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2018年5月23日 (水)

マツコの知らない世界と冷凍食品

もしかしたら既に一週間以上前の話になってるかも知れないが、割とスマホがらみで忙しくて書けなかったので今日書く。こないだの2時間スペシャルの話。

前にもこの番組に関しては触れたことがあるけど、つまりは「人が好きな物のことを熱く語るのは、見ていて気持ちが良い」という話。相手が共感してくれるかどうかはわからない。が、共感してくれる可能性がゼロではないところに、マツコや、「未来創造堂」の木梨の存在理由がある。全部とは言わないまでもたとえ一点、一箇所でも「それはわかる」とか「きらいじゃない」と言って貰えたら、それで万々歳なのである。そもそも自分のその「高濃度な嗜好」が、世間一般の多数派になるとは思ってないわけだし。

ともかく、そんな中前回のお題は三つ。

・シュウマイ
・ディズニーランド
・下水道

なかなかのラインナップである。うち一番尺が取られていたのは、真ん中のディズニーランドで、語り部も芸能人風間俊介(漢字自信なし)。順番に触れる前に、、

 食べ物、客受け、ニッチ

この3本立てのラインナップに「番組ディレクターのセンス」を感じる。この番組のファンが100人居たら、最低でもどれかひとつにはフックするだろうな、と。実際の事情はわからないけど、何本かは撮り溜めていて、こういうスペシャルなタイミングで「これとこれとこれ」みたいなチョイスとかもしてるかも知れない。

まぁそれはともかく。一応順に触れるが、ぶっちゃけこのブログはこの番組の紹介ブログではない。自分が言いたいことはとても偏っている。つまりは「100人の中のひとり」なわけで、全部が全部フックしたわけではない。

●シュウマイ

僕はシュウマイが「基本嫌い」である。まずグリーンピースがそんなに好きではない。というか、シュウマイのグリーンピースは、グリーンピースの食べ方として、「特に嫌い」なレベルであり、むしろシュウマイのグリーンピースが無ければ、シュウマイもグリーンピースもどちらもそんなに嫌いにならなかったのではないか、というくらい「シュウマイ×グリーンピースコラボ」が大嫌いなのだが、

 番組でもやっていたけど、「グリーンピースを乗せた理由」を見てひどく納得。

 なんだよ「ショートケーキのイチゴ」って。つまりは見た目って。

見た目重視でクソ不味いものを食わせるなんて、スウィーツに使われてる「アラザン」
※銀色の仁丹みたいなヤツ。これもクソ不味い
みたいなもんで、「美味しさとは全く無関係」もっと言えば、「それによって不味くなるとかどうでもいいから」と言わんばかり。

 念のために言うが、僕はグリーンピース単体で食えないわけじゃないし、「美味しいグリーンピース」まで嫌いというわけではない。ただ純粋にシュウマイには合わないと、特にシューマイの「蒸す」という作り込みとグリーンピースを調理する調理法が合わないと言ってるのだ。グリーンピースは「煎る」ものだと僕は思うのだ。

