沖縄と北海道とGの話
※もし内容に間違いがあったらゴメン
自店のチラシには毎回挨拶文を書いているのだけど、「夏と冬どっちが好き」って話を書こうと思ってネットで情報を集めたら、存外分母の大きなネタがなく、
※今は亡きミーバースのアンケートとかにありそうだったけど、それも無く。てかミーバースのアンケートって今思えば結構凄いデータだったよな~
代わりに見つかったのが「沖縄と北海道、一生住むならどっち」
暑いから寒いから、食べ物が美味しいから海が好きだから、、、そんな理由で決めるとばかり思ったら、さすが日本人、そんな「目先の欲」では動かない。旅行するならそれを理由にすればいいけど、「住む」となると、もっと現実的な視点で考えるようで、
・歳取ってから雪かきは無理!だから沖縄
・この世の中で一番嫌いなヤモリが普通に家に入ってきて泣いた、北海道で!
大きく分けて、北海道の雪と、沖縄の虫。これが明暗を分けてる感じ。
ある意味切実。
もちろん「寒いと体調崩す」「クーラーが苦手」、「着れば何とかなる」「北海道と言っても網走は微妙」みたいな話もあり、最終的に沖縄に軍配が上がったものの、そこまで大きな差という感じでもなかった。
で、特に興味深かったのが、
「G」の話。
つまり、沖縄のゴキブリは凄く大きいという。
通常本州のゴキブリは成虫で4cmほどにしかならないが、沖縄のは世界中で沖縄にしか居ない固有種で、
最大8cm!触角を入れると20cmを超えるという
重量もかなりあり、「ヘラクレスゴキかよっ!」とまことしやかに囁かれる。肩に止まるとその重みでズッシリ来るレベル。
またその性格も非常に攻撃的かつ殺人的。本州のゴキブリと言えば、「飛ぶ」と言っても壁からグライダーのように滑空するレベルで、詳しい話で言えば、気温が30度以上ないと、内部の筋肉が萎縮しちゃって飛ぶことが出来なくなるという。
とりあえずクーラーが効いた部屋なら、「飛来G」はない。
しかし沖縄はそんなもんじゃない。羽根の構造が特殊で、枚数も6枚!重たい体を機敏に動かすため、筋肉の量も本州の比ではなく、「壁からの滑空ではなく、地面から高速離陸。あまつさえトンボのように空中で静止!さらに方向転換したあと、スズメバチのように高速でターゲットに向けて飛んでくる。
そして、長さ3mmもある鋭利な歯で、噛みつき掛かってくるという、、、
※ちなみに沖縄と言えばハブが有名だが、大きめのハブの毒牙ですら4mm。このゴキブリがどれほど恐ろしいか想像に難くない
噛まれると激痛が走るだけでなく、雑食で死肉すら食らうヤツのもつ、、、「ナチュラル毒手」となった毒素まで流れ込み、瞬く間に腫れ上がるという。適切な処置をしなければ、命に関わることすらある。
恐ろしい特性はそれだけではない。本州のGが「か弱い乙女」に思える恐ろしい点、、、
ヤツらに効果のある殺虫剤は、2018年現在、発明されていないという・・・
ゴキジェットWを噴射すれば、大抵のゴキブリは「永眠」。もしくは「沈静化」「クールダウン」「コマ送り」みたいな状態になるはずだが、沖縄オリジンは、
噴射口を敵と見なし、高速タックルをカマしてくる。
堅い表皮は叩いて殺すことも難しく、
ヤツらを倒すには、もはや「家ごと焼く」しかない・・・
当然ゴキブリなので、「一匹見つけたら3億匹居る」の言葉通りに大量繁殖しているし、夏の夜の沖縄繁華街などは、
このゴキブリを踏まずに歩くことが出来ないレベルだという・・・
伝説には、「あまりの量で街灯が見えなかった・・・」とか、「ゴキブリに乗って空を飛ぶじいさんを見た」なんてものまで。
世の中には物好きが居るもので、ペットとして買う人も少なくないが、買う時にはプラスチックのケージではなく、鉄製のもの、
※出来たらステンレス製が望ましい
を用意しないと、あっさりと食いちぎられて寝首をかかれるので要注意!てか、夜間家主の首筋に噛みついてきたなんて話は、
沖縄では日常茶飯事だからっ!
