいなのでその対象をピックアップしてくれるわけでもない。エロの話に戻るけど「大人向け」というキーワードでジャンル分けされたものがヒットするわけでもなく、
なんだかなぁって感じ。
あと、「プレミアムコース」にする最大のポイントだった4K動画も、その意義を活かせるSF系の作品が「全く無いっぽい」。結局デジタルソースそのものがまだ4Kとして存在してなかったのか、ネットフリックスオリジナルの海外ドラマ中心というか、極端な話、
全部人間ばっかかよ!
※アニメもあります念のため
例えば、パシフィックリムやスタートレック、トータルリコールみたいな、超高画質が「活きる」作品は4K配信の中にはひとつもなく、結局、
古い映画は4Kのソースがない
新しい映画は無料配信はしてくれない
結果、オリジナルドラマばっかりになってる感じ。
まぁ見てみれば面白いのかも知れないけど、なんだろ、自分の中であんんま海外ドラマにピンと来ないというか、「ピンと来たくない」感じがあるんだよな。
別に同じ事だと思うのだけど、ブログで例えば「これを見ました面白かった」って書く場合、全10話で1stシーズン、みたいな海外ドラマより、映画1本の感想の方が、
自分が読む気になる。
もちろん見てる人なら共感も出来るし興味も沸くだろうし、もっと言えば僕がフックするゲームや漫画なんかよりずっとキャパが多いのかも知れないけど、
読者としての自分が、海外ドラマを求めてない。
何度も言うけど面白ければ別だとは思うのだけど、例えば「ハウスオブカード」も「シャーロック」も、「フラッシュ」「スーパーガール」ほか何か見たかな、1話だけが面白いとか、1話見ただけじゃ全然流れ込んでこないというか、、、
続き物特有のズルさが見え隠れする気がする。
最初から結末を決めてないというか、もちろん漫画の週刊連載だって同じ事だと思うのだけど、、、。
あれだけ話題になった「24」だって1話見て嫌になっちゃったからな。「ゲームオブスローンズ」も、、、。
で、ネトフリはそう言う海外ドラマが強い気がするわけで、正直この流れだと、
エロ目的のみで課金を続けるんんだったら、別段続けなくて良くね?
って感じになってるのが本音かな。ただ、
ラーメン大好き小泉さんがあったのは嬉しかった。
思わず3話まで一気に見ちゃったからな~。
・・・
善し悪しあるけど、2、3日触った手触りで言えば、DTVの印象のが良かったっていうか、それが最初の動画配信サービスだったから、ジャッジが甘くなってた可能性は捨てきれないけどさ。
みんなは何か配信サービス入ってたりする?オススメとかある?え?DMM?
わからんでもない。
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