そんなシュウマイ嫌いの僕なので、食べてるのを見ていてもほとんどフックしたりはしない。というか餃子とシュウマイでは、億ゼロで餃子の方が好きな自分である。てか、

 一番不味い餃子と、一番美味しいシュウマイなら、さすがにシュウマイが勝つけど

そのレベルである。

 冷め切った餃子と、できたてホクホクのシュウマイなら、さすがにいい勝負だけど

そのくらい餃子寄りの僕なのである。そもそもシュウマイの中身すらも、そんなに好きではないのだ。いや、そもそも、

 僕は挽肉がそんなに好きではないのだ。

つまり、

 僕はハンバーグがそんなに好きではないのだ。

 肉まんがそんなに好きではないのだ。

 メンチカツがそんなに好きではないのだ。

「だったら食うなよ」という声が全宇宙からニュートリノ並の濃度で降り注いできた気がしたが気にしない。

 そんなに好きじゃなくても、たまには美味しいと感じることもあるし。

ちなみに、餃子の方がシュウマイのが好きな理由を察した場合、「ああクリスはニンニクが好きなんだな」と早合点する人も居るかも知れないが、

 僕はニンニクも好きではない。というか、食えなくはないが、たくさん食べるとかなりの確率で胃もたれして気持ち悪くなってしまうのだ。

餃子が好きな理由は、つまりはラー油と餃子のタレ、そして皮の固さ、ニラとブレンドされた具のバランスが好きなのだ。つまり、

 徹底的にシュウマイを「餃子化」すれば、きっと僕も好きなシュウマイが出来上がると思うのだが、

その辺は何か「シュウマイ教」の見えない圧力があるのか、実現したブツを見たことがない。

で!

そんな僕だったのだが、冒頭に書いたように、「人が好きな物のことに熱弁を振るってる」のを見るのは好き、そして、

 人が美味しそうに食べてるのを見るのも好きなのだ。

 ・・・小栗旬が美味しそうに食べてるCMがスゲェ心に刺さったのだ。

番組中でも軽めに触れられ、マツコのリアクションも上々。となれば、

 もしかして美味いのソレ?

という気持ちになったとしても不思議はない。っていうか、その番組はほぼリアルタイムで見ていて、明日は仕事が休み。以前行ったときたまたまその個性的なパッケージを覚えていた僕は、近所のスーパーの冷凍食品コーナーにあったことを思い出し、同時に、

 開店時間に行けば買えるはず!

もはやイベントである。スーパーの開店時間を調べ、翌朝目覚ましを掛け、着替えてきっちり開店3分前に到着するように家を出る。

 開いてんじゃん!!!

ひどく狼狽する僕。小走りで店内へ潜入。脇目もふらずにカゴを取り<脇目してる、すぐさま発見。見える在庫はわずか3袋。思わず「とんでもなく美味しかった場合」を想定して2つ取る。ちなみに9個入り398円は決して安くはないが、イベントの一環だと思えば出せない額じゃない。これがディズニーランドのコットンキャンディチュロスだったりすると、往復の交通費だけでも2袋分796円では効かないだろう。

で、おもむろにそこ行く店員に尋ねる。「ここの正確な開店時間は何時だったの?」と。すると、

 「9時半です」

そんなバカな。だってまだ9時半になってないぞ!?

 「5分前には開けますね」

わざわざ「正確な」と前振りしたのに、と思いつつ、こういうウザい客はたぶん僕ひとりしか居ないだろうし、そもそも「ブツは無事手に入れた」のだから、ここはおとなしく引き下がることにする。もしこれで買えなかったら、たぶんこの建物ごと踏みつぶされてただろう。何にかは知らないが。

で、帰宅後マッハでレンチンだ。余談だが、「レンジでチンする」とか「レジでピッしてもらう」という表現は、僕的にあまり好きではない。POSレジでなければピッという音はしないし、

 僕はレンジのチンという音が嫌いなので、まず「鳴る前に止める」のだ。

大体レンジの暖めも、自分の期待通りの温度に仕上がることはまずない。10回やって1回ないくらいの低確率なわけで、ホントに難しいのだ。だって、冷凍食品だって「その冷凍の度合い」もあるだろうし、何より、

 お好みの温度は人それぞれなわけだし。

「アツアツ」が好きな人も居れば、「ホクホク」が好きな人「ヌクヌク」程度で許せる人も居る。僕は比較的熱い方が好きなのだが、

 言ってもラップが溶融してもはや人が食べられる下限を下回ってしまってるレベルはさすがにNO GOODだ。

まぁそんなこんなでやや熱めに暖めて食べたところ、、、

 うん。まぁ美味しいけども。

いつもかみさんがチンするときは、かなりぬるめに仕上げるのだけど、僕は熱い方がいいのでガッツリ行く。そこにどのくらい温度差があるかと言えば、

 電子ジャーのご飯を、出してすぐチンすることがあるくらい温度差がある。

ジャーのご飯は、炊きたて時は十分に熱いのだが、保温状態でさらに冬場だったりすると結構瞬く間に冷めたりするのだ。せっかくなら美味しく食べたい。コンビニのおにぎりすらも僕はチンして貰う派なのだ。