そんな凶悪無限大の沖縄オリジンだが、唯一の弱点は、
地上歩行速度がやや遅い
と言う点か。飛ぶことに特化した筋肉と羽根の構造は、地上を歩くのには苦手なようで、走って逃げれば逃げ切れないこともない。
もちろんヤツが「飛ばなければ」だが。
固い筋肉と巨大な体躯のせいで、狭い隙間に潜り込むことも出来ないので、沖縄で家を建てる際は、隙間という隙間をキッチリ目止めしておけば、外部からの侵入を防ぐことが出来るかも知れない。もっとも、ヤツらの卵は風に乗って運ばれてくるため、
わずかな隙間から屋内に侵入&孵化し、いつのまにかゴキブリ王国に、、、
なんてこともあるから、全く油断は出来ないがな。
ヤツらのせいで沖縄には野良犬や野良猫が居ない。理由がなぜかは、各自で判断してくれ。
てか、
これだけ読んでなお「住むなら沖縄でしょ!」って人が居るとしたら、その人はもはや、「ゴキブリが主食」の人だろう。まさに、
「Gの食卓」ってヤツだな<上手くねぇよ
・・・
多少脚色したけど、「本州とは別の種類で大きさも大きい」「飛んでくる」「噛みつく」「移動が遅い」などはホント。つかアメリカ映画に出てくる「ダンゴムシのデカイヤツ」みたいなゴキブリならまだ「別の昆虫」として認識出来るけど、「いつものゴキブリ」のルックスで体長だけデカいとなると、
話は別。
って感じだよな。興味本位もクソもなく、見たくないわ。
ちなみに、Googleで「沖縄のゴキブリ」を検索すると、
写真もバッチリ表示されるので、あくまで自己責任で。
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コメント
クリスさん、皆さん、( ゚▽゚)/コンニチハ
画像見ちゃいました。
夏好きだから、行ったことない沖縄には行きたいですが、住むのは無理だと判明(笑)
G苦手です。
中三のとき理科担当の美人教師が、素手で捕まえてポイしたのに衝撃を受けました。
でも、ごきチャって漫画は2巻まで買いました(笑)
投稿: KC | 2018年3月25日 (日) 13時11分
ゴキブリはホントに嫌だぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!!!!!!!!!(´;ω;`)
投稿: まぐろ | 2018年3月25日 (日) 20時22分
まいどですお二人さん、クリスですども。昨日は午前0時過ぎに娘の友達二人を迎えに行き、帰りにライトアップされた桜の下でイイ感じの写真を撮りました。こういう青春のニオイがするシーン、僕らの時代は記憶に留めるだけだったけど、今の子は気楽に形で残せるのが羨ましいですね。その分過去に強く縛られ過ぎるのかも知れないけど。
>KCさん
子供の頃はよく両親に連れて行って貰いましたが>沖縄、時間にして40年前後前。珊瑚にしても熱帯魚にしても、いろんなものがその当時とは変わってるんでしょうね。
ちなみにそんな沖縄旅行の中で、一度だけ台風の直撃を食らったことがあって、外に出るのもままならない中、一枚だけ写真を撮ったのですが、
体が斜めになってて、かなり愉快でした(^^
※椰子の木を掴まりながら渡り歩くくらいの強風。文字通り飛ばされそうでしたね。島で周りに何もない分、ダイレクトに風を受けるから
子供の頃は結構な状況でも楽しいに変えられたりするんだな、、、って書いてから思ったけど、
僕なら今でも楽しいに変えられるかも(笑。
・・・
つか「美人先生」ってだけで、なんだかこう、
ズリィよ!
って感じがするのは僕が変質的なの?ゴキブリ素手でとか、むしろ恋しちゃうわ(笑。
>まぐろさん
頻繁に見かけて駆除してを繰り返してたひとり暮らしの頃だと、だんだん慣れていくんですけどね。久しぶりに見ると今でも結構引きますね。
もっとも僕の場合は、小学校の飼育委員で夏休みに鳥小屋のエサやりに行ったときの記憶があるので、、、まぁ詳しくは以前ブログで書いたような気もするので、ここでは、
あえて
触れませんが、ちょっとくらいの衝撃は、結構平気です(^^。
投稿: クリス | 2018年3月30日 (金) 21時54分