 なのだが、こないだ「少しだけ暖めて下さい」と頼んだおにぎりが、「ガン熱」になってたときは、さすがに殺意を覚えた。

どのくらい熱いかと言えば、

 全く手で持つことが不可能なレベル。

10秒で適温なところを、1分30秒やっちゃった感じと言えば伝わるだろうか。もはや手どころか舌すらヤケドするほどだった。運転中それが原因で事故るとこだったわ。

話を戻すが、そのシュウマイの味を一言で言えば、

 頭が「クリッ」と巻いてある高い中華まんの具材で作ってあるシュウマイ

もうそれ以上でもそれ以下でもない 番組では「冷凍食品っぽさはないわね」とマツコが言っていたが、常日頃から意識したことはないので、その度合いは僕にはわからない。ともかく、僕の「高い肉まんの肉部分の塊」という感想は、自分で言うのもなんだけど結構正鵠を射ていると思う。

 なので、もしああいう味が好きな人は、試しに買ってみてもいいと思う。

ちなみに一回目のレンチンには成功したのだが、二回目は、、※2個同時にレンチンし、

 まんまと1個は熱い。2個目の半分はしっかり熱いのに、残り半分は冷凍のまま

という何とも後味の悪い状態に仕上がってしまった。未だに電子レンジのメカニズムがよくわかってないのだけど、こういうのはどうしたら失敗をなくせるんでしょうかねぇ。

 全体がぬるい、ではなく、一点猛烈に冷たいところが残る理由がわからない。

ちなみに、この正式名は、「味の素 豚のあふれる肉汁にXO醤と葱油が香るザ★シュウマイ」であるのだが、

 一袋目が折り返しに差し掛かって、ふと気付くと、

 二袋目が全く別の商品だった!

ビックリ過ぎるくらいビックリである。「え?なんで?」である。どう考えても重ねて積んであっただろ、である。てか、

 よくよく見たら、「全く違うパッケージの同じ商品」だった。

意味が全然わからないのだが、どうやら片方は「数量限定金パッケージ」というヤツだった。

 全然金色じゃないのに!黄土色だろソレ!
※あんまり悔しかったので掲示板に写真をアップした

ホントに金ピカならまだしも、なんだかいろいろ納得出来ねぇなぁと思ったって話。

●ディズニーランドの話

ぶっちゃけ風間俊介に関しての知識はゼロだが、なかなかに爽やかで、なかなかにトーク力もあるイイ感じの子だった。「子」というには35歳はそこまで若くないのだが、パッと見24歳くらいに見えるのは、僕が歳を取ったからなのかも?

ともかく、番組内の予告でちょいちょい出て来る「ディズニーランドの話」を見る限りでは、全く期待してなかった。僕はディズニーランドに生涯2回しか行ったことが無く
※その点ではマツコと同じ
図らずも一回目にはとても印象が良く(後述)、そして二回目にはその印象が崩れるという経験をしている。
※ブログでも書いていると思うけど

テレビでやってる特集などを、何の気ナシに見ることはあっても、特に行きたいと思うこともなく、おみやげで買ってきて貰うお菓子を食べても、特に最近のクッキーやらせんべいやらのクオリティの低さに、ゲンナリしたりもしているのだ。

 あんなのどこでも食えるだろ、と。

 昔々ディズニーランドのお土産で貰った「飴」は、ディズニーランド以外どこにも売ってない味と見た目で痛く感動したのに、と。

そのレベルの「ディズニスト」である僕だったが、風間くんのスタイル、として視点には、

 痛く胸を打たれた。

なぜなら、「僕と非常に近い視線で見ていたから」。

僕がディズニーランドに初めて行ったとき、最も感動したのは、

 シンデレラ城のほとりの池

その日は小雨が降っていたのだが、その池の水は完全に透明で、まさに今朝掃除したばかりなのではないか、水底の砂利まで見える、舞い散った金色の丸い紙吹雪ならぬプラ吹雪が水面に浮かび、それはそれは感銘を受けたのだ。

 池の掃除ってスゲェ大変なの知ってるから。

テレ東の「池の水抜いてみた」を見ても、ヘドロの欠片もないレベルまで掃除するのは絶対に、

 絶 対 に!

不可能だ。だから、その透明さを維持するには、「毎日毎朝徹底して掃除し続ける仕組み」作りと、掃除するスタッフのプライド、気合い、ノウハウなど、物凄くたくさんの「不可欠」がある。

 さすがディズニーランドだな、と。こんな池、まさにここでしか見られないな、と。

ちなみにもうひとつは、池に囲まれた岩の島みたいなところにあるベンチで、昼寝をしたとき、そのベンチの形状が、

 とても背中にフィットしたこと。

つまり、とても寝心地が良かったこと。

 さすがディズニーランドだな、と。

なので、風間くんが「小説を読んだり、ぶらぶらと歩いたり、2階の作り込みに感動したり、ゴミ箱の違いをランキング化したり」というのは、とても共感出来たし、

 勝手に嫌いになってるのはオマエの都合だろ

って言葉も、とても気持ちよく胸に刺さった。まぁ僕は嫌いになってるわけではないのだが。

ちなみに二回目に行ったとき僕ががっかりたのもまさにそんな理由。

 一番最初、真っ先に見に行ったシンデレラ城の池が、まんまと濁っていたから。

その日は雨ではなかったし、「濁る理由」というのは、一言で言えば「毎日掃除してない」だけで十分過ぎるのだが、つまりそれは、

 前回来た時の「透明な池」は、まさに「たまたま掃除した直後だっただけなのかな」と。

もちろんその頻度は、ヘドロの池の掃除とは比べものにならないくらい頻繁だとは思う、だとは思うが、

 綺麗で居て欲しかった!なぜなら僕は「それを見たくてディズニーランドに行った」くらいだったから。
※つか正確には家族が行くのに一緒に連れて行って貰っただけなのだけど、「僕の理由」はそこだったから

ちなみに、誰かがゴミを落としたのを見ていて、そのまま「何秒くらいでそのゴミが掃除されるか」を見ていたりもした。タイムは忘れちゃったけど、結構早かったと思う。30秒以内とか。列に並んでた暇つぶしみたいなもんだったけど、

 もはやそれすらも芸みたいなもんだな~って。

まぁボートを動かすレバーとか、舞台袖との境目とか、かなり細かいところをチェックするような見方をする方もする方だとは思うけどね。

 でも番組はとっても楽しかったな。

●下水道

写真は素晴らしかったが、「スピーカー:話し手」としては最低だったので、見ていてヘドが出るほどだった。

 下水だけに!

バランス的に「シュウマイオタク」「芸能人マニア」「プロの変態」を揃える意図はよくわかるけど、プロ故に「その方面での才能が突出してるところをもっとフォーカスする方が」いいんじゃないの?って思ったな。もっといろんな写真を紹介して欲しかった。そこはディレクター、甘かったな。

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総じて★★★☆くらい満足した。てか近所にディズニーランドがある暮らしとかって、いろいろ違うんだろうな~って思ったわ。ちなみに風間くんが23年間だか更新し続けている年間パスポートは、現在大人1枚89000円。これを高いと見るか安いと見るかは、「ディズニーへの依存度次第」というところだろうな。

 週3で通うなら、間違いなく安いと思うわ。1日570円だからな。

長くなったので冷凍食品の話はまたにする。

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